池の平スキー
- GPS
- 04:54
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 767m
- 下り
- 753m
コースタイム
天候 | 快晴 微風・弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はスキーをするには十分。池の平の斜面の笹はほぼ埋まっていて滑る分には問題ない。斜面の下部は樹木が多い。往復の林道は、いつのものかは分からないがスノーシューやスキーのトレースがありラッセルは不要だったが、トレースを外すとスキーを履いたままでくるぶし程度まで潜ることもあった。雪質は所々パックされていたものの、サラサラのパウダーの箇所が多かった。凍っていてガリガリ音を立てていたのはゲレンデだけ。 |
写真
感想
湯の丸スキー場の駐車場には明るくなった頃に到着。リフトが動くまでには時間があるので周囲にクルマも人もなくしんとしている。外はマイナス10℃程度なので痺れるような寒さはないが、素手での作業はできない。手早くシールを付けてブーツを履いて行動開始。例によってリフト運行開始前なのでゲレンデ脇を歩いて登る。既にゲレンデの整備は終わっていて、きれいに均されている。誰もいないし一発ここで滑ったらさぞ気持ちよいだろうと思ったが、ここで滑ってしまっては早出の意味がなくなるので我慢。30分ほど歩いてゲレンデ最上部に到着。ここからは林道歩きになるが、スノーシューで歩いたと思われるトレースがばっちりある。ラッセルの必要はなかった。所々わざとトレースを外すと深いところでくるぶし程度まで潜る。傾斜の大変緩い林道を歩き、駐車場を出て1時間ほどで池の平の駐車場に到着。夏は駐車場だがこの時期は雪に埋もれている。東屋があってそこで休憩したが、止まるととにかく寒い。風が通るのが原因だろう。行動中に一度ザックに付けた温度計を見たが、その時はマイナス9℃くらいを示していた。多分ここも同程度であっただろう。とは言え腹ぺこでは動けないので食べるものは食べてから行動再開。以前来たときの記憶を頼りに登りにかかる。スキーのトレースも薄く見えるが、基本的には夏道と思われるところを歩く。時に藪になりジャングルになり歩行が難しいところもあるが何とかこなして先へ進む。積雪は十分で、笹などは埋まっている。しばらく歩くと良さげな斜面が見えてきたが、記憶を頼りにもう少し先へ進む。雪質はパウダーのところが多いが、所々パックされていて、斜面も同様か大変気になる。雲上の丘に近付くとスキー場の音楽が聞こえてきて興ざめしたが、それだけ近いということなのだろう。この丘は風の通り道になっていて、寒いし雪も全然積もっていない。丘からは北アルプスもよく見えるが、風が冷たいので長い時間見ていられない。風の避けられるところまで移動し、シールを剥いで滑る準備に取り掛かる。斜面の標高差は恐らく100メートル程度と思うが、斜度が自分にとって適当で、あとは雪質がどうかである。色々思いながら1本目スタート。雪質は当たりというか、パックされておらず滑り易い。湿原までターンの数で言えば10回程度なのであっと言う間だが、楽しい。1本目を終えて湿原に降りるが、こちらは雪がガチガチ。つぼ足でも潜らないのでは?と思うくらいに硬いが、気を抜くとズボッと膝まで潜る。風の避けられるところに移動してシールを再度貼る。斜面の端の方を登るが、案外傾斜がきつくて息が続かない。ジグザグで登る箇所もある。稜線まで出ると風があり寒いが、この斜面では全く吹かないので、下からの照り返しもあって冬山完全装備では暑くてたまらない。でも登っても15分程度なので我慢して登る。2回目は1回目より少し左手まで移動する。シールを剥がして再度ドロップ。雪質は相変わらず良い。湿原で板にシールを貼り、移動し登る。3回目、4回目と徐々に左手側に移動しながら滑ったが、雪は最後までもっていて、滑りづらくはならなかったのが幸い。立春とは言え、まだ2月の上旬で気温の上昇はそれほどではなかったのだろう。4回目を終えてどうするかと思ったが、後続が続々やってきているし、そろそろシールを貼ったり剥がしたりするのも飽きてきたので大人しくゲレンデへ戻ることに。自分がトレースを付けた斜面端は既に高速道路状態になっていたが、戻りは適当な斜面を歩いて駐車場まで戻ることにする。湿原はガリガリで歩いても面白くないと見えて、スキーヤーは皆自分が滑った斜面に取り付いていた。スノーシューで散歩しているグループも見られる。GPSを見つつ適当に歩き、適当な斜面でシールを剥がして池の平の駐車場まで滑り込む。天気は快晴だし、今日は終日崩れる予報もないから、もっとたくさんの登山者がいると思ったが、誰もいなかった。天気が良いのでもっと別のところに出掛けたのかもしれない。帰りは緩くて漕がないと止まってしまう林道をスキーで下る。シールはもちろん貼ることはないが、それでも止まらないようにしなkればならなかった。正面に湯の丸山が見えゲレンデに無事戻る。湯の丸山も山スキーができるし、今日なら向こうも快適そうだった。山頂方向へ延びるトレースも目視できた。あとはゲレンデを滑ってクルマに戻るだけ。ゲレンデは快晴の土曜日にしては空いていた。ゲレンデの雪質が気になるところだが、滑った感じでは硬く、所々ガリガリ音がしていた。バックカントリーで良い雪質で滑った後としては、この雪質はちょっとないよな、と思ってしまった。
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