武甲山(埼玉)→日向沢の峰(東京)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,930m
- 下り
- 2,072m
コースタイム
15:45 有馬山にてビバーク
4:40 有馬山出発
9:30 百軒茶屋バス停(古里駅の予定を変更)
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
横瀬駅→登山口 タクシー 百軒茶屋→川井駅 バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
武甲山から日向沢の峰まではかなりアップダウンが激しい。 10m〜30mの高低差(しかも激しい)が多く、体力の消耗が激しいので注意が必要。 また水場がないので、この行程を踏襲する場合は2日分(今回は5L)の携行が必要と思われる。 百軒茶屋のバスは一日3本しか走ってないので、時刻表注意。 9時台、13時台、18時台確認済み。 |
写真
感想
高低差があるからなのかやたらきつかった。
水場もなく、携行している水の量が多かったせいもあるかもしれない。
ルート全体を通して人は少なく、人気のないルートだった。
9:10横瀬駅着、タクシーをつかまえられたのは9:30。
9:45に登山口に付き、なんだかんだで10:00にスタート。
予定より20分巻けて11:20には武甲山山頂へ着。と同時に地震。
10分ほど休憩して出発、20分後にシラジクボ着、
ちょっと昼休憩して12:40小持山着、13:14大持山着とピークをこなしていく。
しかし稜線の狭さと細かくも極端な高低差で疲労が蓄積しはじめていた。
14:00くらいの時点でウノタワだったが、ここはビバーク地として快適そうだった。
現に2グループが設営を始めていた。
まだ歩けるだろうと先に進んでしまったが、ここにすれば良かったと後で気がつく。
そこを過ぎるといきなり岩が立ちはだかり、案内看板にもこの先高低差が厳しいという表記が目立つようになった。実際常設ロープを使用する箇所や、極端にトレイルが狭く、高低差が激しい箇所が続く。
分岐から1時間たたないうちにたちまち疲弊し、ビバーク地を探す。
決定的な箇所がみつからないまま有馬山につき、16:00近くなってきたので
倒れ込むように設営。ビールと軽食を取り爆睡してしまった。
18:00頃に目がさめると風が強く吹きはじめていた。
荷物はきちんとタープ内に納め、全てのペグと張り綱をチェックする。
20:00過ぎる頃にはタープ全体がかなり揺れるほどの風になっていた。
食事を取り、パック酒×2を飲んだら翌日の3:00までぐっすり睡眠。
翌日は4:00頃にシュラフをでて4:30に出発。
10〜30mくらいのうんざりするアップダウンを数々経て有馬峠に降りたところ、舗装道に出て路頭に迷う。
とりあえずアスファルトのひいていない砂利道(林道)を進むことにした。
方角が目的地の方向に伸びていたからだ。
が、10分ほど歩くと行き止まりになる。
今回地図を忘れていた(!)のでルートも探せず、急激にテンションが下がってしまった。
残念だがすっかり心が折れ、下山を決めてルートを引き返し始めた時、ふと視線を上げるとさっきは気がつかなかったところに案内板を見つけた。
迷いもせずまた登り始める。20分ほど登ると一杯水〜日向沢の峰に繋がるルートに合流!東京都のマークを見つけて思わずガッツポーズ。
そこから1.5kmほど進むと川苔山か川井に下る分かれ道があり、悩んだ末に下山することにした。
さらに2時間半ほど歩き、バス停に到着。
途中で3名くらいに「ずいぶん早い下山ですね」と声をかけられるもルートを話すとみんな驚いていた。これが今回のなによりのご馳走だった。
しかし次回同じルートを歩くのはずっと先のことだろう・・。
ドM向けルートといっても過言ではないと思う。
このルート今年の計画に入ってますー
人が少なそうで楽しそうですね!
しかし水場がないというのが気がかりですね・・・
夏だとさらに水が欲しくなりますからねぇ
お疲れさまでしたー。
人少ないのがこのルートの一番のアドバンテージかもしれませんね笑
後で知ったのですが、2日目は川苔山から降りると水場があるようです。ただ難所は明らかに武甲山→日向沢の峰までなので、夏だと結構厳しいルートになりますね。
でも「やってやったぜ!」感はハンパないので、是非楽しんでください!
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