十枚山・下十枚山 由来は山肌が10枚見えるから？ 黄金の60代コンビ(半袖・渋描き隊長) 山梨ハイク巡り

2025年06月12日(木) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 10.6km
• 登り: 977m
• 下り: 979m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:55

距離 10.6km 登り 977m 下り 979m

8:35 真先峠
9:15 9:25 地蔵峠 安倍奥東山稜
9:30 旧地蔵峠
10:15 岩岳（南峰）
10:27 岩岳
11:00 11:25 下十枚山
11:44 十枚峠
12:15 12:45 十枚山
13:03 十枚峠
13:36 13:41 下十枚山
14:06 岩岳
14:18 岩岳（南峰）
14:46 旧地蔵峠
14:50 15:00 地蔵峠 安倍奥東山稜
15:30 真先峠

天候

曇り 時々 ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

yb：自宅最寄駅〜yb宅最寄駅
hb車で池ノ茶屋登山口駐車場へ

コース状況／危険箇所等

危険でないところも危険！(by hamburg)
低山でもヘルメットを被りましょう！(低山でもヘルメット着用推進本部)

コース状況【emj:158]】
(全般論)安倍奥の山々の中でも人気の山なのでよく整備されよく踏まれており特段の危険箇所なし。素晴らしい縦走路です。
(要注意箇所)
●真先峠⇒地蔵峠：長さ200mほどの山腹トラバース帯があり滑落すると深さ数十mは止まらないので慎重に通過しましょう。部分的に崩落個所あるも修復済みで、上方に巻き道が付けられています。
●岩岳⇒下十枚山：二連のロープが連続する岩場の下りは緊張します。但し手掛かり・足掛かりは豊富なので難易度は「低」です。登りに使う場合は「並」です。
(連続するアップ・ダウン)
「岩岳(南峰)➡岩岳(北峰)➡下十枚山➡十枚山」とアップダウンを繰り返すので数値以上の疲労感を覚えました…個人的感想です。
(岩岳について)
仮に北にある1682mPを北峰、南にある1652mPを南峰とすると…
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現地：南峰に「岩岳」との山頂標が設置されるも、北峰には何ら道標類なし
ヤマレコ：北峰を岩岳、南峰を岩岳(南峰)との登録
山渓分県G静岡：北峰を岩岳、南峰には山名記載なし
YAMAP：南峰を岩岳、北峰には地点登録なし
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以上のように統一性がないが、南峰より標高は低いものの、現地に山頂標が設置されている1652mP(南峰)を岩岳とするのが妥当と思われる。

その他周辺情報

★ﾄｲﾚ：登山コース上はもちろん、真先峠駐車場にもなし。
　(注)梅ヶ島へ向かう街道沿いにある「真富士の里」が最後の公衆トイレで、水洗ウォシュレット／24時間利用可。
　https://www.city.shizuoka.lg.jp/okushizuoka/spot/s000079.html
★携帯電波：概ね圏内(特に稜線上)も圏外箇所あり
★水場：なし
★温泉：さらに北上すれば梅ヶ島温泉、静岡側に戻る途中に油山温泉
★出会い：十枚山頂でシニア男性ソロ、下十枚山直下で男性壮年ソロ

写真

1.真崎峠(標高：1,153m)
ここまで車で登れるのは嬉しい(hb)
2.3.Let's go！
お地蔵さま、行ってきます(yb)

分かり易い道標もあって登りやすい道だ(hb)
人気があるのが分かりますねぇ(yb)

1.地蔵峠までもう少し
2.3.地蔵峠についた
4.まずは岩岳へgo！(hb)

峠の山梨(南部)側に建つ御堂
「御山の安全守ります」との地蔵の言葉あり
地蔵峠の謂れでしょうか？(yb)

地蔵峠から
木の間に山伏・聖岳が見える(hb)

位置を変えたら上河内岳(左)山伏(中)聖岳(右)
⇒冬枯れ時はもっとスッキリ見えますね

ガスっていて周りの山々は見えません。岩があるということは岩岳が近づいてきた？(hb)

その後岩岳までの眺望はこの一枚だけ(yb)
晴れ予報だったのに…(hb)

大きな岩の間を慎重に通過(hb)
ここまで来ると岩岳は近い(yb)

上：岩岳(南峰)
下：岩岳(北峰)…山名表ないからこの辺りかな(yb)

6/12 10:36

先行は誰の足跡？(hb)
鹿の足型に見えたけど(yb)

どひゃー！(hb)
上から見守ってますよ(yb)

およよ！(yb)
ヘッピリ腰はダメよ(hb)

1.手足総動員で無事通過(yb)
2.下十枚山が見えた！
3.ちょっと平和(hb)

下十枚山への登りで振り返って岩岳(北峰)
赤↓辺りに苦労した岩場があるはず(yb)

6/12 11:22

下十枚山＼(^o^)／
指を交差し「十」字を形成(yb)
いやTに見える！(hb)

山頂標奥の笹原に踏み入んだら南アが見えた(yb)

でもこの10秒後には雲が流れて真っ白け(hb)

1.二等三角点
基準点名：下十枚
標高：1732.20m
2.ここから十枚峠まで約140m下るのか
3.サラサドウダン(更紗灯台)が応援
4.行きますか(hb)

1.2.下りたくないけど仕方ない
3.十枚峠
4.十枚山へ約120m、登り返し(hb)

6/12 12:38

十枚山＼(^o^)／
今度は「十」字に見えるでしょ(yb)
座布団十枚山田君(hb)

1.残念ながら景色は皆無
2.でも久しぶりの山梨百名山だ(yb&hb)
3.地元ィに十枚山の謂れを尋ねたり…
　富士山が見える方向を伺ったり…(yb)

広い頂上でしたねぇ(yb)
地元の方の曰く「山肌が十枚見えるから十枚山」だそうです(hb)

上：下十枚山への登り返しが気が重い(hb)
下：眼前に見えるが下十枚山だ(yb)

1.二度目の十枚峠
2.登りの始まり
3.二度目の下十枚山
4.岩岳方面ですが・・(hb)

下十枚山へ140mほど登り返し中の図(hb)
体力的にはここが一番キツかった(yb)

下十枚山に登り返したぞ！(hb)
渋描き隊長…お疲れの図(yb)
ヤラレタ！撮られたか！！(hb)

岩岳(北峰)手前の岩場を登り返し
下りは手古摺ったけど登りは問題なし(hb)
手掛かり・足掛かり豊富ですから(yb)

上：恐竜が鉢巻してる？！
下：午後から晴れに期待したけど晴れなかったなぁ(hb)

岩岳(南峰)がちょっと見えた
と思ったらまたガスガス(hb)

岩岳(南峰)はササっと通過(hb)

稜線上は靄って幽玄な世界(yb)
ブナやスギの大樹も幻想的(hb)

やっと地蔵峠…今度は青笹山へ行くぞ！(hb)
赤線も繋げますから(yb)
今日は真先峠(駐車場)へ下ります(hb)

お地蔵さん、ただいま〜m(__)m
無事に駐車場に戻りました(yb&hb)

今回もお花撮影をお任せ(yb)
でも種類も数も少なかったなぁ(hb)

今日の花(hb)
上：コナスビ(小茄子)
下：シロヤシオ(白八汐)がまだ咲いていた
シロヤシオ満開にはちょいと遅かったですね(yb)

感想

hamburg

ここ最近「山梨のハイクコース」の未達成の山を半袖隊長ことyamabeeryuさんと一緒に歩いています。
今回は、下十枚山と十枚山です。静岡県と山梨県の県境にある山です。山梨県側からも登れるようですが、静岡県側から登った方が標高差が少ないため、静岡県側から登りました。
また、十枚山の西側にも登山道(駐車場)がありますが、下十枚山まで往復すると登り標高は1,400mを越えてしまうため、真先峠から十枚山を往復することにしました。
登山天気(日本気象協会)の12日の十枚山山頂の天気予報では午前中は☀晴れ予報でしたが、残念ながら山頂周辺は曇りで展望は望めませんでした。
久しぶりの登り標高約1,000mでしたが、無事に歩けました。これで「山梨のハイクコース」達成まで残り2座となりました。

hamburg
渋描き隊長
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半袖隊長👕

【登録日：2025年6月13日】
いわゆる「安倍奥」と言われる山域は拙宅からはほど遠くアクセス困難地域。
竜爪山(←安倍奥とは言えないが)を除いて手付かず…いや手を付けられず状況です。
そこへ「下十枚山・十枚山」はいかが？とまたもやhamburg渋描き隊長から甘い囁き。
「行きます！行きます！！」と分県G静岡(2017)をアレンジしたコースで挑みました。
梅雨の晴れ間を狙ったのですが、結果としてはほぼ曇り空。但し雨が降る心配はない空模様でした。
個人的には「もしかしてシロヤシオの終盤戦にまだ間に合うかも？」と密かに期待するも…一株を除けば既に閉店ガラガラ。
しかしブナを始めとした大樹が点在し、「花より大樹巨樹」の拙者には嬉しい稜線歩きでした。
一方で心配していたヤマビルは…セーフ！大きなヒルだ…と思ったのはミミズでした(笑)

十枚山で後から登ってこられた御年75歳の地元ハイカー氏に十枚山の謂れを尋ねてみました。
その答えは(個人的な見解とお断りがあった上ですが)
「駿河湾方面に尾根筋(竜爪山に繋がる安倍東稜線)を見渡すと、安倍川側に下っていく多く(⇒例示的に十枚)の山襞が見えるから。」
また「富士山もこっちに方向に見えるんだよ」と教えて頂くも、残念ながら周囲は真っ白けなガスに包まれておりました

歩行距離はたかだか10km強/累積標高差1000m弱でしたが、小刻みなアップダウンに疲弊し、安倍奥盟主の洗礼を受けた格好ですが、でも好い道好い山でしたよ。

【本日の足跡ポイント】
下十枚山(しもじゅうまいさん)1732m：初…分県静岡(28/63)、山梨ハイク(103/110)など3リスト
十枚山(じゅうまいさん)1726m：初…日本山1000(345/1000)、山梨百(87/100)、甲州百(83/100)、静岡百(27/100)、山梨ハイク(104/110)など11リスト
岩岳(いわたけ)：初…北峰・南峰とも無冠

隊長