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記録ID: 1081594
全員に公開
ハイキング
関東

足利・仙人ヶ岳(岩切登山口〜仙人ヶ岳〜猪子峠周回:前職場「山と秘湯の会」ツアー)

2017年03月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
9.8km
登り
714m
下り
704m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
1:16
合計
6:12
9:58
37
10:35
10:42
36
生不動尊
11:18
11:22
24
11:46
11:46
5
11:51
12:22
4
12:26
12:27
16
12:43
12:43
14
12:57
13:02
20
13:22
13:25
23
13:48
13:56
6
14:02
14:05
19
クサリ場先
14:24
14:26
30
14:56
15:04
44
15:48
15:52
9
猪子峠
16:01
16:01
9
車道出合
16:10
岩切登山口
天候 晴れ後時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
(往路)東武新桐生→(徒歩)JR桐生→小俣駅、予約のタクシーに分乗、岩切登山口まで約15分、2,400円也。
(復路)岩切登山口から日帰り温泉・東葉館までタクシー(3,300円)。プチ宴会後、東葉館より旅館側サービスにてJR小俣駅まで無料送迎。
コース状況/
危険箇所等
仙人ヶ岳からの下山・縦走路、特に犬帰り先の岩峰クサリ場は下降注意(犬帰りより左下方に巻き道あり)。その先も、小ピーク・猪子山付近までヤセ尾根の細かいアップダウンが続き、意外に体力・気力消耗します。
その他周辺情報 小俣駅から約1km、日帰り温泉「東葉館」あり。団体割引で大人550円、休憩・食事・宴会(+希望者は宿泊)OK。宴会後は、同館のマイクロバスでJR小俣駅まで無料送迎あり(要相談)。
交通費節減のため、東武新桐生からJR桐生駅へ徒歩で2.5km移動。渡良瀬川に架かる橋上からは、残雪の赤城連山がキレイに見えました。
2017年03月11日 09:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 9:00
交通費節減のため、東武新桐生からJR桐生駅へ徒歩で2.5km移動。渡良瀬川に架かる橋上からは、残雪の赤城連山がキレイに見えました。
本日はここからハイキングスタート。JR小俣駅からタクシー3台に相乗りです。
2017年03月11日 09:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 9:48
本日はここからハイキングスタート。JR小俣駅からタクシー3台に相乗りです。
いざ、仙人ヶ岳へ。「名草巨石群」も少し気になりますが…。
2017年03月11日 09:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 9:58
いざ、仙人ヶ岳へ。「名草巨石群」も少し気になりますが…。
麓は梅が花盛り。
2017年03月11日 10:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
2
3/11 10:02
麓は梅が花盛り。
低山とは思えぬ急斜面を鎖でヘヅっていきます。
2017年03月11日 10:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 10:17
低山とは思えぬ急斜面を鎖でヘヅっていきます。
生(ねり)不動尊着。古い社ですが、屋根と柱だけの簡素な造り。
2017年03月11日 10:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 10:35
生(ねり)不動尊着。古い社ですが、屋根と柱だけの簡素な造り。
古いマンガン鉱山の跡があります。
2017年03月11日 10:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 10:45
古いマンガン鉱山の跡があります。
「ハイキングコース」にしては厳しい岩・ザレ場の登りです。熊ノ分岐までもう少し。
2017年03月11日 11:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 11:14
「ハイキングコース」にしては厳しい岩・ザレ場の登りです。熊ノ分岐までもう少し。
熊ノ分岐着。「ハイキングコース」の案内に油断し、だいぶシゴかれました…。
2017年03月11日 11:19撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 11:19
熊ノ分岐着。「ハイキングコース」の案内に油断し、だいぶシゴかれました…。
標高600m台にしては結構な高度感のヤセ尾根です。。快晴微風、木の間からの山々の展望はGood!
2017年03月11日 11:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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3/11 11:29
標高600m台にしては結構な高度感のヤセ尾根です。。快晴微風、木の間からの山々の展望はGood!
仙人ヶ岳山頂着。偽ピークに騙され、なかなか着きませんでした…。袈裟丸、皇海山〜日光白根がキレイに見えてます。
2017年03月11日 12:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 12:14
仙人ヶ岳山頂着。偽ピークに騙され、なかなか着きませんでした…。袈裟丸、皇海山〜日光白根がキレイに見えてます。
センパイに山頂証拠写真撮ってもらいます。後ろは昨夏シゴかれた袈裟丸連峰。。
2017年03月11日 12:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
7
3/11 12:17
センパイに山頂証拠写真撮ってもらいます。後ろは昨夏シゴかれた袈裟丸連峰。。
男体山〜女峰山も木の間越しに登場。
2017年03月11日 12:19撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 12:19
男体山〜女峰山も木の間越しに登場。
山頂手前の偽ピークより、残雪豊富な赤城山。
2017年03月11日 12:25撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 12:25
山頂手前の偽ピークより、残雪豊富な赤城山。
赤雪山への分岐あり。
2017年03月11日 12:26撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 12:26
赤雪山への分岐あり。
桐生の街並みが足下に見えます。
2017年03月11日 12:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 12:28
桐生の街並みが足下に見えます。
こちらの方が男体山が良く見えますね。。
2017年03月11日 12:30撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 12:30
こちらの方が男体山が良く見えますね。。
なかなかの高度感あるヤセ尾根を、慎重に下っていきます。
2017年03月11日 12:38撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 12:38
なかなかの高度感あるヤセ尾根を、慎重に下っていきます。
知ノ岳山頂。足許に松田川ダム、写真では霞んでますが、遠くに筑波山の双耳峰が望めます。
2017年03月11日 12:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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3/11 12:55
知ノ岳山頂。足許に松田川ダム、写真では霞んでますが、遠くに筑波山の双耳峰が望めます。
アップダウンは多いものの、快適な尾根道が続きます。
2017年03月11日 13:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 13:04
アップダウンは多いものの、快適な尾根道が続きます。
左手に赤雪山を望みつつ、厳しい登り返し。
2017年03月11日 13:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 13:15
左手に赤雪山を望みつつ、厳しい登り返し。
宗の岳山頂着。ロープもないザレ場の急登に、一行だいぶグロッキー気味…
2017年03月11日 13:23撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 13:23
宗の岳山頂着。ロープもないザレ場の急登に、一行だいぶグロッキー気味…
松田川ダムがだいぶ近づきました。
2017年03月11日 13:35撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 13:35
松田川ダムがだいぶ近づきました。
振り返って。この区間もなかなかのヤセた岩尾根です。。
2017年03月11日 13:45撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 13:45
振り返って。この区間もなかなかのヤセた岩尾根です。。
犬帰り着。左へ下る巻き道?あり。ここで小休止。
2017年03月11日 13:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 13:49
犬帰り着。左へ下る巻き道?あり。ここで小休止。
本コース最大の難所、約6mのクサリ場。一人一人慎重に通過。。
2017年03月11日 14:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 14:03
本コース最大の難所、約6mのクサリ場。一人一人慎重に通過。。
クサリ場不安組を先導し、巻き道へ。結構な登りです…
2017年03月11日 14:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 14:12
クサリ場不安組を先導し、巻き道へ。結構な登りです…
やはり、結構クサリ場厳しいです…
2017年03月11日 14:14撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 14:14
やはり、結構クサリ場厳しいです…
難所を突破しても、まだまだ岩尾根のタフな登降が続きます…。
2017年03月11日 14:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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3/11 14:38
難所を突破しても、まだまだ岩尾根のタフな登降が続きます…。
四苦八苦の尾根登降の末、ようやく猪子山着。ここで小休止、最後の小ピークへ向かいます。
2017年03月11日 14:57撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 14:57
四苦八苦の尾根登降の末、ようやく猪子山着。ここで小休止、最後の小ピークへ向かいます。
猪子峠着。先発隊と合流、ここを右折し、タクシー呼びに車道へ下ります。
2017年03月11日 15:48撮影 by  SBM303SH, SHARP
3/11 15:48
猪子峠着。先発隊と合流、ここを右折し、タクシー呼びに車道へ下ります。
下山後、タクシーで日帰り温泉移動、フロでホッコリ&プチ宴会。帰路も交通費節減のため、JR足利駅から東武・足利市まで徒歩移動。渡良瀬川の橋上、春の水面の冷たい夜風が、ほろ酔いの身に沁みます…。
2017年03月11日 19:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
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3/11 19:17
下山後、タクシーで日帰り温泉移動、フロでホッコリ&プチ宴会。帰路も交通費節減のため、JR足利駅から東武・足利市まで徒歩移動。渡良瀬川の橋上、春の水面の冷たい夜風が、ほろ酔いの身に沁みます…。

装備

備考 消費水分:ペットボトル500ml×1本、ゼリードリンク1本、水100cc.

感想

 大震災から6年、鎮魂の想いを胸に秘め、今週は久々に前職場の「山と秘湯の会」ツアーに参加。目的地は栃木・群馬県境、足利市最高点の仙人ヶ岳です。集合はJR両毛線・小俣駅ですが、交通費節減のため、チケット屋で調達の東武全線乗車券をフル活用、新桐生駅から2.5km徒歩移動、桐生駅から集合場所へ向かいます。小俣駅からは総勢15名がタクシー3台に分乗、運転手さんに「ここは何県?」(A.群馬県との県境、栃木県足利市です)などと惚けた質問をしながら、岩切登山口にあっさり到着。
天気は快晴、最初は快適な沢沿いの道ながら、生不動尊を過ぎるとつづら折りの急登となり、「ハイキングコース」のカンバンに似つかわしくないロープ・クサリ交じりの斜面に喘ぎながら、尾根道との合流点・熊ノ分岐到着。ここからは、木の間越しに残雪の袈裟丸〜皇海山〜日光連山や赤城の展望を楽しみながら、痩せた尾根道を進みます。「偽ピーク」に何度かぬか喜びしつつ、程なく仙人ヶ岳山頂着。ここまで登山口から約2時間弱、ほぼコースタイム通りで皆ホッと一息。ちょうど2週間後にトレランの大会があるらしく、予行練習?兼ねたトレランナーが結構な数やって来ます。
思い思いの昼食を賑やかに済ませ、後は楽しい尾根歩きで下るだけ、と元気に出発しますが、本日の核心部は熊ノ分岐先のルートでした。切り立ったヤセ尾根に歩きにくい岩と砂交じりの道、加えてこれでもか、と次々現れる小ピークのアップダウンに一行すっかり消耗、極めつけは「犬帰り」分岐先の外傾気味の6mクサリ降下ポイント。一人一人慎重に下りますが、不安の強いシニアメンバーや女性1名は小生の誘導で左の巻き道へ。こちらも結構な木段の急な上り下りで、男性陣数名は足が攣る事態に。リーダーの湿布治療のお陰で何とか歩行再開しますが、ここで大幅ペースダウン、比較的元気な前方組8名と後半7名の「分裂」状態に。
 その後も尾根のアップダウンで悪戦苦闘するうち、午後2時46分を迎えますが、少し遅れて東方の眺望が開けた小ピークにて、被災地方向に向かい短時間ながら合掌。やっとの思いで猪子山に辿り着く頃には、既に下山開始から3時間経過、コースタイム大幅オーバー。1ピーク先まで進んでいる先行組との携帯通話も途切れがちで、山びこ風に「今行くぞ〜」「待ってるよー」と“オフライン”で声を掛け合います。タクシー手配の都合もあり、小生がバテ気味のメンバーの荷物を一部分担、「伝令役」として先行組に追い付くべくダッシュをかけます。もう一人の斥候役の方と共に猪子峠でようやく先発組に合流、まずは10人で先に下山、タクシーを2台呼んで日帰り温泉に向かい、うち1台に再度後発組を迎えに行ってもらう作戦に。
 結局、帰路は往路の倍、4時間近くかかり岩切登山口に帰着。小俣駅近くの温泉旅館・東葉館で無事後発組とも合流でき、露天風呂でホッコリ入浴後、お待ち兼ねのプチ宴会。宿のマイクロでJRの時間に合わせ、駅まで送っていただける段取りも付き、安心して出発時間ギリギリまで本日の反省兼ね、賑やかに夕食・歓談。終盤は「どうせ家に帰っても誰も待つ家族はいないし、明日も休みだからこのまま泊まってくか」と沈没寸前のメンバーも現れ、若干ハラハラしますが、宿のスタッフ各位の見送りも頂き、無事小俣駅に移動。ほとんどのメンバーは両毛線で小山へ、そのままJRで帰途に付かれますが、小生は帰路も交通費節約で足利駅にて下車。一行に別れを告げ、酔い醒ましの風を感じながら朝渡った渡良瀬川を再び越え、約1km先の東武足利市から各駅停車で帰途につきました。
 このところ孤独な足跡繋ぎの山旅が続いていましたが、今回は久々のグループ山行、標高500-600m前後の低山の割には高度感あるヤセ尾根の登降と好展望を楽しむことができ、大いに満足でした。タクシー相乗りや昼食時のおかずや・デザートのおすそ分け、下山後の宴会など、グループツアーならではのメリット・お楽しみも十分で、たまにはこうした賑やかなハイキングも悪くない、と感じた次第です。

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