比良山/和迩越道・権現山・ホッケ山・小女郎ヶ池(エッ?雪無いやん!)


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 922m
- 下り
- 911m
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
登山口よりズコノバンまで林道が真新しく延びていたのにはビックリ。杉木立の中の登山道は結構好きだったのに。
ズコノバンよりアラキ峠に通じる和邇越道に足を踏み入れる。1ヶ所谷を横切るところが崩れていたが概ね歩きやすい古道だ。アラキ峠から折立山を往復する。折立山は初めて。展望もなくどうってことのないピーク。
アラキ峠に戻り権現山への急登を行く。大きな霜柱がいたるところでみられた。今回は久しぶりの登山なので体力的な心配をしていたが、息が上がることもなく順調にコースタイムの半分で権現山到着。ここまで雪は全く無い。(このあと小女郎ヶ池までも雪は皆無)比良に登り始めて今年で40年になるが、この時期に雪が無いのは初めて。雪が無いからといって暖かいわけではなく、上り坂でほてって汗ばんでいた体は、稜線に出たとたん急速に体温を奪われていく。急いでパーカーと帽子、手袋を装着。山頂からは雲海というほどでもないが、中腹に雲を纏った比叡が美しく望め神秘的。さすが霊山。曇っているものの空気は澄んでおり、比叡だけに限らず遠くまで見渡せる。太陽を見上げると暈が被っている。天気は下り坂のようだ。
ホッケ山を越え小女郎ヶ池へ。この道はアップダウンも少なくまさに山上の散歩道。ただ霜柱が溶けて道は一部ぬかるみ、泥が靴裏に張り付き滑って歩きにくい。小女郎峠を左折するとすぐに小女郎ヶ池。一部を除いてほぼ厚い氷で覆われて、その氷模様が美しい。おにぎりをほおばってから小女郎ヶ池を眼下に望める池南のピークに笹をかき分け登る。武奈ヶ岳や北山の山並みを背にした白い池が艶めかしい。
ここからは元来た道をすっかり雲が切れて、あわれもなく姿を現した琵琶湖を眺めながらのんびり戻る。振り返ると雪を纏った伊吹山が、その左肩には遠く御嶽山までもが望める。ブラーボー。寒いがいつまでも見ていたい景色だ。
ホッケ山の下りからは、さすがに運動不足と寒さの影響か、もも、ふくらはぎといわず足がつる。権現山からの急勾配の道も足をかばいながら慎重に下る。
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