甲州街道7日目（笹子駅〜甲府）
山梨県
kanepyon
体力度について
- GPS
- 06:09
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 521m
- 下り
- 843m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:09
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
写真
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感想
11月26日から中断していた甲州街道ランを再開。
7時ちょっと前に家を出て、稲田堤、立川、豊田と乗り継ぎ、豊田始発の中央線普通電車で笹子駅へ。
今日最初の難関は笹子峠越えで、駅から走り出したところからダラダラの上りが始まる。
やがて笹子峠に向かう20号とおさらばして左折して県道日影笹子線へ。
しばらく坂道を登って行くと、左側に笹子峠自然遊歩道看板が立っている。
この道が旧甲州街道で、ここでしばし舗装された県道と分れ、山道を進み、10分もしないうちに、県指定天然記念物笹子峠の矢立の杉。
更に県道をゆるゆると走り出すが、冬は車は入れないようで、道には石も落ちてるし、1箇所完全に雪に覆われている場所もある。
ゆるゆると20分走る間に一人だけ登山者を追い抜かし、笹子隧道入口。
この笹子隧道の上に笹子峠があるはずで、標識に沿って進むが、ちょっと登れないような道。周囲を探すが他の道も見当たらない。
諦めて真っ暗な笹子隧道は走れば1分ちょっとで向こう側へ。
トンネルを出て県道を100mほど下り左側のガードレールが切れているところに、
「甲州街道峠道」道標があり旧甲州街道はここから入り、県道清水橋まで下るが、この山道はなかなか楽しい。
途中迷いそうなスポットもあったが、気持ちよくトレイルを下ることができる。
清水橋から再び県道になるわけだが、この延々と続く下り坂が辛い。
民家も見当たらないまま30分近く下って、ようやく天狗橋で、人里に帰り着いた感じがした。
時間的には11時30分を過ぎていて、そろそろ食料を補給したいところ。
駒飼宿の中を通りつつ、お店を探すが、コンビニどころか商店も見当たらないまま、20号へ。
これだけ大きな道ならコンビニくらいあるだろうと、勝沼方面へ走り出す。
左手に中央高速を見ながら、緩やかな下り坂を延々走るのだが、コンビニなんて一軒もない。
途中鶴瀬宿の区間だけ20号を離れるが、やがて再合流。
そのままコンビニが見つけられないまま20号とはお別れして、38号線で勝沼方面へ。
ここはぶどう園ばかりがやたらとあるが、コンビニはやはり見つからない。
勝沼宿は勝沼市がきちんと表示をしていて、わかりやすいのだが、とにかくお腹がすいている。
途中ぶどう園のひとつである川口園というところで、「つぐら市」というイベントをやっていて、食べ物の出店もあるのだが、ちょっと臭いランナーがのんびりできる雰囲気でもなくパス。
結局その後に出てきたシャトレーゼで、おはぎとアイスクリーム。
シャトレーゼから再スタートし、直後にヤマザキデイリーストアを発見したのは拍子抜けだが、県道411号線に入ったあたりから山梨市。
ごく普通の街中の道で、このあたり旧甲州街道は時々それたりするのだが、標識が特になく、いちいちスマホを見るというのも、直近にスマホを壊した者としてはやりにくい。
ひたすら県道を進み、やがて日川橋を渡って右折。
細く寂しい道を突き当たったところで、笛吹川に突き当たり、石和温泉がどーんと見えてくる。
笛吹川の土手から細い道を入り、いよいよ石和温泉へ。
道もきれいで走りやすい。
ここがゴールならのんびり温泉に入りたいところだが、とりあえず3時までは走ると決めているので、先へ進む。
411号線をひたすら進めば甲府に着く。
山梨学院大学の大きさに関心しつつ、ようやく甲府市内へ。
街道は甲府駅を通らずに、細かく曲がっていくので、本日のゴールは甲府駅から真っ直ぐ南に下りた相原の陸橋にした。
約33キロで気持ちよく終了したつもりだったが、甘かった。
昼に調べた銭湯に行こうと、そこから1キロ弱走ったのが、「鏡温泉」が見当たらない。
後でわかったことだが、2014年に閉店していて、まるで面影もない。
ここで再度スマホを操作するが、近所に風呂は見つからない。
駅の反対側の高砂湯はまだやっていそうなので向かってみるが、かなりの距離がある。
一度終わったつもりから走るのは辛いもので、JRの線路も超えて、最後はフラフラの状態で辿りついた。
しかし、間違いなく営業しているようだが、下駄箱がほぼ全て空いている。
靴を脱ぐ前にドアを開けて「営業してるんですか」と聞いてしまったくらい。
入湯料は400円だが、今日は銭湯に来るつもりはなかったから、シャンプーなんかを持っていない。
なので、一緒に買おうとすると、おばちゃんが「売ってるけど、そこにあるの使っていいよ」とのこと。
見ると、忘れ物のようなものがいくつか置いてある。
なので、買わずに服を脱ぎ始める。
モタモタとしていたら、おばちゃんが一通りのセットを見繕って持ってきてくれた。
風呂場に入ると、先客は一人。
その一人もしばらくしたら出ていき、最後は自分だけ。
設備はお世辞にもいいとは言えないが、とにかく汗を流せるのがありがたい。
さっぱりして、湯船に入り、時間にして30分ほどの滞在だった。
脱衣場のロッカーの上に常連さんのセットが置いてあるし、出るときにおばあちゃんが入って来たから、それなりの需要はあるのだろうが、きっと経営は苦しいだろうと心配。
「今度来るときはタオルも貸してあげるよ」なんて言ってくれたが、本当にいつかまた行けるといいなあ。
暖かい気持ちで駅に向かい、ビールとつまみを買い込んで、「びゅーやまなし」で一路立川へ。
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こんにちは。
36km越えのランですか。すごいです！
途中、お寺や名所が見られ、ただ車道を走るだけでは楽しめない面白さがありそうですね。
同日、自分は県道日影笹子線の通行止めゲート脇に車を止め、笹子雁ヶ腹摺山〜滝子山へ縦走してました。
笹子隧道脇から笹子峠へは、一見すると道がないように見えますが、九十九折に登っていく道がありましたよ。
甲州街道ラン頑張ってください。お怪我には気を付けて。
それでは失礼します。
コメントありがとうございました。
使い慣れてなくて、気付きませんでした。
笹子峠に続く道があることは知っていたのですが、あまりにも急だったので、諦めてしまいました。
ちょっと後悔してます。
４月にウルトラマラソンを控えてるので、その一環で街道ランを練習と位置付けてます。
５月からはまた山にも上りたいと思います。
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