滝波山： 福井から岐阜への縦走を試みるも敗退

2017年03月10日(金) [日帰り]

• GPS: 31:12
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,016m
• 下り: 1,030m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:27

5:48 スタート地点
10:15 宿泊地

日帰り

• 山行: 7:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:12

5:48 宿泊地
13:00 ゴール地点

天候

10日 雪、11日 快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/10 5:42

登山口に到着。集合時間5時。家を出発したのが2時。
ほぼ完徹だな。しかもこんなに雪が降っている！

3/10 6:45

カリカリの雪でアイゼンの予定ではなかったのか？

3/10 7:37

というわけで、ラッセルが続く。
今年はラッセルの年！

3/10 7:37

たまに吹雪く。

3/10 8:32

こんな壁を登らねばならん。

3/10 9:23

でも、だれもいない雪の上を行くのはかっこいいぜ。

3/10 9:51

俺の作った、壁の突破口。
一番かんたんなところ。

3/10 9:57

しかし、yama3はなぜか一番難しい壁を突破しようとする。
体力の無駄遣いと思う。

3/10 9:58

しかし、がっちり突破し、ガッツポーズ。

3/10 10:15

というこって、ラッセルは続くが、このペースでは滝波には着けない。我々の先輩に負けている！

3/10 11:02

てなわけで、早々に諦めてテント設営。
まだ10時半でしょ！
でも、たまにはのんびり山でのお休みもいいでしょ。

3/10 12:12

しかし、そこからMr. Sに雪洞掘りを教わる。
最初はビバークできるくらいの大きさ。
しかし、ここから真の戦いが始まる。

3/10 12:59

雪洞掘りは大人のマインクラフト。
ノコギリとシャベルでどれだけでも居住スペース拡張可能！
もう中毒者のようにどんどん中を広げます。横にも上にも。

3/10 12:59

はい入り口はこんな感じ。

3/10 14:27

しかし中はこんなふう。
雪洞は大人の男の浪漫の遊びだぜ。

3/10 14:28

チョット晴れる。

3/10 14:52

巨大居住スペース完成。

3/10 16:02

飯はテントでお鍋。うまい。
このあと、私とyama3は雪洞にむかい、そこで寝ることに。

3/10 18:03

雪洞にランプ。いい雰囲気♡。

3/10 18:03

しかし相手はおっさんだった。

3/10 18:03

二人分のスペースはバッチリ。

3/10 18:10

おやすみなさい。

3/10 22:41

雪洞は温かい。熟睡します。
しかし、突然、yama3が「こりゃヤバイ」といいます。
「寒くてねれないですか」という問い返しに「いや、天井が下がっている」とのこと。

3/10 22:47

そうです。居住スペースをあまりにも広げたため、天井が薄くなり、体温で崩落寸前に。
テントに急遽逃げます。しかし、雪洞で5時間眠りました。なかなかこんな経験無いでしょ！！

3/11 6:03

というわけで、雪洞の天井は上から見ても下がっていました。

3/11 6:11

今日の朝のお散歩が始まる。
福井と岐阜の県境に向けて進みます。

3/11 6:16

こういうかっちょいい朝焼けは、テントに泊まらないと見られない。

3/11 6:20

雪庇モルゲン。

3/11 6:21

漢たちはすすむ。

3/11 6:22

雪庇モルゲンV2。

3/11 7:00

3/11 7:22

だれも通らない山にトレースを描く。

3/11 8:54

別山だと思う。白い。白山は白い山だ！！

3/11 9:46

荒島が見える。

3/11 9:57

目指す予定だった滝波。
雪が締まっていればいけたのに。

3/11 9:57

平家岳。

3/11 9:59

青と白。

3/11 10:36

素敵メンバー達。

3/11 10:37

おいらも一緒。

3/11 13:02

ガッツと気合で車まで戻ってきました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

ytomei

福井県油坂から滝波山を経て板取へ。バリエーションルートで目指す！

登山届を出したら、壮大なルートに心配した岐阜県警から連絡が来たとの事。
誰もいない。しかし、我々の先輩が成し遂げた道。アイゼンでカリカリの雪面を踏みしめて、我々も行ってやるぜ。しかし、8日9日と雪が振り、新雪のラッセル、わかんオンリー。分かる人には分かる。ラッセルになると極端に行動能力が低下する。

山岳会岐阜支部 技術委員の全勢力を上げてトライするも、この重い雪のラッセルには勝てず。てなこって、初日はAMで断念。まぁ、この判断の速さが我らがCL、Mr. Sの中々素晴らしいところ。徳平山でテン泊を早々に決めました。あまりにも早いテン泊となり、何もやることがないので、雪洞掘りを行う。

雪洞掘りはおもしろい！！大人のリアルマインクラフトですな。これははまってしまう。最初はビバーク空間から。しかし、そこにノコを入れると、どんどん拡張できる。人一人の空間から、2LDKまでスペース拡張。あまりの面白さに3時間も時間を費やし、先輩たちが気になって見に来る始末。

テントを設置したものの、私とyama3は雪洞に感動して、そこで寝ることにした。雪洞・話にはきいたことはあるし訓練したこともあるけど、そこで泊まる人はあんまりいないでしょ？やってやるぜ、との思いで雪洞で就寝。しかし、5時間睡眠後、雪洞に大欠点を発見。

yama3いわく「ヤバイ」。わたしゃ、「寒くてねれないの？」と聞くが、どうも雪洞の天井がどんどん下がってきているらしい。居住空間の充実をもとめ、天井を高くしたため、どうも天井が薄くなり、体温で少しずつ崩落しているらしい。yama3気づいてナイスだよ。このまま永遠に熟睡するところだった。

というわけで、一瞬で夜中の11時にテントに退避！
でも、雪洞で寝たことある人中々いないでしょ！こりゃすごい経験なのでした。

翌日は、東一布三角点まで移動。美濃と越前の越美国境、すなわち岐阜福井県境を進んだのでした。こりゃまた朝日を浴びて美しいお散歩でした。

テント撤収の際に、雪玉を天井に投げる。天井は明らかに沈んでいる。
雪玉を投げるとかんたんに天井が崩落。驚きの一発。しかし、このレベルなら、気付かずに寝ていても死ぬことはなかったろうな。

滝波への目的は達成できなかったけど、すごく楽しかったぞ。またすぐにリベンジする。

コメント

やまさん

楽しかったね
お疲れさまでした！
明日もがんばって！

ytomei

Re: 楽しかったね
たのしかったー。今日の綿向山も最高だったよ。
又よろしくね。

nao &るー🐈

雪洞
今回の山行のメインは雪洞だね。笑ったよ〜〜
最後の集合写真はみんな満足げな顔してるから、滝波に到達できなかったけどOKだね。

ytomei

Re: 雪洞
いつかはリベンジ。堀さんの通った道。やり遂げてやるぜ。
しかし、雪洞は楽しかったよ。大人の浪漫だよ。