ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1084295
全員に公開
雪山ハイキング
東海

亡き弟に捧ぐ☆再挑戦十枚山登頂成功 安倍川東山稜完全制覇 滑落負傷

2017年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
8:20
0
スタート地点
1:00
ゴール地点
08:20登山口08:33分岐10:30十枚山登頂成功10:50下山開始12:30分岐12:45登山口
天候 晴ときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
先週と同じ、十枚山登山口近くの路肩駐車
コース状況/
危険箇所等
中腹から凍結有り。
2週連続この登山口来ました。先週は曇りでしたが、この日は出発時快晴で気持ちが充実してきました。
2017年03月11日 21:02撮影 by  DSC-T5, SONY
1
3/11 21:02
2週連続この登山口来ました。先週は曇りでしたが、この日は出発時快晴で気持ちが充実してきました。
分岐を過ぎて中腹辺りからやはり凍結してます。
2017年03月11日 21:19撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 21:19
分岐を過ぎて中腹辺りからやはり凍結してます。
写りが悪くてすみません。九十九折りの途中にあるこの岩下が唯一平らなところです。ここでアイゼン装着。
2017年03月11日 23:42撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 23:42
写りが悪くてすみません。九十九折りの途中にあるこの岩下が唯一平らなところです。ここでアイゼン装着。
アイゼン装着後なんと10分程で右足アイゼンのバンドが切れてしまいました。持っていたテーピングでぐるぐる巻きにし、続行。今度は20分後左足踵のバンドが切れてしまいました。安物アイゼンはダメですね。ここでリタイアを1度は考えましたが・・。左足も応急処置してたら・・・亡き弟の”アニキ大丈夫だよ。まだやれるよ”と聞こえた気がして、登山続行。
2017年03月11日 21:50撮影 by  DSC-T5, SONY
3
3/11 21:50
アイゼン装着後なんと10分程で右足アイゼンのバンドが切れてしまいました。持っていたテーピングでぐるぐる巻きにし、続行。今度は20分後左足踵のバンドが切れてしまいました。安物アイゼンはダメですね。ここでリタイアを1度は考えましたが・・。左足も応急処置してたら・・・亡き弟の”アニキ大丈夫だよ。まだやれるよ”と聞こえた気がして、登山続行。
先週5m程滑落した場所です。今更ながらこの谷をよく這い上がったなぁと感心します。たまたま滑落中倒木に掴まり、仕事で使用する船舶用ロープを持っていたからですが。
2017年03月11日 21:55撮影 by  DSC-T5, SONY
1
3/11 21:55
先週5m程滑落した場所です。今更ながらこの谷をよく這い上がったなぁと感心します。たまたま滑落中倒木に掴まり、仕事で使用する船舶用ロープを持っていたからですが。
トラバース中、徐々に積雪が増えて来ました。それにしても今日は誰にも会わないな。結局この日は誰とも会いませんでした。
2017年03月11日 22:02撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 22:02
トラバース中、徐々に積雪が増えて来ました。それにしても今日は誰にも会わないな。結局この日は誰とも会いませんでした。
急坂もありますが、初心者の私にはお助けロープは本当助かります。
2017年03月11日 22:09撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 22:09
急坂もありますが、初心者の私にはお助けロープは本当助かります。
こんなコルが3カ所位ありましたね。ここから私の後ろをそよ風が・・・亡き弟が付いてきてたんだね。
2017年03月11日 22:33撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 22:33
こんなコルが3カ所位ありましたね。ここから私の後ろをそよ風が・・・亡き弟が付いてきてたんだね。
振り返るとお助けロープだらけです。本当助かります。
2017年03月11日 23:13撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 23:13
振り返るとお助けロープだらけです。本当助かります。
そしてとうとう十枚山登頂成功。登頂したと同時に、つむじ風が巻き起こり、山頂にある鐘が小さく一つなりました。きっと亡き弟も祝福してくれたんだね。今までありがとうね。
2017年03月12日 10:37撮影 by  iPad Air 2, Apple
7
3/12 10:37
そしてとうとう十枚山登頂成功。登頂したと同時に、つむじ風が巻き起こり、山頂にある鐘が小さく一つなりました。きっと亡き弟も祝福してくれたんだね。今までありがとうね。
山頂でしばし休憩。残雪もほとんどありませんでした。山頂に鐘があるなんて、オシャレですね。
2017年03月12日 10:44撮影 by  iPad Air 2, Apple
3/12 10:44
山頂でしばし休憩。残雪もほとんどありませんでした。山頂に鐘があるなんて、オシャレですね。
私も鐘に近寄り、鳴らしました。{この鐘を鳴らすのは、わ・た・し♪}
2017年03月12日 10:47撮影 by  iPad Air 2, Apple
3
3/12 10:47
私も鐘に近寄り、鳴らしました。{この鐘を鳴らすのは、わ・た・し♪}
隣の下十枚山です。コルの十枚峠から下十枚山山頂までのトラバース道がはっきり見えます。間違いなく大雪です。上空に雪雲が掛かり始めてます。あっちは青笹山から1度行っており、今回は行く計画では無いのでいよいよ下山開始します。こちらも吹雪いて来ました。仕事が海運関係なので、敏感です。気象変化には海と共通するものがありますね。大事な事は無理に登頂する事では無くて、無事生きて帰る事。偉そうな事言ってすみません。
2017年03月12日 10:42撮影 by  iPad Air 2, Apple
3
3/12 10:42
隣の下十枚山です。コルの十枚峠から下十枚山山頂までのトラバース道がはっきり見えます。間違いなく大雪です。上空に雪雲が掛かり始めてます。あっちは青笹山から1度行っており、今回は行く計画では無いのでいよいよ下山開始します。こちらも吹雪いて来ました。仕事が海運関係なので、敏感です。気象変化には海と共通するものがありますね。大事な事は無理に登頂する事では無くて、無事生きて帰る事。偉そうな事言ってすみません。
下山開始。
2017年03月12日 10:40撮影 by  iPad Air 2, Apple
3/12 10:40
下山開始。
ここでまた3m程滑落しました。そして滑落した時・・・左足のアイゼンが紛失。そして左足首、膝損傷・・・・。しばらく這いつくばって、アイゼン探しましたが見つからず。まだ下山開始して30分位でした。
2017年03月11日 23:27撮影 by  DSC-T5, SONY
3/11 23:27
ここでまた3m程滑落しました。そして滑落した時・・・左足のアイゼンが紛失。そして左足首、膝損傷・・・・。しばらく這いつくばって、アイゼン探しましたが見つからず。まだ下山開始して30分位でした。
5分位足の損傷個所を確かめ、左足首テーピングして下山続行。テーピング技術は空手現役時代に経験しているので大丈夫。それより片方のアイゼン右足だけでこのまま下山出来るか・・・。でもゆっくり下山開始。
2017年03月11日 23:27撮影 by  DSC-T5, SONY
2
3/11 23:27
5分位足の損傷個所を確かめ、左足首テーピングして下山続行。テーピング技術は空手現役時代に経験しているので大丈夫。それより片方のアイゼン右足だけでこのまま下山出来るか・・・。でもゆっくり下山開始。
やっと分岐手前まで降りて来ました。ゆっくり下山した為、ここまで1時間10分。この爪痕みたいなのは、多分熊ですよね?先週無かったと思いましたが。冬眠から醒めたかな。
2017年03月12日 00:04撮影 by  DSC-T5, SONY
1
3/12 0:04
やっと分岐手前まで降りて来ました。ゆっくり下山した為、ここまで1時間10分。この爪痕みたいなのは、多分熊ですよね?先週無かったと思いましたが。冬眠から醒めたかな。
分岐で残った片足アイゼンを外し、ザックに付けました。
2017年03月12日 00:16撮影 by  DSC-T5, SONY
3/12 0:16
分岐で残った片足アイゼンを外し、ザックに付けました。
分岐でホッとして、記念写真。顔が疲れてます。でもなんかスタイルが登山者っぽくなった気がします。こんな私も登山始めて4か月に入りました。
2017年03月12日 12:12撮影 by  iPad Air 2, Apple
4
3/12 12:12
分岐でホッとして、記念写真。顔が疲れてます。でもなんかスタイルが登山者っぽくなった気がします。こんな私も登山始めて4か月に入りました。

感想

先週この十枚山に登頂しましたが、大雪とスパッツが無かった為、リタイアしました。
この一週間悔しくて、あまり眠れませんでした。
今回は満を持し、再挑戦し、登頂成功しました。
さすが安倍川東山稜で最高峰の山と言われる十枚山。
手強かったです。
アイゼンの不良、滑落、負傷とハプニング続出の1日でした。

高校時代山岳部に所属し山が大好きで、4年前に享年43歳で亡くなった私の弟。
生前竜爪山に一緒に登ろうと言うと”アニキには無理だよ”と笑ってましたが。空手現役時代両膝を負傷した私に、弟は登山による膝の負担を考えて、それで無理だと判断したんでしょうね。
その念願だった私の目標の竜爪山は登山開始して2か月目で登頂成功し、制覇。
そしてこの3/12は、登山始めて、わずか4か月で安倍川東山稜も全て完全制覇した記念すべき日でした。
きっと一生忘れないと思います。
亡き弟も喜んでくれたかなぁ。
きっと”あのアニキが・・”ってあの世でビックリしてるだろうなぁ。
もっと弟のいるこの空に近付くために、いよいよ次のステージへ。
標高2000m超えたいと思います。
そういえば来月から静岡県山岳連盟会員になります。
宜しくお願い致します。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:927人

コメント

一歩一歩ゆっくりと
頑張らないで山を楽しんで
2017/3/14 9:28
Re: 一歩一歩ゆっくりと
ありがとうございます。負傷した左足の具合が芳しくないので、完治するまでゆっくりします。
2017/3/14 15:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら