鞍掛峠(三重県側)--鈴北岳


- GPS
- 08:24
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
7:05 犬返橋(赤い橋)
7:29 コグルミ谷登山道入口
7:56 鞍掛トンネル到着
8:07 鞍掛トンネル出発
8:39 鞍掛峠
8:50 ワカン装着再出発
8:58 鉄塔
11:00 鈴北岳山頂
12:16 鞍掛峠
12:40 鞍掛トンネル到着
12:59 鞍掛トンネル出発
13:33 犬返橋(赤い橋)
14:20 駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鞍掛トンネル--鞍掛峠までの登りで一部崩落あり(足元安定しない箇所) 鞍掛峠上部に一部雪庇あり。 登山届ポストは、コグルミ谷登山堂入口と、鞍掛トンネルからの登山道にあり(ただし、用紙は持参する必要あり)。 鞍掛トンネルまでの国道306号は冬季通行止めです。 |
写真
感想
当初、3月12日(土)の午後、仕事が終わってから現地に向かい、トンネル付近でテントを張り、翌日の13日(日)に御池岳に登る予定であったが、金曜日の東北地区の地震の影響で東海地方でも大規模な地震が考えられるため12日を止め、13日の日帰り登山とした。
(本当はピークハントを目的としておらず、新しく買った靴とマットの試しに計画した山行であったが靴試山行に変更)
国道306に向かうが、そこまでの間の道には電光掲示板で「冬季閉鎖」の案内があるので、道に迷う事が無い。
黄金大橋南を西に入るが、手前1Km程度南に公衆トイレがある。これは便利。
3月中は鞍掛トンネルまでの国道306号が冬季閉鎖であるため、トンネルまで歩く必要がある
閉鎖ゲートが設けられ、その手前に駐車スペースがある。10台以上置けると思われるが、側溝にふたがある場所が1か所しかないので、よく見てはいらないと脱輪する可能性がある。
駐車場に到着すると先客がいて話かけてくれた。先週は、御池岳山頂では樹氷が見られたが今日は無理であろうとのこと。何回も登られた方のようであった。その方に遅れること10分程度して出発。
一応、ピッケル、10本歯アイゼン、ワカン、ポール(スノーバスケットも)を持って行く。股引はヒートテック、下着はAEONの速乾シャツ、上はスポーツショップの締め付け長そでシャツ(化学繊維のみ)と半袖Tシャツ(化学繊維のみ)、ズボンは昔使っていたスノーボード用のズボン。
(山専用の衣類は製品は高くて買えない・・・・雨具ぐらいか・・・)
・国道306号線の目安
通行止めゲート:61.8キロポスト
犬返橋(赤い橋):65.3キロポスト
コグルミ谷登山道入口:66.8キロポスト
鞍掛トンネル:68.1キロポスト
鞍掛トンネルまでは、6Km以上あるので淡々と歩くしかない。コグルミ谷を越え、カーブを2つ曲がると除雪されていない路になり国道上の雪が多くなるが、ここ数日の気温で随分と融けている。しかし、朝9時頃の段階では路面上で再度凍結した水がとてもよく滑るので注意。
トンネルまでの歩きで、昨年富士山で発生した股関節痛が現れ、御池岳まで辿りつけるか心配。
鞍掛けトンネルの手前には10台以上止められる場所があり、そこから登山道が伸びている。
トンネルから峠までは急登の部分や崩落部分もあるので注意。足跡にスノーシュー下山の跡もあったので、数日前までは結構な雪であった可能性がある。
(個人的にはスノーシューを履くと逆に危険な道幅の場所と思った)
峠に上がると地蔵があり、地震災害に対して少しでも被害者が少なくなるように祈る。峠からは雪を被った伊吹山がみえる。
稜線にかかると雪の量が増す場所が現れるためワカンを装着。先行者もこの場所でワカンを装着したようだ。トレッキングポールにスノーバスケットも装着し万全の態勢。ワカンは1年前、愛知の茶臼山で使っただけ。
先行者のワカン跡に足を乗せるが、体重90Kgオーバーの私が乗るとさらに5cm以上沈む。股関節痛もあることだし、体重を減らす必要性を痛感。
雪庇に注意して登る。背面には伊吹山と御嶽山が姿を現す。
鈴北岳山頂付近になると樹木が減り、一面の雪原となるがのぼりが続く。風も強くなるが幸いにしてこの日はとても心地良い位の風であった。
先行者にあくれること30分程度で鈴北岳に到着。股関節痛の問題と、思ったより時間がかかった。
コグルミ谷登山口では「一部陥没あり」との案内があった。御池岳は初めてであるが地図はある、しかし、雪面となるとどこに池があるかもわからない。御池岳へは股関節痛で登り返せないと思うので、コグルミ谷方面へ向かおうと思うが、トレースがなく不安であった。道を誤った場合、登り返す間に股関節痛がひどくなり動けなくなるかもしれないので、道がはっきりしている、鞍掛峠に戻った。
トンネルでは路上でモチを焼いて食べた。水で戻す米は単価が高いのと、時間がかかり暇なので、これからは餅にすると決めてきた。餅を焼いている間、トンネルの滋賀県側から重機の音がしていた。通行止め解除に向けて除雪しているのかもしれない。
帰りは国道306号を下るのであるが、とても長い。時折振り返ると鞍掛峠の縦走路が見えると充実感を感じた。
新しい靴も一部靴ずれしたが前の靴よりもずっと良いし雪の中でも寒くなく十分なテストとなった。
今後、日を改めて御池岳は登ろうと思う。
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