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Yamareco

記録ID: 1083845
全員に公開
ハイキング
近畿

988 霊山:東側は馬酔木の大群落

2017年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
12.3km
登り
761m
下り
893m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:49
合計
6:17
10:06
34
霊山寺
10:40
10:45
31
休憩
11:16
11:16
31
霊山分岐
11:47
12:12
9
野外活動センター登山口
12:21
12:21
21
源流体験コース登山口
12:42
12:46
53
南尾根出合
13:39
13:39
41
ca760ピーク
14:20
14:25
6
霊山分岐
14:31
14:41
102
16:23
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き:柘植駅から霊山寺までタクシー利用
帰り:柘植駅
コース状況/
危険箇所等
霊山寺から霊山分岐はハイキングコース、田代池から柘植駅は東海自然歩道で全く問題ありません。
源流体験コースと南尾根ルートは踏跡が不明瞭な所も多く、地形図とコンパスは必帯です。特にca760ピークと霊山分岐の間でロストしました。
18切符で草津線の終点、柘植まで行きます。草津線は全線単線なのを初めて気付きました。何回も乗っているのにね。113系車両でした。
2017年03月12日 08:26撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 8:26
18切符で草津線の終点、柘植まで行きます。草津線は全線単線なのを初めて気付きました。何回も乗っているのにね。113系車両でした。
柘植駅からタクシーで、スタートする霊山寺へ。運転手さんの話では柘植タクシーは所属車両は2台だそうです。この日は運転手2名のうち1人がお休みで、彼だけとの事でした。
2017年03月12日 10:09撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 10:09
柘植駅からタクシーで、スタートする霊山寺へ。運転手さんの話では柘植タクシーは所属車両は2台だそうです。この日は運転手2名のうち1人がお休みで、彼だけとの事でした。
霊山寺は平安初期に霊山山頂に創建された天台宗の大寺院だったそうです。天正伊賀の乱で焼失し、江戸時代に霊山西麓に黄檗宗の寺院として再興されました。
2017年03月12日 10:11撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 10:11
霊山寺は平安初期に霊山山頂に創建された天台宗の大寺院だったそうです。天正伊賀の乱で焼失し、江戸時代に霊山西麓に黄檗宗の寺院として再興されました。
霊山寺周辺や登山道には石仏が至る所に、なかなか良い雰囲気です。
2017年03月12日 10:14撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 10:14
霊山寺周辺や登山道には石仏が至る所に、なかなか良い雰囲気です。
杉林の中の擬木の階段道を登ります。
2017年03月12日 10:19撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 10:19
杉林の中の擬木の階段道を登ります。
洗掘されて、古道の趣のある急登をひたすら登りました。
2017年03月12日 10:26撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 10:26
洗掘されて、古道の趣のある急登をひたすら登りました。
山頂近くなって杉林から自然林に変わりました。
2017年03月12日 11:09撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:09
山頂近くなって杉林から自然林に変わりました。
山頂手前の霊山分岐で田代池から登って来た東海自然歩道と合流します。今回は山頂に行かず、先ず田代池に下ります。
2017年03月12日 11:15撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:15
山頂手前の霊山分岐で田代池から登って来た東海自然歩道と合流します。今回は山頂に行かず、先ず田代池に下ります。
東側の田代池へと馬酔木のトンネルの中の東海自然歩道を下って行きます。さすが東海自然歩道、良く整備されていますが、擬木の階段はいただけません。
2017年03月12日 11:23撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:23
東側の田代池へと馬酔木のトンネルの中の東海自然歩道を下って行きます。さすが東海自然歩道、良く整備されていますが、擬木の階段はいただけません。
なかなか良い感じの谷ですね。
2017年03月12日 11:28撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:28
なかなか良い感じの谷ですね。
杉林に変わると、田代池はもうすぐです。
2017年03月12日 11:37撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:37
杉林に変わると、田代池はもうすぐです。
田代池畔の野外活動センター登山口に降り立ちました。野外活動センターは現在は廃墟になっていました。
2017年03月12日 11:46撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:46
田代池畔の野外活動センター登山口に降り立ちました。野外活動センターは現在は廃墟になっていました。
時間も頃合いなので、田代池畔でお弁当にしました。誰おらず、この景色を独り占めです。
2017年03月12日 11:51撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 11:51
時間も頃合いなので、田代池畔でお弁当にしました。誰おらず、この景色を独り占めです。
廃屋の画像も一枚ぐらいは載せておきましょう。
2017年03月12日 12:15撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:15
廃屋の画像も一枚ぐらいは載せておきましょう。
野外活動センター登山口から車道を300m強東に歩いたところの源流体験コース登山口から南尾根に登りそこから霊山に登り返します。登山口の道標を見落とさないように。
2017年03月12日 12:20撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:20
野外活動センター登山口から車道を300m強東に歩いたところの源流体験コース登山口から南尾根に登りそこから霊山に登り返します。登山口の道標を見落とさないように。
源流コース、南尾根はバリルートなので踏跡が不明確な所も多いです。地形図とコンパス、時々現れる道標などでルートをよく確認しながら登りした。
2017年03月12日 12:25撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:25
源流コース、南尾根はバリルートなので踏跡が不明確な所も多いです。地形図とコンパス、時々現れる道標などでルートをよく確認しながら登りした。
こんなにはっきりしたルートのところもあります。
2017年03月12日 12:32撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:32
こんなにはっきりしたルートのところもあります。
野外活動センターの時代に整備したのでしょうね。その名残のような橋です。
2017年03月12日 12:34撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:34
野外活動センターの時代に整備したのでしょうね。その名残のような橋です。
南尾根に入りました。広々とした尾根道です。
2017年03月12日 12:48撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:48
南尾根に入りました。広々とした尾根道です。
木段もまだ健在です。
2017年03月12日 12:50撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:50
木段もまだ健在です。
P723です。この先で広い道に誘導されてルートをロスト。暫く下っておかしいと気付き、コンパスでチェックすると北北東に行くべきを真東に下っていました。ロストその1です。
2017年03月12日 12:58撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 12:58
P723です。この先で広い道に誘導されてルートをロスト。暫く下っておかしいと気付き、コンパスでチェックすると北北東に行くべきを真東に下っていました。ロストその1です。
馬酔木の茂ったca760に到着。南尾根もあと少しです。
2017年03月12日 13:39撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 13:39
馬酔木の茂ったca760に到着。南尾根もあと少しです。
気が緩んだのか、この後大ロスト。激崖を下る羽目に陥りました。なんとか崖を下り、沢に降り立ち地形図を色々と検討した結果東に谷を詰めて適当な所で尾根に這い上がることにしました。画像より急登です。
2017年03月12日 14:10撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:10
気が緩んだのか、この後大ロスト。激崖を下る羽目に陥りました。なんとか崖を下り、沢に降り立ち地形図を色々と検討した結果東に谷を詰めて適当な所で尾根に這い上がることにしました。画像より急登です。
やっとの思いで横の尾根に這い上がりました。
2017年03月12日 14:17撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:17
やっとの思いで横の尾根に這い上がりました。
霊山分岐には歩いてきた南尾根の入口にバリケードがありました。侵入禁止の表示なのかも。
2017年03月12日 14:20撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:20
霊山分岐には歩いてきた南尾根の入口にバリケードがありました。侵入禁止の表示なのかも。
今までのバリルートから比べると東海自然歩道は天国のようなルートです。当たり前か。
2017年03月12日 14:25撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:25
今までのバリルートから比べると東海自然歩道は天国のようなルートです。当たり前か。
霊山山頂の霊山寺寺院跡です。
2017年03月12日 14:31撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:31
霊山山頂の霊山寺寺院跡です。
北側には中継塔の建物があります。
2017年03月12日 14:40撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:40
北側には中継塔の建物があります。
山頂には一等三角点『霊山』があります。
2017年03月12日 14:36撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:36
山頂には一等三角点『霊山』があります。
山頂南側に歩いてきたca760ピークが見えました。
2017年03月12日 14:33撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:33
山頂南側に歩いてきたca760ピークが見えました。
東側には青山高原が。
2017年03月12日 14:33撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:33
東側には青山高原が。
西側には笹ヶ岳をはじめとした信楽の山々が望めます。
この西側斜面はパラグライダーの天然テイクオフエリアのようで風待ちの女性がいました。
2017年03月12日 14:36撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:36
西側には笹ヶ岳をはじめとした信楽の山々が望めます。
この西側斜面はパラグライダーの天然テイクオフエリアのようで風待ちの女性がいました。
テイクオフして大空を舞っています。気持ちよいでしょうね。
2017年03月12日 14:37撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:37
テイクオフして大空を舞っています。気持ちよいでしょうね。
霊山からも東海自然歩道を下りました。今までと打って変わって杉林のなかの舗装路を約1時間半、延々とくだりげんなりです。
2017年03月12日 14:50撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 14:50
霊山からも東海自然歩道を下りました。今までと打って変わって杉林のなかの舗装路を約1時間半、延々とくだりげんなりです。
柘植町上町辺りから霊山を振り返りました。
2017年03月12日 16:13撮影 by  NIKON D40, NIKON CORPORATION
3/12 16:13
柘植町上町辺りから霊山を振り返りました。
撮影機器:

感想

18切符で駅から登れる山を調べていたら、柘植駅から東海自然歩道で霊山に登るルートがありました。このルートは車道をひたすら歩くルートでこれのピストンではちょと登る気になりません。そこで霊山をさらに調べると、西の霊山寺から登るルートと田代池の野外活動センタからのルート、そして源流体験ルートが見つかりました。
そこで、それぞれのルートを組み合わせて歩くことに。まずタクシーで霊山寺に行き、そこをスタートとして霊山寺から霊山寺分岐に登り、そこから田代池の野外活動センターに下り、車道を約300m西に行った所の源流体験コース登山口から南尾根を経て霊山に登り返し東海自然歩道で柘植駅に下るコースを組みたてました。
霊山寺から霊山分岐までは殆どが杉林の中の急登ですが、昔の山頂の寺院への参道でしょうか数ヶ所石仏もあり、古道の雰囲気を楽しみながら登れる道でした。
霊山分岐から田代湖への下りは天然記念物になっている馬酔木の群落の下りで、擬木の階段を除けば気持ちよいルートです。
源流体験ルートと南尾根のルートは前の2ルートとは異るバリルートです。ルートが不明瞭な所も多く地形図とコンパスで確認しながら歩く楽しさが味わえました。でも、南尾根では2ヶ所ロストしてしまいました。最初のロストではすぐ気が付いて戻りましたが、2回目のロストは植林のピンクテープに惑わされて激崖を下ってしまいました。谷に降り立ってから再度激崖を登り返す気力が失せてしまいました。そこで地形図をよく検討すると涸れた沢を暫く遡行して適当な所から尾根に取付けば良さそうとの結論に。そうして無事に予定のルートに復帰しました。
霊山山頂は平安初期から織田信長の伊賀攻めで焼失するまでは大寺院があったのでかなり広く中央が窪んでいました。そこに発掘調査で掘り出された宝篋印塔や五輪塔が並べられていました。
展望は東側を除いて頗る良く、青山高原や信楽の山々、伊賀の街並みなどが良く見えました。
山頂の西側はパラグライダーの天然テイクオフ地になっており、女性が飛び出して行きました。なかなかかっこよいです。
下りは覚悟していましたが、延々と続く杉林の中の舗装路下りでうんざりでした。
そうは言え、古道、馬酔木のトンネル道、ルーファイルート、ロストなどなど、なかなか盛りだくさんで、内容の濃い楽しい1日を過ごしました

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