直登!様茶平.



- GPS
- 03:22
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 557m
- 下り
- 545m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
様茶平の東斜面は,通常ルートではないので,雪庇,滑落など状況によっては危険だと思われます. |
写真
感想
天気は今ひとつ.熟考の末,様茶平を絡めて空沼岳はどうかなと...
様茶平の通常ルートは,漁川林道をから入り,尾根に取りつき,なだらかな主尾根にでたら南から北に尾根を登ります.主尾根の東側は岩記号が続く急斜面で雪庇が発達します.ここを通過することができるのか?地図やネット上の写真で検討を繰り返しましたが,最終的には行ってみないとわからないという結論に達しました.この斜面を登るか下るかという問題もあります.下りのためにロープを,登りで雪庇を突破するためにはスノーシャベルを持っていくことにしました.登りにしても下りにしても無理そうならば,トラバースすればいい.
というわけで,597標高点のヘアピンカーブにある駐車帯に車を止め,下金山林道の入り口から尾根に取り付きました.9時54分出発.時折,青空が覗くものの,山全体が霞のような雲に覆われて,視界はあまりよくありません.あまり写真も撮らずに黙々と尾根を登っていきます.
カーブミラーのある漁川林道にぶつかる地点から漁川林道を進めば,空沼を経由して空沼岳に向かいますが,風も強く,視界も悪いので,この時点であっさりと空沼岳は中止して,様茶平だけに目標を絞ることにしました.
ここから無名の林道をしばらく歩いてから再び斜面に取りつき,比較的なだらかな白樺林を過ぎたところで目の前に雪庇を伴った斜面が現れました.スノーシューでは登れないのでアイゼンに履き替えて突入.風の通り道になっていて強い風が吹き荒れています.等高線ではそれほど急斜面に見えないのですが,岩斜面で,雪も締まっておらず,苦戦を強いられます.ブッシュを掴みながら,慎重に一歩一歩高度を上げていきました.登りつめると青空と支笏湖が広がっていました.
カリカリにクラスとした急斜面を避けて回り込みながら登っていきます.最後は,崖か雪庇かと思ったら,あっさりとP999,様茶平に到達.ちょっと拍子抜け.ま,いいか.11時34分.尾根をしばらく南に歩いて,南端の様茶内へ.小さな標識が木に掛かっていますが,読めなくなっています.ここを様茶平と勘違いする人もいるらしい.
下山.天気が良ければ,あちこちから支笏湖と山々が見える尾根なのでした.13時14分,帰還.3時間20分.7.71km.累積標高662m.ミニハイクでしたが,楽しめました.
実は,今日のメインは「岩はし」.お会いしたことはないのですが,いつもヤマレコに果敢な山行をアップする「morethan」さん行きつけのお店.3月20日にmorethanさんが,烏帽子岳南壁を直登後にここにより,レバニラ定食を食べた記事を見て,無性に食べたくなり,ここに寄るためにはどこの山に登ろうと計画を立てたのが今日の山行でした.レバニラ定食.美味しかった.満足.
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