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Yamareco

記録ID: 1077078
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積雪期ピークハント/縦走
東海

十枚山・下十枚山 (中の段駐車スペースから往復)

2017年03月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.9km
登り
1,422m
下り
1,425m

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
1:23
合計
7:01
6:45
30
中の段駐車スペース
7:15
7:20
19
7:39
0:00
36
8:15
8:28
60
休憩地
9:28
9:40
18
9:58
10:03
33
10:36
11:00
17
11:17
0:00
29
11:46
12:00
35
12:35
12:45
25
休憩地
13:10
0:00
13
13:23
0:00
23
13:46
中の段 駐車スペース ゴール!
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中の段駐車スペース 6:25
 到着時、車は他に1台のみ。
コース状況/
危険箇所等
十枚山への登山路で、針葉樹林帯の上部は凍結あり。要滑り止め。
積雪は針葉樹林帯を抜けてから、5cm~15cm前後。積雪帯の登りは、軽アイゼンなしでも歩けるが、雪の下は凍結している部分があり、要注意。
十枚山まではトレースあり。
十枚山から下十枚山への登山路は、トレースなし。下十枚山北側斜面の積雪は一番深く、15cm~25cm前後。
その他周辺情報 日帰り温泉:コンヤ温泉 大野木荘 540円/1H
中の段駐車スペースを起点。他に1台あり。農道歩きから始まる。天気は曇り。
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中の段駐車スペースを起点。他に1台あり。農道歩きから始まる。天気は曇り。
途中ショートカットする急登の道がある。
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途中ショートカットする急登の道がある。
お茶畑の向こうに見える山は笹山辺りだろうか。山頂付近は雪で覆われている。
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お茶畑の向こうに見える山は笹山辺りだろうか。山頂付近は雪で覆われている。
短いショートカットの道を過ぎ、再度舗装路歩き。
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短いショートカットの道を過ぎ、再度舗装路歩き。
未舗装の道に変わり、少し歩くと、
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未舗装の道に変わり、少し歩くと、
十枚山登山口。登山ポストに計画書を投函する。
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十枚山登山口。登山ポストに計画書を投函する。
直登コースと命名されているだけたって、すぐに登りが始まる。
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直登コースと命名されているだけたって、すぐに登りが始まる。
登山路は杉・檜の樹林帯の中を進む。
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登山路は杉・檜の樹林帯の中を進む。
沢コースの分岐点。沢コースは橋の落下の為、通行禁止。
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沢コースの分岐点。沢コースは橋の落下の為、通行禁止。
分岐からも更に針葉樹林帯歩き。途中で下山してくる登山者と出会う。駐車スペースに先に停められていた方だ。この先凍結と積雪で滑るので引き返してきたとのこと。滑り止めは持ってこなかったようだ。
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分岐からも更に針葉樹林帯歩き。途中で下山してくる登山者と出会う。駐車スペースに先に停められていた方だ。この先凍結と積雪で滑るので引き返してきたとのこと。滑り止めは持ってこなかったようだ。
暫く歩くと、先程の登山者の情報通り、凍結した道となる。急な坂でかなり滑る状態なので、ここで軽アイゼンを装着する。
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暫く歩くと、先程の登山者の情報通り、凍結した道となる。急な坂でかなり滑る状態なので、ここで軽アイゼンを装着する。
針葉樹林帯を過ぎると、徐々に積雪が増してくる。
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針葉樹林帯を過ぎると、徐々に積雪が増してくる。
木々の枝は、霧氷で白く覆われている。
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木々の枝は、霧氷で白く覆われている。
トレースは僅かにあり。昨日つけられたトレースであろう。積雪は10cm~15cm程度。
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トレースは僅かにあり。昨日つけられたトレースであろう。積雪は10cm~15cm程度。
海老の尻尾!
ダケカンバの林も霧氷で覆われている。陽が射すと輝いて更に綺麗なんだけど。。
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ダケカンバの林も霧氷で覆われている。陽が射すと輝いて更に綺麗なんだけど。。
登山路の先に標柱らしき物が見えてきた。
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登山路の先に標柱らしき物が見えてきた。
十枚山山頂。まずは山梨百名山の標柱前でパチリ。
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十枚山山頂。まずは山梨百名山の標柱前でパチリ。
そして、もう一つの標柱前でもパチリ。
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そして、もう一つの標柱前でもパチリ。
鐘があったので鳴らす。ガスで真っ白な景色の中に、カーンという音が響く。
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鐘があったので鳴らす。ガスで真っ白な景色の中に、カーンという音が響く。
山頂で小休止の後、下十枚山に向う。ここからはトレースなし。新雪を踏みしめて歩く。
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山頂で小休止の後、下十枚山に向う。ここからはトレースなし。新雪を踏みしめて歩く。
笹原の中を下る。眺望は無し。
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笹原の中を下る。眺望は無し。
展望はないが、霧氷に覆われた木々が幽玄の景色を作り出してくれる。
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展望はないが、霧氷に覆われた木々が幽玄の景色を作り出してくれる。
稜線の道は、途中痩せている場所もあり、踏み外さないように要注意。
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稜線の道は、途中痩せている場所もあり、踏み外さないように要注意。
稜線の積雪は10cm程度。雪に覆われた木々越しに、山梨側が少し望めた。
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稜線の積雪は10cm程度。雪に覆われた木々越しに、山梨側が少し望めた。
小さなアップダウンを2回繰り返し、
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小さなアップダウンを2回繰り返し、
笹原を抜けると、
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笹原を抜けると、
十枚峠。
熊さん、まだ冬眠していて下さい!
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熊さん、まだ冬眠していて下さい!
十枚峠の山梨側からの登山路にもトレースは無し。
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十枚峠の山梨側からの登山路にもトレースは無し。
水墨画のような木々の姿に暫し見とれる。
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水墨画のような木々の姿に暫し見とれる。
十枚峠を過ぎると、下十枚山への登りとなる。
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十枚峠を過ぎると、下十枚山への登りとなる。
積雪は少しずつ深くなる。ここで15cm程か。
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積雪は少しずつ深くなる。ここで15cm程か。
登りが急になると同時に積雪も深くなっていく。
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登りが急になると同時に積雪も深くなっていく。
積雪は20cmから25cm程度。締まってはいないので、キックステップで足場を作りながら登って行く。
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積雪は20cmから25cm程度。締まってはいないので、キックステップで足場を作りながら登って行く。
雪に覆われた木の造形が、目を楽しませてくれる。
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雪に覆われた木の造形が、目を楽しませてくれる。
傾斜が大分緩くなってきた。
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傾斜が大分緩くなってきた。
最後のひと登り、
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最後のひと登り、
鹿のトレースを辿ると、
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鹿のトレースを辿ると、
下十枚山山頂。
山頂で昼食。シートを忘れてきたので、三角点をテーブル代わりに。
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山頂で昼食。シートを忘れてきたので、三角点をテーブル代わりに。
天候は相変わらず。眺望は無し。
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天候は相変わらず。眺望は無し。
風も無く、誰もいない静かな山で、浮かび上がる風景がこれ。
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風も無く、誰もいない静かな山で、浮かび上がる風景がこれ。
下山は来た道を引き返す。まずは、十枚山を目指す。
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下山は来た道を引き返す。まずは、十枚山を目指す。
ダケカンバの林。
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ダケカンバの林。
アップにしてみる。
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アップにしてみる。
自分のつけたトレースを辿って、急な下りを滑るように降りて行く。
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自分のつけたトレースを辿って、急な下りを滑るように降りて行く。
ガスが少し晴れてきたのかな。十枚山が見える。
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ガスが少し晴れてきたのかな。十枚山が見える。
山頂が雲で覆われているが、今日始めてみる十枚山の山容。
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山頂が雲で覆われているが、今日始めてみる十枚山の山容。
十枚峠に向って更に下っていくと、
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十枚峠に向って更に下っていくと、
やっぱり山頂は見えないか。
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やっぱり山頂は見えないか。
振り返ると、下十枚山も見えた。こちらは山頂も。
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振り返ると、下十枚山も見えた。こちらは山頂も。
十枚峠に到着。
アップダウンを繰り返し、
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アップダウンを繰り返し、
今度は、十枚山の山頂もかすかに見える。
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今度は、十枚山の山頂もかすかに見える。
十枚山への登り返しは、結構つらい。景色を眺めながらゆっくりと登る。
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十枚山への登り返しは、結構つらい。景色を眺めながらゆっくりと登る。
視界が開けて来ると、
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視界が開けて来ると、
十枚山山頂。誰もいないが、数人の足跡がある。コーヒータイム中に登山者の声が聞こえてきた。家族3人組が登頂したのと入れ違いに下山を始める。
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十枚山山頂。誰もいないが、数人の足跡がある。コーヒータイム中に登山者の声が聞こえてきた。家族3人組が登頂したのと入れ違いに下山を始める。
後は只管下るのみ。何人かが歩いてきているので、トレースがしっかりと出来ていた。
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後は只管下るのみ。何人かが歩いてきているので、トレースがしっかりと出来ていた。
針葉樹林帯に入ると、積雪は少なくなる。
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針葉樹林帯に入ると、積雪は少なくなる。
急な下りで、薄い雪の下は凍結している箇所が多く、要注意。これから登るという単独登山者と挨拶を交わす。
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急な下りで、薄い雪の下は凍結している箇所が多く、要注意。これから登るという単独登山者と挨拶を交わす。
登る時に軽アイゼンを装着した場所近くで、軽アイゼンを外す。寒くないので、ハードシェルも脱いでしまう。
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登る時に軽アイゼンを装着した場所近くで、軽アイゼンを外す。寒くないので、ハードシェルも脱いでしまう。
積雪が完全になくなった辺りで、女性二人の登山者が昼食中?。十枚山の山頂が雪に覆われて、食事が出来なかったからと話される。
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積雪が完全になくなった辺りで、女性二人の登山者が昼食中?。十枚山の山頂が雪に覆われて、食事が出来なかったからと話される。
下りは一気に歩いて登山口へ。
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下りは一気に歩いて登山口へ。
登山口からは、舗装路を下りのみ。(途中短いショートカットもあるが。)
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登山口からは、舗装路を下りのみ。(途中短いショートカットもあるが。)
下りながら正面に見える山を見ると、大きく崩れた跡が数箇所ある。崩れやすい土質なのだろうか。
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下りながら正面に見える山を見ると、大きく崩れた跡が数箇所ある。崩れやすい土質なのだろうか。
中の段駐車スペースにゴール!朝とは違う車が1台。たぶん下山中にあった女性二人組の車かな?お疲れ様でした!!
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中の段駐車スペースにゴール!朝とは違う車が1台。たぶん下山中にあった女性二人組の車かな?お疲れ様でした!!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 帽子 手袋 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 軽アイゼン スパッツ。

感想

先週に引続き、1700mクラスの山を歩く。
安倍奥の十枚山である。

(私は静岡県民なので安倍奥と呼んでいるが、山梨県民からすれば違う呼び方なのだろうか? そういえば、金峰山や甲武信ヶ岳を奥秩父山系と呼ぶのも、山梨県民にすれば違和感があるのではないだろうか?)

木曜日に雪が降ったようで、今回も新雪の雪山歩きが楽しめると期待していた。
そしてその期待通り、針葉樹林帯を過ぎてからは、10cm~25cm程度の適度の積雪と、更には十枚山から下十枚山までの往復はトレースも全くなく、最高に楽しめる雪山歩きとなった。

風が殆んど無かった事もあり、十枚山から下十枚山にかけての稜線は、終始ガスに覆われ、殆んど眺望に恵まれなかったのは残念である。
しかしこの間は、他に全く登山者と出会わなかった事もあり、静寂の中で、雪や霧氷に覆われた木々の景観を存分に味わう事が出来た。

このところ、標高差の少ない楽な山歩きをしていたので、久々に1,000mを超える標高差の山歩きは、さすがに疲れた。
下山後は、登山口から一番近い、コンヤ温泉 大野木荘という旅館の温泉に入り、身体を癒す。疲れた身体に、ヌルヌルのアルカリ性温泉は、最高の癒しとなった。
これで、湯上がりにビールが呑めれば・・・と、後ろ髪を引かれつつ、これから3時間の運転で自宅に帰るのであった。

今日も、安全で楽しい山歩きが出来た。ありがとうございます!!

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