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記録ID: 1047396
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講習/トレーニング
谷川・武尊

谷川岳の麓で雪訓(ラッセル練と雪上確保技術)

2017年01月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
hnhn その他6人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
2.3km
登り
179m
下り
172m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:08
休憩
2:41
合計
2:49
天候 寒波の大雪の中。真っ白になりながら。ゴーグル忘れてメガネが凍りつき苦労。
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝、都内出発。雪で関越道の速度制限などありながら、9時頃には谷川岳ロープウェイ駐車場に到着。ロープウェイは動いておらず、スキーに来た人たちは気の毒でした。
コース状況/
危険箇所等
よく、積もったもんだ、と思うような大雪。だが先行パーティがたくさん入っているようで、明快な踏み跡あり。我々は、軟弱にもかなり麓の方に雪訓場を決めましたが、もっと低いところで、かなりの大勢さんで訓練している人たちもいました。
暖かい場所で、雪山装備の話しなどを聞きつつ準備。
2017年01月15日 09:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 9:56
暖かい場所で、雪山装備の話しなどを聞きつつ準備。
さ、大雪降雪中の屋外へ覚悟の出発。さむ!当たり前だけど。
2017年01月15日 10:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 10:49
さ、大雪降雪中の屋外へ覚悟の出発。さむ!当たり前だけど。
ラッセル先頭。ラッセルでもないか。踏み跡あるし。踏み抜かないように道をかためながら進みます。こないだの冬合宿にくらべたらラクチン。
2017年01月15日 11:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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ラッセル先頭。ラッセルでもないか。踏み跡あるし。踏み抜かないように道をかためながら進みます。こないだの冬合宿にくらべたらラクチン。
新雪腰高ラッセル練習では必死すぎて写真撮れなかった。その後、雪上確保技術を学ぶ。まずはピッケルを丁の時に埋める方法。写真は、埋めちゃった後のです。
2017年01月15日 12:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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新雪腰高ラッセル練習では必死すぎて写真撮れなかった。その後、雪上確保技術を学ぶ。まずはピッケルを丁の時に埋める方法。写真は、埋めちゃった後のです。
重量級のメンバーがぶら下がっても大丈夫。強い。あ、これは重量メンバーではなかった…
2017年01月15日 12:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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重量級のメンバーがぶら下がっても大丈夫。強い。あ、これは重量メンバーではなかった…
ついで、スノーピケットとかスノースティックとか言われるもの。
2017年01月15日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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ついで、スノーピケットとかスノースティックとか言われるもの。
スティックの山側を、地面の谷側に向けるように刺す。
2017年01月15日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 12:36
スティックの山側を、地面の谷側に向けるように刺す。
これも、けっこう強い。
2017年01月15日 12:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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これも、けっこう強い。
続いてデッドマン。こいつがなかなか。
2017年01月15日 12:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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続いてデッドマン。こいつがなかなか。
深く埋めたけど、すっぽ抜けてしまいました。何度試しても、角度を変えてもダメで。
2017年01月15日 12:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 12:40
深く埋めたけど、すっぽ抜けてしまいました。何度試しても、角度を変えてもダメで。
問題は、ワイヤーの角度にありました。加重方向にきれいに向くようにワイヤーも深く埋めないとだめ、てことでした。
2017年01月15日 12:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 12:56
問題は、ワイヤーの角度にありました。加重方向にきれいに向くようにワイヤーも深く埋めないとだめ、てことでした。
最後に、スタンディングアックスビレイ。
2017年01月15日 13:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:00
最後に、スタンディングアックスビレイ。
30cmスリング(60cmスリングを2重でも)をガースでピッケルにつなげ、ビナを装着して、埋める。埋める角度は谷側に17度くらい傾けるそうな。
2017年01月15日 13:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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30cmスリング(60cmスリングを2重でも)をガースでピッケルにつなげ、ビナを装着して、埋める。埋める角度は谷側に17度くらい傾けるそうな。
スリングをうまく土踏まずで(アイゼンで踏まないように)踏み押さえる。ビナが両足の間に来るように。そしてビナにロープを通し、斜めにならないよう、まっすぐ上側の肩に乗せ、肩がらみ確保。
2017年01月15日 13:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:12
スリングをうまく土踏まずで(アイゼンで踏まないように)踏み押さえる。ビナが両足の間に来るように。そしてビナにロープを通し、斜めにならないよう、まっすぐ上側の肩に乗せ、肩がらみ確保。
重量級メンバーのやや衝撃荷重にも耐えられました。私は一度つぶされちゃったけども。ここで寒さに耐えきれず、訓練終了。
2017年01月15日 13:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1/15 13:19
重量級メンバーのやや衝撃荷重にも耐えられました。私は一度つぶされちゃったけども。ここで寒さに耐えきれず、訓練終了。
ほんの3時間の間に、行きのトレースは全部消えていました。
2017年01月15日 13:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:44
ほんの3時間の間に、行きのトレースは全部消えていました。
坂道で滑りまくる。
2017年01月15日 13:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:44
坂道で滑りまくる。
暖かい場所に戻ってほっとする。
2017年01月15日 13:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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1/15 13:56
暖かい場所に戻ってほっとする。

感想

雪訓。寒かった!
ラッセル練習は、腰高の急斜面を、各自登ってみましょう、てことをやりました。雪を崩して、膝でかためて、乗っていく。わたくしは下手で下手で、いっさいコツがつかめないまま終わりました。きちんと乗せられるほど踏み固めると時間がかかりすぎ。かといって、踏みが甘いと、見事に踏み抜く。目の前の雪を崩して、自分は登れないのにどんどん壁だけを高くしてしまっている一方で。踏み抜くむなしさ、いたずらに消費される体力・・・年末年始の南アルプスの苦行を思い出してしまいました。
コツを聞くと、とりあえず膝で固めたら、足だけに加重を乗せずに、胸とか腹とか腕とかに体重を分散させながら乗っていくんだ、という。けど、わかんないす。。また今度、頑張ります。

雪上確保技術は、各種の道具の使い方や癖が学べてよかった。デッドマンは信用ならないような。。テントのペグ代わりにはけっこう使えたような記憶があるけどもね。

年末年始の長い縦走旅と、先週のアイスクライミング旅でどうやら足指が軽い凍傷にかかった模様。それが今回の訓練中、まじやばかったのでした。リーダーから最初の暖かい場所での諸々技術説明の際「指先の冷えは、やばかったら早めにリーダーに伝えるように」と指導があったのでw、ちゃんと伝えたのに、華麗にスルー。「まだ動くでしょ」であっさりww。や、わかってたけどさ。確かに動くけどもさ。つらかったんだよー。指先の黒さが増した気がするのは、気がするだけと思っておきます。

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