湯森山（国見温泉口から往復）

2017年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,080m
• 下り: 1,071m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:35

6:00 国見温泉口ゲート
7:30 7:40 林道横断
8:35 8:45 939.9m
9:20 9:35 1040m
10:45 11:00 1250m
11:50 12:05 湯森山
12:45 13:05 939.9m
13:00 0:00 林道横断
14:30 ゴール地点

天候

快晴　上部強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道からの入口にある空き地？に駐車

コース状況／危険箇所等

国見ゲート付近で積雪約1m。
下部ルートは、大平山に向かう林道に入り、最初のヘアピン過ぎてから北斜面にとりつくが、急傾斜と枝沢が多く苦労。下りは林道をたどったが、小柳沢方面からの林道分岐〜大平山北鞍部までは登り返しになる。
1200mから上は無立木の特徴の無い緩斜面で、視界がないと厳しそう。

写真

3/19 6:05

出発点から秋田駒が真っ白く輝く

3/19 6:20

カーブミラーのけっこうな埋まり具合　ここから林道をそれて斜面へ

3/19 6:40

苦労している急斜面で朝日が差してきた

3/19 7:05

振り向くと地森稜線　千m程度の山とは思えない格好良さ

3/19 7:10

シール登高の限度が続く

3/19 7:20

ようやく緩やかな斜面に出た

3/19 7:43

のびやかな林間

3/19 7:43

ゆるゆると進む

3/19 8:16

キツツキのドラミングが聞こえる　まさかクマゲラ？

3/19 8:41

下界から遠く牛の鳴き声も聞こえてくる

3/19 8:52

秋田駒の純白斜面が近づいてきた

3/19 9:04

凄い青色

3/19 9:34

正面に目指す湯森稜線が見えてきた　ずいぶん遠いなあ

3/19 9:58

1100m付近は細かい尾根と沢が錯綜

3/19 10:09

和賀の山並みも一望できる

3/19 10:10

荒沢源頭1200m付近の名も無い崖が立派

3/19 10:17

オオシラビソ南限（？）の2本見つけた！　1160m付近

3/19 10:18

遙か遠くに早池峰

3/19 10:21

次第にダケカンバ主体の疎林となる

3/19 10:28

なんとも優美なうねりを描く雪面　「官能的」と表現できそう

3/19 10:48

根元の洞で風をよけて一休み

3/19 10:52

男女岳見えてきた

3/19 10:59

もう少し早ければこの辺もモンスター地帯か

3/19 11:10

右には岩手山山頂顔を出す

3/19 11:19

上部斜面は強風に耐えながら前進

3/19 11:19

雫石から見える白い稜線がここか

3/19 11:23

新鮮なアングル

3/19 11:28

秋田駒山頂付近は爆風っぽい　阿弥陀池小屋が点のように見えている

3/19 11:34

こっちはあとひとふんばり

3/19 11:45

湯森山頂到着　隣の笊森が大きい

3/19 11:45

北は八幡平〜焼山方面

3/19 11:46

西に森吉

3/19 11:46

南西に秋田駒

3/19 11:46

向こうに和賀

3/19 12:13

快適斜面を降りて尾根筋までくるとスノーモービルの痕跡多数　規制区域ではないのだろうか？

3/19 12:22

自分のトレースしかないと思ったのに

3/19 12:57

縦横に走り回っている　これでは動物もびくびくだな

3/19 13:14

木漏れ日の中を降りる

3/19 13:32

最後は林道を遠回り

3/19 15:16

帰宅途中の眺め　今日はあちこちの山に大勢の方が入っていたんだろう

撮影機器：

IXY 610F CANON

感想

YKA0805

三連休の中日が山行に使えることになった。お天気は問題なさそうで、前々から考えていた湯森山南東斜面のロングコースに挑戦する。

冷え込む早朝の国道を出発。尾根下部の急斜面にやや苦労しながら、750mから上のまったりした尾根に出た。静かな樹林帯にキツツキのドラミングが響く。
快適な登高だったのだが、重い新雪はシールの裏にべったり貼り付き、落としても落としてもすぐに高下駄状態。これがただでさえ鈍っている体力、筋力を消耗し、特に太腿が悲鳴を上げそうになるので、頻繁に休憩をとる。それでも一歩一歩稜線に近づき、抜けるような青空、なめらかな純白斜面を越えて待望の湯森山山頂に到着した。
調子よければ笊森か焼山まで往復、ってのも考えていたが、稜線は強風が吹き荒れていたし、なにより脚に来ているので早々に退散し、滑降支度。上部快適斜面はほんの一瞬で、すぐに重い腐れ雪と化した樹林帯に入る。スノーモービル集団がけっこうな高度まで走り回った痕跡があり、このトレースに引っかかって何度かこけそうになりながら、登りの最初の1本林道までたどり着いた。
出だしの急崖を嫌ってそのまま林道を下る。ここばかりは圧雪してくれたスノーモービルに感謝して、ああ楽だなあと滑っていくが、残念、登り返しがありました。シールを貼り直し、最後もう一度少しだけ滑ってゴール。

地図で見たとおりのロングルートだったが、天気と雪さえ良ければ快適美林と稜線の好展望は間違いないので再訪もありかな。