西岳から権現岳めざしたが・・・

2011年03月18日(金) 〜 2011年03月20日(日)

• GPS: 48:30
• 距離: 27.4km
• 登り: 1,756m
• 下り: 1,764m

コースタイム

3/18(金)
　10:00　小淵沢出発
　11:45　スキー場脇(登山口)着　靴に履き替え準備
　12:00　登山口発
　12:40　不動清水着
　16:00　西岳山頂直下の雪田着
3/19(土)
　 7:00すぎ出発
　 7:10　西岳着
　10:30　青年小屋着(休憩昼飯)
　11:00　出発
　12:15　権現岳への途中着(ここで引き返す)
　12:45　青年小屋着
　15:00　西岳をへてテント場着
3/20(日)
　 6:00すぎ発
　 7:00　不動清水着
　 8:00　スキー場入口着
　 9:45　小淵沢　道の駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

□中央高速バス　新宿→小淵沢
小淵沢から富士見高原スキー場をめざして歩く。
(車道沿いか信玄ゆかりの棒道)

コース状況／危険箇所等

●危険個所は特になし
雪解けのこの時期、日々刻々と状況が変化しているようです。ツボ足では時間・体力を消耗するので、西岳から青年小屋までワカンが必要。
青年小屋から権現岳は南面で急登の雪が緩いので注意が必要。
●赤テープも適度にあり、トレースなくても慎重に進めばどうにか大丈夫でした。
●登山口付近
スキー場と隣の「八峯苑鹿の湯」も営業してました。ここを拠点とすれば車で来ると楽でしょう。

写真

小淵沢で高速バスを降りて八ヶ岳を望む

棒道から南ア甲斐駒が見渡せる。あっち(黒戸尾根)に行くか迷ったが。

富士見高原スキー場とその後ろに見える編笠山、西岳

登山口　少し雪が残っていました

編笠・西岳の分岐　ここまでは踏み跡があったが、編笠方面へ向かっており、西岳へはトレースなし。自分で雪に踏み跡を付ける楽しみ

不動清水　この雪も帰りにはなくなってました。

3/20 21:29

ストックを両手にぐいぐい上る

頂上直下の開けた場所　なかなか森から出られず飽きてきたらやっと出た(^^)・・・

編笠山が目の間に

3/20 21:30

上ってきた足跡

この時期の八ヶ岳では風の心配もあまりないですが、木の陰を使わせてもらいました。

3/20 21:30

ほぼ満月　夜も月明かりが美しく照らしてくれました。

3/20 21:31

翌朝、南アルプスをバックに

3/20 21:31

西岳山頂

権現岳方面

青年小屋　やれやれ、時間がかかった(+_+)
小屋付近は風があるので森に戻って休憩

もう11時すぎ　権現岳の途中まで目指します。

3/20 21:32

カラ身+ワカンのため膝まで潜ることはめったにない

3/20 21:32

編笠山が見晴らせる(見下ろせる?)まで来ました

権現小屋が小さく見えます

青年小屋がはるか眼下に　今回はココで時間切れ、
もと来た道を戻ります。

戻ってきた西岳より
15時で急いで下りる必要もないので連泊

翌朝の富士山

テント撤収　お世話になりました。感謝して下山へ

スキー場　連休ですが厳しいでしょう

県境を越えて小淵沢へ下る。

撮影機器：

EXILIMケータイ W63CA カシオ

感想

taktak

まずはこの場を借りて、東日本大震災に被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
今回の山行は非常に迷いました。阪神淡路大震災の際にボランティアとして支援に行ったこともあり、今回も行かれないかあれこれ調べました。結果として3/16現在、受入体制が整っていないようなので、時期尚早と判断しました。-被災地の皆さん、もう少し待っててください。大した力になれないけど必ず行きますから-今回はそんな思いで山へ向かいました。
行く前は、うまくいけば西岳から権現を経て赤岳へと抜けられないかと目論んでおりましたが、雪の量から権現越えどころか、権現まででも大変だろうと計画を変えました。西岳から青年小屋まで予想以上に時間がかかったので、権現もあきらめて途中のピークで戻ってきました。この時期のこの辺りは雪が深く人が少ないので、自分でルートを判断してトレースを付けることができて、とても満足しています。
テントではラジオで震災の情報を聴いていました。さまざまなニュースに涙があふれました。今回、この山行は自分の次につながる確信を得られたので、行ってよかったと思っています。