残雪の谷川岳
四等三角点
makko-tokn
- GPS
- 06:25
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 784m
- 下り
- 782m
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| 天候 | 曇→雨(一時霙) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
クレバスがところどころにあるが、踏み跡を辿れば問題ない。 まだ冬道で、熊穴沢避難小屋の南側にある岩場を通過しなければならない。アイゼンをはいたままだと、引っ掛かりが無くて通過しにくい。但し、ロープがつけられているので、これを利用すれば問題ない。 谷川岳直下の急斜面はやや危険があるものの、ピッケル無しで通過できる。(ただし、3/4の人はピッケルと持っていた) 谷川岳のトマの耳とオキの耳の間にあるコルは雪庇が張り出していて、東側を通過すると踏み抜く恐れがある。気を遣いながら西側の踏み跡を辿れば問題ない。 結論としてはアイゼン、ストックで登山ができるが、雪がまだあるので注意が必要。 |
写真
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小屋の周りは、風で吹き飛ばされたのか、雪がない。小屋は29日より営業を開始したとのこと。
谷川岳(オキの耳)雪庇(せっぴ)が張り出している。
このようすをみて、行くのをためらったが、踏み跡があることから行くことにする。
雪庇(せっぴ)が張り出している。
このようすをみて、行くのをためらったが、踏み跡があることから行くことにする。
不気味で息をひそめて通過した。
オキノ耳にはあまり人が来ていないようだ。
雪庇が張り出しているのがわかる
感想
【服装】
谷川岳山頂付近は0℃であった。尾根は風があり体が冷えるので、防寒着は必要。
前日29日の山頂付近は雪が舞ったとのこと(小屋主人談)
30日は雨で、一時霙となった。
オーバーズボン、オーバーヤッケ、スパッツ、アイゼン、手袋、毛糸の帽子といった冬山に近いカッコウとなった。雪はザラメ状でアイゼンが無くても登れるかもしれないが、ほとんどの登山者はアイゼンをつけていた。
【天神平の状況】
スキー場の情報によると、4月30日午前9時現在、気温5℃、積雪210cm
【尾根】
森林帯は風が無いので、ヤッケを着こんで歩いていると、暑く感じたが、森林帯を抜けると風が吹きつけ、一気に汗が引いた。
【雪】
一部の岩場付近の登山道では雪がなくなるが、ほとんどコースには雪がある。あと、谷川岳肩の小屋周辺、谷川岳山頂付近は雪が無い。
【クレバス、雪庇】
クレバスがところどころにあるが、踏み跡を歩いていれば、問題ない。
谷川岳の双耳峰間のコルには雪庇が張り出していて、トマの耳からオキの耳へ行くことに躊躇した。しかし、よくみると雪庇の西側に足跡があり、これを辿れば難なく通過できる。とはいっても、コル上に来て、雪庇の真横を通過する時は、いい気分にはなれなかった。
【積雪】
過去10年間、この季節に5回ほど来ているが、こんなに雪があるのは始めてである。しかし、肩の小屋のご主人によると『最近3年間では雪が少ないほうである。しかし、今年は融けるけるのが遅い』とのこと。
【雨(一時、雹)】
気温0℃での雨はきつかった。おまけに風があるので、写真撮影などで手袋をはずすと、寒さですぐに手が真っ赤になる。当初は谷川岳・肩の小屋に泊って、翌日、一ノ倉岳往復という計画だったが、5月1日も天気が悪いとのことなので、下山することにした。
【冬道】
夏場は天神平から熊穴沢の避難小屋まで、尾根下を巻く。この道は滑りやすい木道である。現在は冬道を通る。冬道は天神平のスキー場の北側を通って尾根に一旦出て、その後も尾根を通って避難小屋に行く。途中に岩場があり、その両側は急斜面で雪が付いているので、岩場を通過しなければならない。足をかけにくい状況なので、注意が必要。
【全体を通して】
天気が悪いのが残念であったが、残雪の谷川岳を楽しむことができた。クレバス、雪庇、白黒の山が印象的であった。
記)tokenzakai=Yontousankakuten-T
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Nerisaru さん
谷川連峰が北隣りに見える場所を登ってましたが、１１時ごろから風雨になり、周辺の山が隠れ出して、帰路の雪の状態を考えて下山しました。
記録でトマの耳山頂まで行かれていますが、頑張られましたね。途中に小屋があると、ちょっと心強いですね。
三国峠方面は、雨がその後断続し、午後も一時本降りでした。
tanigawa 様
記録を拝見させていただき驚きました。セバトノ頭はどこか、というところで考えてしまいました。
調べると中央分水嶺の、あの辺りでは山の深いところですね
こちらは12時頃から雨となり、13時頃から1時間ほどは本降りでした。11時頃から怪しげな雲が出ていました。
小屋とロープーウェイがあることから少し無理をしました
水上まで来ると晴れ間が出てきて、それは残念でした。
フキノトウの写真はいいですね。
tokennzakai
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