黒山三滝〜関八州見晴台


- GPS
- 04:30
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 867m
- 下り
- 778m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西武鉄道・吾野駅 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉:休暇村 奥武蔵〔こもれびの湯〕 |
写真
装備
個人装備 |
スパッツ
手袋(グローブ)
トレッキングポール
軽アイゼン
マイカップ(コッヘル)
着替え
御朱印帳
飲料
|
---|---|
共同装備 |
ケトル(1)
食材
水
コッヘル
シングルバーナー
|
感想
JR八高線と東武鉄道の越生線が接続する越生駅から、川越観光自動車の黒山行バスに揺られます。絶好のハイキング日和に恵まれて、目指すは関八州展望台。その名の通り、関八州(武蔵・上野・下野・常陸・下総・上総・安房・相模)がパノラマで一望できるという名所です。西武線の西吾野駅から高山不動経由で登るのが一般的ですが、我等は二年前にやり残したことがあり、あえて越生方面から登ります。
上大満バス停で下車し、歩き始めます。まだ身体が冷えているので寒さが凍みます。越生は梅の里といわれ、辺りは梅の木がたくさんありますが、まだ蕾が膨らみかけている程度です。二年前には見ごろの時期に越生梅林に寄り観賞しました。やり残したこととは、この時に巡った”おごせ七福神”のうち、2箇所ほどお参りできなかったことです。今日はまず、この2箇所のお参りを済ませてから展望台へ登ります。
上天満のバス停から、西へ2kmほど行くと、毘沙門天の龍穏寺です。龍隠寺は関東三大寺(関三刹)に徳川幕府から任命され、永平寺の住職に13人が昇住した名刹とのことです。どんなに高位の大名でも、ここからは下馬して歩いて上山しないといけないという、下馬門跡がありました。
お参りを済ませ、最後の全洞院へ。龍隠寺六世が開山した末寺で、境内には幕末の幕臣・渋沢平九郎の墓があります。サルスベリの木がある無人寺に手をあわせて先に進みます。
道路沿いを歩いて黒山バス停前へ。ここには入浴できる東上閣や黒山鉱泉館があります。黒山三滝は、越生の観光地のひとつで紅葉シーズンにはもみじの名所として賑わうそうですが、この時期は閑散としています。滝の入り口に、一軒だけおみやげ物やさんが開いていました。
黒山は室町時代に修験道の拠点として開かれ、越辺川(おっぺがわ)支流の三滝川に落ちる三つの滝があります。その三滝を観賞し、岩場を登って舗装路へ。車道沿いを日照水から花立松峠方面の山道に入ります。林が切れて陽のあたる開けた道を登っていくと、南西に展望が開けます。山の切れ目から見えるのは日高市や飯能駅の市街でしょうか。標高が高くなるにつれて、残雪や霜が出てきました。関八州見晴台の道標が見えたら急登が始まります。登りきると、七曲峠からは平坦になり関八州見晴台の山頂(771m)に到着します。
さすがに眺めは圧巻です。特に距離が近い武甲山と両神山のツーショットは素晴らしいものでした。
山頂からは高山不動にも寄らずに下山し、”休暇村 奥武蔵”で遅い昼食。こもれびの湯でゆっくりと汗を流して家路につきました...。
〔感想〕
誰もいなかった黒山三滝の寂しさが印象的でした。1950年には日本観光100選に選ばれ、20年ほど前までは観光客で賑わっていたそうです。
一方で、関八州展望台の広い山頂は、冬晴れでひときわ眺めもよかったからか、人が多くて賑やかでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する