伊豆大島三原山【大地の息吹を感じる東京の島】
- GPS
- 04:32
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 388m
- 下り
- 859m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:32
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
船
・東海汽船の「三原山フリーハイキングプランB」を利用(4月2日まで) ・竹芝桟橋より、金曜22時発の「さるびあ丸」にて伊豆大島へ ・土曜6時伊豆大島(岡田港)着。その後、「大島温泉ホテル」にて朝食バイキング&温泉後、フリー。路線バス乗り放題チケットも付いていて、7000円はかなりお得(ネット予約でさらに1割引) ・元町港か岡田港に着くかは当日まで分かりません。帰りの出港も当日発表されます(島内放送、バスの中等で案内されるのですぐ分かります) ・路線バスは1時間に1本程度で、目的地によっては3時間待つとかもあるので、事前リサーチは必要です。帰りの船の時間から逆算してコースを考えましょう http://www.tokaikisen.co.jp/info/info_0000725.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽大島温泉ホテル⇆お鉢巡りコース分岐 ・大島温泉ホテルの駐車場に登山口あり ・道は明瞭で危険箇所もありません ▽お鉢巡り ・強風注意 ・この時期はまだシェルやグローブが必要です ・極地用のダウンみたいなのを着ている観光客もいました。山に慣れていない方は注意した方がいいでしょう ▽三原山山頂口⇆元町(御神火スカイライン) ・およそ7キロの車道歩きとなりますが、ずっと海を見ながらの下りなので苦には感じません ・途中斜面の工事が行われており、現在は景観が多少良くない |
その他周辺情報 | ☆登山前の温泉 ♨︎三原山温泉(大島温泉ホテル) ・日帰り入浴は800円(今回のプランに含まれているため無料) ・三原山が眼前に広がる露天風呂は秀逸 ・源泉掛け流し http://www.oshima-onsen.co.jp ☆飲食店、土産物屋 ▽TOKYO ISLANDS CAFE ・竹芝客船ターミナル内にある、伊豆諸島の食材を使用したカフェ ・味・ボリューム共に想定以上でとても気に入った。出航前と帰港後の両方で利用 http://islands-love.com/cafe/menu ▽歌乃茶屋 ・三原山山頂口の茶店 ・ここに三原山バッジが売っていました ・バッジは他にもどこかで見かけた気がしたが忘れた ▽かあちゃん ・元町港にある魚介・海鮮料理の有名店 ・伊豆諸島に来たら是非とも食したい「鼈甲寿司」もあります https://trip-s.world/07242015kaachan-izuoshima ▽牛乳煎餅 ・元町港にある牛乳煎餅をメインに販売している土産物屋 ・牛乳煎餅は大島の名産品で他にも多くありますが、ここの牛乳煎餅は手焼きで試食もできます ・店員が「元ミス大島か?」と思われるほど綺麗だった ▽一峰売店 ・岡田港にある売店で、おそらく島内ほとんどの土産が揃っています ・出航前は大混雑となります http://www.plz-plz.com/ss/okata/ichimine/ ☆その他の観光地 ▽大島公園 ・大島の代名詞「椿まつり」開催中(3/26まで) ・島内限定の椿油なども販売しています ・食べ物も豊富でした http://www.tokaikisen-tsubaki.jp/sp/ |
写真
感想
1週間ほど前に思い立ち、伊豆大島の三原山へ行くことに。
椿まつり期間中ということで、往復の船、朝食バイキング、温泉、島内の路線バス乗り放題が全てセットになっているにも関わらず7000円というサービス価格で提供中なのであります(ネット予約でさらに1割引!)。
会社帰りに竹芝桟橋でmoricocoと待ち合わせし、トイレで着替えてロッカーに預け、ターミナル内の島料理が旨い店で食事をしながら出航を待ちます。
竹芝客船ターミナルは、一般観光者に加え、釣り、サーフィン、サイクリング、トレッキング等々、様々な目的の人でごった返しておりカオス状態。
伊豆諸島は初ですが人気なのですねー。
船旅は利尻・礼文以来でしたが、やはり足が地に着かない、船・飛行機・海は苦手です。しかも、2等椅子席で一応リクライニングなのですが、なかなか身体中が痛くなる状態での8時間の航海は快適とは言えなかった。
それでもレインボーブリッジ、東京タワー、スカイツリーの夜景を眺めながらのビールは感動的でした。
伊豆大島の岡田港に到着。
大島の客船港には岡田港の他に元町港があるのですが、出航するまでどちらに到着するか分かりません。
風向きとか波の高さで決めているのでしょうが、出発地によってその日の行程が大きく変わってくるので、両方の港を始点とするコース取りを予め決めておくことをオススメします。
さらに、帰りの船の港も当日に決定するので、2×2=4パターンのコースを考えておく必要があるのが大変なのですが、それが旅の楽しみでもありますね。
路線バスで大島温泉ホテルに移動し、念願の三原山温泉へ!
露天風呂は、剣ヶ峰・三原山・溶岩流が眼前にドカンと聳え、伊豆大島に来たことを実感できます。
こういった展望の温泉は初めてかもしれません。
入浴後は地元の野菜を中心とした健康的なバイキングを楽しみ、裏砂漠ルートから歩き始めます。
ヤブツバキのトンネルをしばらく進み、植物が無くなると突然三原山が姿を現す。
富士山・浅間山・岩手山などとはまた違った様相の火山であることを実感。
直径300〜350m、深さ200mという大迫力のお鉢巡りはまた圧巻でした。
この大きさのお鉢に、1986年の大噴火の際には溶岩が一杯になって溢れたとのことで、自然の脅威を目の当たりにします。
お鉢越しに、伊豆半島の天城山や大室山はバッチリ見えたのですが、楽しみにしていた富士山が見えなかったのだけが心残り。
バスと時間の都合で、三原山頂口からは御神火スカイラインを7km歩いて元町港まで。
標高758mから海を目指しての下りは、離島登山の醍醐味ですね。
元町港では名物の磯ラーメンと鼈甲(べっこう)寿司を食す。
その後、バスの都合で4000円かけてタクシーで大島公園に向かい、椿まつり真っ最中の椿園をしばし楽しみ、岡田港へ帰還。
短いようで長い1日となりました。
畏怖の対象でありながらも、島民の生活に密着し愛されている伊豆大島三原山。
船中1泊の実質日帰りではありましたが、山を中心に楽しむことができました。
でもやはり島内1泊、できれば2泊して存分に楽しみたく、次回の訪島が今から楽しみでなりません。
追伸
これまで3.11定例山行とし、2011年以降5年連続、この日に大菩薩嶺に登ってきました。
今年と来年は土日ということもあり、加えて、年々雪が降らなくなってきているということで、そろそろこの定例山行もお終いにしようかと思います。
どこにいてもあの日の事は忘れるはずがありませんし、「この日の菩薩」と義務感を感じるようになりつつあり、本来の目的が徐々に薄れつつあったため、丁度いい区切りかと。
勿論、菩薩は良い山なことに変わりはないので、機会を見てこれからも登り続けていきたいとは思います。
コメント
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初めまして!わたしも東海汽船のHPでこのプランを検討していました!
船代の往復2000円プランとこのツアーのBプランとどっちにするか迷ってたんですが、Kazu405さんとmoricocoさんのヤマレコ読んでやっぱりBプランでチャレンジしてみようと思います!
下山時の徒歩コースも7km歩けば港まで行けるんですね!バスの本数が少ないから気になっていました。
海を見ながらの下山。絶景ですね!わたしもロングトレイル楽しんできたいと思います(^^)/
matako0530さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
この時期限定の東海汽船ハイキングプラン、満喫してきました^_^
おっしゃる通り、バスの本数が少ないのに加え、発着の港が当日にならないと決まらないのが考えものです。
それを考えるのが旅の醍醐味とも言えるのですが、、、
三原山山頂口から元町港までは是非歩くことをオススメします。
天気が良ければですけど、あの展望は離島ならではの光景で、山を長らくやっていてもなかなかあのような景色は見ることができません。
素晴らしい島旅を楽しんで来てください!
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