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Yamareco

記録ID: 102997
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

御嶽(開田高原より往復)

1981年08月02日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.9km
登り
1,518m
下り
1,518m

コースタイム

四合目(10:05)〜六合目(11:30)〜七合目(12:05〜12:30)〜八合目(12:55)〜飛騨側頂上(13:45〜
14:00)〜七合目(14:45〜15:00)〜五合目小屋跡(15:45〜16:00)〜四合目(16:35)〜
尾ノ島滝入口(17:05)〜開田高原キャンプ場(17:30)
天候 晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関:
自家用車
開田高原でキャンプ中の同僚に車で送ってもらう。
キャンプ場から奥へ続く林道を行くと、右手に尾ノ島滝を見送り開けた台地に出たので降ろしてもらう。
七合目から摩利支天山が見られる
2011年08月21日 17:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 17:50
七合目から摩利支天山が見られる
鹿ノ瀬川源流に残る雪渓
(八合目上部)
2012年08月13日 20:14撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/13 20:14
鹿ノ瀬川源流に残る雪渓
(八合目上部)
八合目を過ぎると
シナノキンバイ・チングルマ・コイワカガミが
2011年08月21日 17:46撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 17:46
八合目を過ぎると
シナノキンバイ・チングルマ・コイワカガミが
2011年08月21日 17:46撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 17:46
飛騨側頂上〜摩利支天山を
五の池より展望
2011年08月21日 17:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/21 17:54
飛騨側頂上〜摩利支天山を
五の池より展望
三ノ池と摩利支天山
2012年08月13日 20:16撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/13 20:16
三ノ池と摩利支天山
三ノ池の残雪
2012年08月13日 20:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/13 20:15
三ノ池の残雪
涸れた四ノ池と継子岳
2012年08月13日 20:17撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/13 20:17
涸れた四ノ池と継子岳
飛騨側頂上の鞍部にて
2012年08月13日 20:17撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
8/13 20:17
飛騨側頂上の鞍部にて

感想

キャンプ場から右手に冷川本流に懸かる尾ノ島滝を過ぎ、くねくねと高度を上げるとオニアザミや白樺の林に。
やがて東が開けた台地に出たのでここで車を降りて歩き出す。
白樺に囲まれた砂利道を行くと「新高国有林」の看板を見て、しばらく行くと道が大きく右曲し
大きな導標が御岳登山口を示す。標高にして1400mで四合目に当たる。
檜やコメツガの樹林帯の道はぬかるんで陰湿な感じだ。
落ち葉のぬかるみを行くと正面に四合半の避難小屋となり、かすかに水を得られる小沢を横切り
露岩の登りとなる。うっそうとした苔むした陽のささない道をひたすら登る。
露岩の間は檜に切り株でうめて整備された道だ。切り株は新しいので作業中かも知れない。
広大きな御岳を支えるほんの小さな支尾根を黙々と登って行く。展望はまったく無い。
六合目付近は鞍部状の所で、1705mピークを右捲きした場所か。
やがて林相が変わり、檜からチシマササが現れるとやっと一部樹林が開けて御岳山頂、
摩利支天〜継子岳にかけての吊尾根が時々ガスの切れ間に眺められる。
するとすぐに小さな台地となり七合目の避難小屋に出る。頭上を遮る物がなく陽差しを感じる。崩壊したままの小屋で昼食とする。ラーメンをすすり、りんごとコーヒーで
一息つける。残りの山頂までの距離とキャンプ場までの帰り時間を計算すると、
山頂までは難しそうだが行ける所まで行こう。

小屋の左手を行くとやがて高山の証となる這い松が現れ2000m付近だとわかる。
岩陰にウメバチソウを見る頃になると、コースは枝尾根を外れて涸れた谷筋に変わる。
岩を飛び移り行くと谷底が広がり、緩斜面に出ると小さなお花畑となる。
イワカガミ、チングルマ、キンポウゲなどが咲き乱れている。
やがて森林限界に出ると次第に谷筋も、凹面を辿るようになるとザレになり
左手の広大な山腹には黒沢道を行く人影を見ることが出来、青い屋根の行者小屋も見える。
いよいよ山頂も近くなってきた。
這い松とザレの凹面は広いガレ場となり左手上部からは霧鐘の音も聞こえる。
斜面の尽きると遮る物はなく空が広がるのみだ。
点々とする岩の間をぬって駆け上がるとそこが飛騨側の頂上だ。
正面には先ほど見た摩利支天〜継子岳の吊尾根が有り、すぐ下には三の池が広がっている。
池の色はなんと表現していいか分からないほど神秘的だ。
時間を見ると少し余裕が有るので、右手のピークに上がり一服しながらこの景色を眺める。
残念ながらガスのため摩利支天のピークは見えない。
東眼下には日本のチベットと言われる開田高原がぼんやりとした光の下に広がっているが、
時々吹き上げてくるガスは濃く、雫が肌に落ちてくる。
むき出しの腕に触るとヒンヤリとして気温の低さを感ずる。もう少し先まで行きたいが時間が
無いので同じルートで下山する。

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