栂池高原〜天狗原〜振子沢〜蓮華温泉〜雪倉岳〜蓮華温泉〜木地屋〜平岩駅
- GPS
- 20:04
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 3,572m
コースタイム
09:45 ゴンドラトップ
10:00 林道取付
10:15 林道取付 発
10:55 成城大学小屋
12:05 天狗原(昼食)
12:35 天狗原 発
12:55 振子沢(ピットチェック)
13:30 振子沢 発
14:45 コースミス(シール貼って登り返し)
15:30 蓮華温泉ロッジ
<3/31>
06:30 蓮華温泉ロッジ
07:20 兵馬ノ平
08:05 瀬戸川徒渉点
08:55 1650m地点
09:20 1650m地点 発
10:05 1790m地点(スキーアイゼン装着)
10:15 1790m地点 発
11:05 1963mピーク 着(滑走準備)
11:30 1963mピーク 発
12:00 瀬戸川徒渉点(シール登高準備)
12:15 瀬戸川徒渉点 発
12:35 1460mコル(昼食)
13:05 1460mコル 発
13:20 兵馬ノ平
14:00 蓮華温泉ロッジ
<4/1>
07:40 蓮華温泉ロッジ
08:05 ヤッホー平手前の沢徒渉点(シール登高準備)
09:20 栂平
09:50 角小屋峠(滑走準備)
10:15 角小屋峠 発
10:30 ウド沢徒渉点(シール登高準備)
10:45 ウド沢徒渉点 発
11:00 ウド沢右岸1420m地点(滑走準備)
11:20 ウド沢右岸1420m地点 発
11:30 ワサビ沢
12:00 車道出合
13:00 木地屋
14:25 平岩駅
天候 | 3/30晴れ→曇り→小雪、3/31曇り→雪→吹雪、4/1快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※大糸線230円:平岩15:25→南小谷15:50、路線バス500円:南小谷16:15→栂池高原16:45頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<3/30> ※林道歩きは鵯峰からの雪崩に注意。 ※うっすらと積もった雪で所々足首〜すねラッセル。 ※振子沢でのピットチェックでは表面から30cm程下に弱層あり。 手首を返すだけでズレが生じ結合が弱そうな気がしたので、 なるべくスキーヤーズライトの尾根に近い方、緩やかな方を滑った。 雪質は北斜面ということもあり軽いパウダー。 ※1700m辺りから左岸をトラバース気味に滑る。滑りやすい方に行ってしまうとルートの一本右の沢に入り込んでしまうので注意。 あまり無理せずシール歩行に切り替えるのも手。 <3/31> ※蓮華温泉ロッジからシールを着けずにトラバース気味に滑走していくが、 高度を下げてしまうと兵馬ノ平の北のコルの方に行ってしまいがち。その辺りは沢が割れているところもあるので注意。 ※兵馬ノ平への夏道に沿ってわりとツアーコースの目印がある。 ※1460mコルから瀬戸川徒渉点までは緩やか。シールのまま滑走しても問題ない。瀬戸川は豊富な雪で埋まっている。 ※雪倉の滝は雪で埋まっているが左に巻く。ただしあまり左に迂回し過ぎると斜度がきつい。 ※1936ピークへは沢から右の尾根に取り付く。尾根は雪が固くスキーアイゼン必須。キックターン等での滑落注意。 ※1936ピークより上は更なる強風・吹雪の為、撤退した。帰りは尾根は固め、沢はパウダーでした。 <4/1> ※乗鞍沢の橋を越えて、木地屋へのツアーコースの看板からドロップする。ヤッホー平への沢の徒渉点もたくさんの雪で埋まっており問題ない。 ※林道歩きは斜面からの雪崩、落雪に注意。 ※角小屋峠付近は雪庇が発達しているので注意。 ※ウド沢へは右岸側へ回りこむように滑る。上流地点の徒渉は問題ないが下流に行けば行くほど狭くきつくなるので注意。 ※雪が多くラッセル気味になるのでウド沢からはシールを貼って歩いたほうが無難。 ※ワサビ沢は水が出たりしがちなので右岸をトラバース気味に滑って切り抜ける。 ※そこからは木地屋までは細かなアップダウンがある。テレマークなら歩ける。 ※木地屋の民俗資料館や駐車場はまだ雪の中。所々の空き地は除雪用なのかもしれないので車のデポは注意。 |
写真
感想
3/30
・長年の目標でもあった雪倉岳。最低3日間は休めないと無理なのなかなか行けなかったが休みを確保していざチャレンジ。
・例によって中央道の小黒川PAでダウンし車中泊。朝起きて栂池高原スキー場へ。買出ししながら行っても8時半の始発に間に合うぐらいに着いた。でも結局準備に手間取り9時過ぎのゴンドラに乗ることに。
・3日間小屋泊りの為か荷物がパンパンになってしまい、ピッケルとアイゼン、アスファルト徒歩用のシューズは置いていった。
・ゴンドラより上のリフトは一つやってたじゃん!
その隣のリフトの運行しか聞かなかったオレも悪いけれど、リフト券売り場の人察してくれよ・・・ 結局リフト乗り場で購入できてよかった。
・天狗原までは天気もよかったのに・・・昼頃から曇ってきて雪もチラホラ。
・振子沢の出だしの広い斜面を滑りたかったがピットチェックして結合が弱くて怖かったのでなるべく危険の少ないコース取りをする。
・数日前に積もったし北斜面なので軽いパウダーが最高!
・できるだけ左側をトラバース気味に滑るが小栂平付近で登ってるトレースがあり、めんどくさかったので巻くように滑っていったら、案の定一本右の沢を下りてしまっていた。シール貼って登り返す。
どうせ林道から蓮華温泉ロッジまでシールで歩かないといけないなら早めに出せばよかった・・・
・平日ど真ん中だからか蓮華温泉ロッジは自分を含めて3人だけ。食堂でブーツやらシールやらいろいろ乾かせるようにしてくれた。
でも実は部屋の豆炭コタツの中が一番乾きやすい(笑)危ないのでオススメはしないが。
部屋にはタオル掛けがあり、紐が貼ってあってハンガーも多数あり。
3/31
・午後には天気が良くなるのを期待して出発。シールを付けずに滑って行くも高度を落としてしまい、兵馬ノ平の北のコルまで行ってしまった。この辺りは雪も割れて水が出ている箇所もあり注意。
・コルまで登って瀬戸川へシールをつけたまま滑りこむ。瀬戸川は一面雪で埋まっており当分安泰。たぶんGWまで持つでしょう。
・ガスっており沢の全容が分からずGPS頼りに進む。蓮華大滝の方ばかり気にしすぎて予定よりも左を登ってしまい、結構大変なコースどりだったかも。
まぁ風をしのげて休憩できたからいいか。しかしクライミングサポートが片方倒れやすくて参った。
・狭くなった沢を登り、右の尾根に取り付く。尾根はカチカチでスキーアイゼンの出番。斜度のあるところでのキックターンが怖い。
・1906ピーク付近で更なる吹雪と強風。残り650mの標高差もあるし、これ以上は難しいと判断、撤退を決定。滑走準備中にシール袋を飛ばしてしまう。あぁ〜BDの紫の袋誰か回収してください(笑)
・初めの尾根はガリガリ。途中尾根の左側を滑るも見えない穴に二、三度引っかかって転んで板を外してしまうこともあり、登った沢を滑ることにする。
・気温も低いし雪も積もってリセットしているので帰りは瀬戸川までパウダー三昧♪
・コルまで登り返した後はめんどくさいのでシールつけたまま滑走。兵馬ノ平辺りからツアーコースの目印を頼りに帰ってみる。こっちの方が楽で早いな。
・蓮華温泉ロッジに14時に帰ってきたので温泉入って昼間から焼酎水割り飲んでフテ寝。
4/1
・朝からどピーカン!モルゲンロートに染まる雪倉・朝日に興奮。でも下山しなきゃいけないんだよなぁ・・・
・連泊していた二人は横前倉方面に行くらしい。途中で別れていざ木地屋へ。シールのまま沢を下ってヤッホー平へ緩やかに登る。
・林道に合流した後は雪倉・朝日・栂海新道を見つつ歩く歩く。林道途中の斜面に登って滑ってみたくなるところが多くて目に毒(笑)
・角小屋峠からは360°の大パノラマ。頚城方面の山々まで見える。雪倉をバックにセルフタイマーで写真を撮ろうとして足がもつれてカメラを雪の中に落とす・・・あぁ〜。
機能は問題ないがレンズの水滴か曇りかを取らずに写真撮っていたのでこれ以降のは微妙にボケてる写真が数多くあります。
・気温上昇の為スラフが流れやすく大斜面は注意が必要。なるべくツリーランになるようにコース取りをする。
・ウド沢からはぷちラッセルの為シール貼って歩かざるを得ない。めんどくさいなぁ・・・ザラメやトnレースがあるなら滑っていけるのかな?
・斜度が出てきたのでシールを剥がして滑走。ビンディングのモード切り替えが凍りついて難儀だった。
・メローな斜面でパウダーが楽しいけどワサビ沢を過ぎるとザラメっぽくて滑りも悪くなる。
・しかも微妙なアップダウンもある。テレマークだからいいけどアルペンだとキツそう。
・適度に林道をショートカットしつつ除雪された道路もかわしつつ滑り降りる。
コースを選べば木地屋の資料館付近まで行けたかもしれないけどちょっと危ないかも。
・木地屋に13時頃着いたが大糸線の時間を13時半頃と勘違いして、次まで2時間あるなら歩いちゃえと軽い気持ちで徒歩で平岩駅まで行くことに。
テレブーツでのアスファルト歩きはこたえたよ・・・もう二度とするもんか!
・木地屋から平岩駅までauはアンテナ立たなかったなぁ。下山連絡は駅の公衆電話から。
・横前倉に行ったお二人は13時台の大糸線に乗れたようです。レベルが違うな(笑)そしてラッピーで再会(笑)
・白馬のラッピーと名古屋のMOOSEで買い物をしてから帰宅。さてさて雪倉岳のリベンジはいつになることやら・・・それにしてもザラメの季節は当分先かも?
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