阿弥陀広河原沢3ルンゼ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:00
天候 | 1日目:快晴 2日目:曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
今シーズン2回目の冬山は、アイスと冬壁のミックスに挑戦
もっちーより攻めの山行になるので装備は最小限に!と言われたが、ビールやつまみをザックの奥にしまい込んでしまった、、、
ザック重量24kg、
船山十字路から雪の無い広河原沢を詰める
雪と氷が出てき始めた二股でアイゼンとガチャをつける
沢を詰めるほどに小滝が現れすべてフリーで越える
分岐では間違った支流に迷い込まないよう注意深く観察して歩を進める
3ルンゼの分岐で1本入れて、グイグイ進むと表層雪崩の跡があった
と、手の平大の岩が左から落ちてくる
落石と雪崩跡に注意しながらルンゼを詰めた
場所はうっきーには分からないが、垂直に立っている氷の壁で初めてロープを出す
フリーで行けないこともないが、落ちたら数百メートルをまっすぐに滑り落ちるはず
今までは右に左に屈曲しながら登ってきたので、この高度感には緊張を強いられた
もっちーリードでフィックスを張り、うっきーは3番目にフリクションで登攀
第一の壁を乗越した際、クレイムハイストに届かないほど登り過ぎてしまった
何気なくクライムダウンしたのが悪かった
アイゼンが決まらないまま体重移動してスリップ、ロープテンションをかけてしまう
やってしまったのは仕方ないが、自分の行動が情けなくて、情けなくて!
それ以降、気を引き締めて登ったけど、反省!!!
その上の大滝を登攀したかったが、ザック重量&残り時間を勘案してパス
左のルンゼをフリーで越え、右だ左だと言いながら気が付けば南稜のP3に着いていた
P3、P4をフリーで越え阿弥陀岳の頂上へ!4人でガッチリと炎のシェイクハンド!
テント装備を背負って時間内にやり切れるか不安だったが思ったよりも早く到着できた
まぁ、雪が少なく(無く)ラッセルが全く無かったので、この結果が出せたのだろう
次回は雪のある時に是非チャレンジしてみたい
行者小屋までは雪崩の心配のない中岳沢を一気に下った
早々にテントに入り持ち上げたビールで乾杯したが、そのビールの美味い事ハンパない
晩ごはんはフリーズドライだったが、疲れた身体には何を食べても美味しく感じる
翌日は天候悪化の予報に加え、メンバーの体調不良もあったのでアルパインを諦め下山を決める
せっかくなので南沢大滝などを視察・登攀しながら降りようとテントを撤収して下山開始
色んな支流を遡上し登れる滝はフリーで登攀して遊びほうけた
摩利支天に続く大滝は下部は切れ、上部がハングってた
こんな滝のぼれんのか!?と思ったが、いずれやってみたい
南沢大滝は気温の高さなどが災いしてビシャビシャ状態で、上部もシャンデリアでスクリューも全く効きそうにない
仕方ないのでなんちゃって写真だけ撮って登攀を諦めた
そのまま下山して美濃戸口からタクシーで船山十字路へ
車に戻って「もみの湯」で汗を流し「上里牧場」で焼肉に舌鼓を打ち帰神した
が、最後に試練が待っていた
大雪の影響で高速道路が通行止めとなり、中津川まで下道で峠越えを余儀なくされる
大雪の峠越えを運転したもっちーさん、お疲れ様でした
このジャンクションを止められると、もうどうしようもないね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する