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記録ID: 1068697
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雪山ハイキング
飯豊山

棚橋山

2017年02月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.9km
登り
489m
下り
475m

コースタイム

日帰り
山行
3:45
休憩
0:00
合計
3:45
11:40
95
スタート地点
13:15
13:15
45
尾根分岐(580m)
14:00
14:00
50
棚橋山
14:50
14:50
35
尾根分岐(520m)
15:25
ゴール地点
俎倉山や馬ノ髪山と尾根続きの棚橋山であるが登山道がない。そのため残雪期を中心に登られているようである。棚橋山は西峰(668.0m)が三角点のある山頂ピーク、東峰(674m)が最高点のピークとなっている。
天候 曇り時々雪
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上赤谷の集落を過ぎると前方に棚橋山が見えてくる
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上赤谷の集落を過ぎると前方に棚橋山が見えてくる
東赤谷(滝谷森林公園への分岐)まで除雪されている。前方には俎倉山が聳える。
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東赤谷(滝谷森林公園への分岐)まで除雪されている。前方には俎倉山が聳える。
除雪終点より南に望む、棚橋山の前衛峰。鉄塔があるのは371m、その左奥は570m地点。
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除雪終点より南に望む、棚橋山の前衛峰。鉄塔があるのは371m、その左奥は570m地点。
鉄塔のある峰をズームすると団体様が見えた。
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鉄塔のある峰をズームすると団体様が見えた。
除雪終点からさらに雪原(県道)を歩いて尾根取付き地点まで進む。中央の杉の生えている尾根へ。
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除雪終点からさらに雪原(県道)を歩いて尾根取付き地点まで進む。中央の杉の生えている尾根へ。
県道上の踏み跡は加治川治水ダム方面へ続いているようだ。
県道上の踏み跡は加治川治水ダム方面へ続いているようだ。
尾根に取り付き杉林を抜けると核心部の急斜面へ。
尾根に取り付き杉林を抜けると核心部の急斜面へ。
50度以上もある斜面。薮の枝につかまりながら身体を持ち上げる。
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50度以上もある斜面。薮の枝につかまりながら身体を持ち上げる。
核心部を過ぎてもしばらく急登が続く。
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核心部を過ぎてもしばらく急登が続く。
尾根は東側に雪庇が張り出し西側が樹林帯になっている。
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尾根は東側に雪庇が張り出し西側が樹林帯になっている。
尾根からは東側の加治川治水ダム方面が一望できる。
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尾根からは東側の加治川治水ダム方面が一望できる。
尾根の東側は積雪多いが、西側の樹林帯の中は雪が締まっている。
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尾根の東側は積雪多いが、西側の樹林帯の中は雪が締まっている。
標高450m付近の大岩は右から巻いて通過。
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標高450m付近の大岩は右から巻いて通過。
尾根は徐々になだらかになり積雪は増えてくる。
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尾根は徐々になだらかになり積雪は増えてくる。
登ってきた尾根を振り返る。
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登ってきた尾根を振り返る。
木々の枝には霧氷が見られるようになってくる。
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木々の枝には霧氷が見られるようになってくる。
標高580m付近で北西方向からの尾根に合流。一瞬青空が広がる。
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標高580m付近で北西方向からの尾根に合流。一瞬青空が広がる。
軽くアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。
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軽くアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。
市境尾根手前、この辺が一番のラッセル区間。スノーシューでも膝上までもぐる。
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市境尾根手前、この辺が一番のラッセル区間。スノーシューでも膝上までもぐる。
雪庇を乗り越えた地点を振り返る。
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雪庇を乗り越えた地点を振り返る。
市境尾根に乗ると吹雪とガスで視界が悪くなる。
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市境尾根に乗ると吹雪とガスで視界が悪くなる。
棚橋山の山頂(668m)付近を通過し山頂付近を振り返る。
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棚橋山の山頂(668m)付近を通過し山頂付近を振り返る。
山頂より一段下がった樹林の陰で休憩。天候回復の見込みがないので下山とする。
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山頂より一段下がった樹林の陰で休憩。天候回復の見込みがないので下山とする。
580m付近の尾根。斜めに傾斜した雪庇上を歩く。
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580m付近の尾根。斜めに傾斜した雪庇上を歩く。
ガスが切れると新発田方面の展望が広がる。
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ガスが切れると新発田方面の展望が広がる。
振り返ると山頂方面(中央奥の台形部分)が望まれる。
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振り返ると山頂方面(中央奥の台形部分)が望まれる。
570m付近まで下ると前方の視界が一気に広がる。(矢印は下った尾根)(元サイズ→拡大)
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570m付近まで下ると前方の視界が一気に広がる。(矢印は下った尾根)(元サイズ→拡大)
尾根分岐より570m地点を振り返る。
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尾根分岐より570m地点を振り返る。
分岐した尾根の下りはじめはかなり急。
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分岐した尾根の下りはじめはかなり急。
下ってきたふわふわの深雪斜面を振り返る。雪崩そうなほど急。
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下ってきたふわふわの深雪斜面を振り返る。雪崩そうなほど急。
鉄塔のある371mを目指す。
鉄塔のある371mを目指す。
鉄塔は加治川治水ダムの無線中継所のようだ。
鉄塔は加治川治水ダムの無線中継所のようだ。
鉄塔からは多数の踏み固められたトレースが麓まで続いていた。スタート地点から見えた団体様のいた場所。
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鉄塔からは多数の踏み固められたトレースが麓まで続いていた。スタート地点から見えた団体様のいた場所。
鉄塔を振り返る。
鉄塔を振り返る。
麓の杉林にひっそりと山小屋があった。個人のものだろう。
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麓の杉林にひっそりと山小屋があった。個人のものだろう。
雪原を抜けるとすぐに除雪終点に出る。雪原には多数の足跡が縦横無尽に付いていた。
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雪原を抜けるとすぐに除雪終点に出る。雪原には多数の足跡が縦横無尽に付いていた。
(おまけ)馬ノ髪山より望む棚橋山。
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(おまけ)馬ノ髪山より望む棚橋山。
(おまけ)焼峰山南尾根より望む棚橋山。
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(おまけ)焼峰山南尾根より望む棚橋山。
(おまけ)焼峰山南尾根より望む、険しい爼倉山。
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(おまけ)焼峰山南尾根より望む、険しい爼倉山。

装備

個人装備
スノーシュー

感想

天気は良くないがお気軽にスノーハイキングできそうな棚橋山に登ってみる。除雪は東赤谷の少し先、滝谷森林公園への分岐地点で終わっており、ここからスタートとなる。登りに使った尾根は最短ルートであるが下部が急で特に悪い。薮につかまって身体を持ち上げたりスノーシューの爪(又はアイゼン)で登るような区間がある。その後も標高500mあたりまで息をつく間もない登りが続く。ただ尾根の西側は積雪が吹き飛ばされ硬化しており、意外にも軽いラッセルで済む。

580m付近で右から尾根を合わせると緩やかなアップダウンを経て再び急登となる。このあたりからスノーシューでも膝上ほどのラッセルが始まる。完全にパウダースノー。600m付近で雪庇を乗り越えるとまもなく市境尾根に上がる。風当たりが強くなり、やがて吹雪いてきて視界が悪くなる。尾根は東側に雪庇が発達しており実際より細く感じる。雪庇と亀裂に注意しながら登り続け山頂へ到達。尾根から一段下がり霧氷に覆われた木の下で休むが天候回復の見込みなく下山を決める。

下山は視界が悪くトレースが消えていると尾根を間違いやすい。尾根分岐では慎重な判断が求められる。580mからは尾根を直進し、登りとは別のコースを進むことにする。こちらのコースが積雪期に登られているようだ。一瞬ガスが切れて新発田方面の展望が広がる。振り返れば棚橋山の山頂が現れていた。520mからは尾根を右に折れ北に延びる尾根を下る。地形的にここの分岐は分かりにくい。

下り始めは不毛の急斜面を降下するので高度感とスリルを感じる。尾根を下った371m地点には加治川治水ダムの無線中継所の鉄塔が建っており目印になる。ここからは多数の踏み固められたトレースが麓へ延びていた。スタート地点で見た、団体様が登っていた場所のようだ。トレースを最後まで下ってみると杉林を抜け除雪終点へ戻ることが出来た。棚橋山は低山であるが厳冬期には登りごたえのある雪山であった。

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