【宮城野早春山歩・その1】大六天山【己13.3*】


- GPS
- 02:09
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 580m
- 下り
- 569m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備は比較的されていると思うが、木々がたくさん倒れたり倒されたりしている。そのような倒木を避けながら歩いているうちに道を外れる可能性もある。 三国神社付近は細かい分岐があり、どの道を選択すべきか迷う。 |
写真
感想
【経緯・計画】
昨年、一昨年は『星空とともに』鑑賞前にちょっとした山歩を行ったが、今年は天気が悪かったため、翌日に山歩を行うこととし、せっかくなので石巻に宿をとって沿岸部を歩くこととする。
【山行概要・エピソード・アクシデント】
早朝、登山口へ車で向かう。先の日記(※1)で「光を取り戻しつつある」と書いたが、沿岸部では4年前に金華山へ車を走らせた時(※2)からすれば進んでいるものの、復興はまだ途上と見える。
(※1)『星空とともに』 in 仙台 鑑賞3回目
https://www.yamareco.com/modules/diary/7449-detail-138343
(※2)【第三次三鎮作戦】金華山【宮城編】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-335609.html
新・分県ガイド『宮城県の山』において、「山そのものとガイドのコースは捨てがたい」とあるとおり、針浜からのコースは途中、展望が開け、冷たい風が吹き付けてはいたが、とても気持ちの良いコースである。今の時期はちょっと寒いので、もう少し暖かくなってから歩くと良いのだろうが、暖かくなって若葉が芽吹いてくると、木々越しに得られた展望が失われるので、時期の加減が難しいだろう。
山頂から200m程進むと三国神社。かつて周辺の漁民が天界のような幸せを願って神を祀った大六天山。一時、悲しみに満ちた海が、その名の如く太平を取り戻し、再び幸せに満ちた豊穣の海とならんことを切に祈る。
【総括】
東北山行は今や私のテーマの一つだが、地域によって濃淡があると言えども、沿岸部においても年を経るごとに少しずつ復旧が進み、みちのく潮風トレイルが整備され、そして今年また避難解除となる町村がある。
これら、“かつての”被災地の再興の状況をしっかりと目に焼き付けつつ、その土地土地の神坐す山々を、祈りを込めて一つ一つ大事に歩くということを、今後も機会を捉えて行っていきたいと思う。
〜おしまい〜
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