祝!開通:巳の戸橋を渡り鷹ノ巣山を廻る
- GPS
- 06:06
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,437m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
天候 | くもり時々はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲村岩尾根:雪は少ないが、踏み固められて凍結しており滑る。下降の場合は注意が必要だろう。 ネズミサス尾根:バリエーションルートであり、踏跡は薄く標識もない。さほどの危険個所はないものの、下降する場合は迷いやすい。高度1350mあたりで尾根が拡がり、カラ沢尾根が分岐するので特に注意。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS
ロープ
下降器
|
---|---|
備考 | ヒルメシクイノタワ直下でチェーンスパイクを装着し下山するまで使用。 |
感想
巳ノ戸橋の工事で7日まで稲村岩尾根が通行止めだったので、開通直後に登ればトレースの少ない雪尾根を歩けるかもしれないと目論んで出かけました。もう一つの目的は、昨年下降に失敗したネズミサス尾根のリベンジ。GPSを家に忘れ、しかもコンパスが狂っていましたが、一度登ったことがあるからと下降を始めたのが間違いの元でした。見覚えのない岩場に突き当たり下降を断念、引き返して夜の石尾根を奥多摩駅まで下るという散々な一日でした。今回は、巳ノ戸橋を起点に稲村岩尾根を登り、鷹ノ巣山を回ってネズミサス尾根を下降、再び巳ノ戸橋に戻る周回コースを辿ります。
稲村岩尾根は雪の付きが少ないうえ、トレースも付いていました。2月上旬の積雪に付けられたと思われる深いトレースもあります。通行止めといえども結構歩いた人がいたようです。日原川を渡渉したのでしょうか。
いつ登ってもキツイ稲村岩尾根を登り切ると、山頂の草原に飛び出します。毎度ながらテンションが上がります。展望を楽しんだ後、石尾根の泥道を進み、カラ沢の頭から下降を開始しました。
北面の尾根ですが思ったより雪が少なく、落ち葉に薄く乗って不安定な下りです。やがてダダ広い斜面になり、尾根の方向が分からなくなりますが、やはり昨年はここでルートを誤ったようです。カラ沢尾根の方向が若干高く、赤テープも見えるので誘い込まれやすい感じです。もっとも正確なコンパスできちんと読図できていれば間違うことはなかったかもしれません。
今回はGPSがありますが、それでも不安なので何度も確認しながら下ると、やがて見覚えのある植林地に出て、日原川に降り立ちました。河原でテルモスの紅茶を飲み一服。泥だらけになったチェーンスパイクを外します。雪はなくても、バリエーションルートの下降では役立ちます。
それにしても下降は難しい。三頭山の御堂指尾根でも、事前に登ったことがあったのにも関わらず、下降時に枝尾根に踏み込んでしまったことがあります。この辺りの尾根の末端は崖になっていることが多く、強行すれば命取り、引き返すにしても大きな標高差を登り返すことになるので体力的に厳しいものがあります。細心の注意が必要でしょう。
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