(今日の山)
「大曽根山」。R289を北進する際南会津と只見の町界尾根に屏風の様に横たわる山だ。
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(今日の山)
「大曽根山」。R289を北進する際南会津と只見の町界尾根に屏風の様に横たわる山だ。
(入山口)
町界から900m程只見寄りに立つミラーの後ろから林道(太田・森戸沢線)に入る。(画像は只見側から撮影)
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(入山口)
町界から900m程只見寄りに立つミラーの後ろから林道(太田・森戸沢線)に入る。(画像は只見側から撮影)
(ノントレース)
入山者なし。雪は薄くクラストしているが、ワカンを履かなければ踝迄踏み抜く。
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(ノントレース)
入山者なし。雪は薄くクラストしているが、ワカンを履かなければ踝迄踏み抜く。
(急斜面)
林道脇は壁であちこち雪が割れている。雪崩が怖い。
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(急斜面)
林道脇は壁であちこち雪が割れている。雪崩が怖い。
(デブリ)
大きなデブリが道を覆う。早朝は堅いが、帰りは心配。
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(デブリ)
大きなデブリが道を覆う。早朝は堅いが、帰りは心配。
(ショートカット)
ヘアピンカーブ前で上段の道へ這い上がる。朝方ならまだ大丈夫だろう。
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(ショートカット)
ヘアピンカーブ前で上段の道へ這い上がる。朝方ならまだ大丈夫だろう。
(林道分岐)
標高650付近で右の林道(下山・森戸沢線)に入る。標識は無く、道形もはっきりしない。
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(林道分岐)
標高650付近で右の林道(下山・森戸沢線)に入る。標識は無く、道形もはっきりしない。
(造林)
一帯は分収林だ。
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(造林)
一帯は分収林だ。
(兎)
湿雪の腐れ雪。ウサちゃんもこの通り。急いでいる歩幅だ。
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(兎)
湿雪の腐れ雪。ウサちゃんもこの通り。急いでいる歩幅だ。
(重い)
ワカンでも踝以上の泥濘るみ。足が重い。
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(重い)
ワカンでも踝以上の泥濘るみ。足が重い。
(尾根)
前方に町界尾根の三角点ピーク(p899.9)が顔を出した。
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(尾根)
前方に町界尾根の三角点ピーク(p899.9)が顔を出した。
(陽射し)
照り出した。まだ2時間程だが疲労が激しい。
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(陽射し)
照り出した。まだ2時間程だが疲労が激しい。
(湿原)
唐松樹林の向こうは「谷地平」と呼ばれる湿原(大曽根湿原)だ。只見町の天然記念物になっている。
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(湿原)
唐松樹林の向こうは「谷地平」と呼ばれる湿原(大曽根湿原)だ。只見町の天然記念物になっている。
(取り付き点)
林道終点付近で振り変える。北側(画像左)には開拓集落の跡地が広がる。10分休憩後いよいよ左手樹林内の急斜面に取り付く。
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(取り付き点)
林道終点付近で振り変える。北側(画像左)には開拓集落の跡地が広がる。10分休憩後いよいよ左手樹林内の急斜面に取り付く。
(稜線コル 1)
標高775m辺りの稜線コルを目指して九十九折に登る。樹間のコース取りが故郷を思い出す。
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(稜線コル 1)
標高775m辺りの稜線コルを目指して九十九折に登る。樹間のコース取りが故郷を思い出す。
(クラスト)
上部になるにつれクラストしだした。
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(クラスト)
上部になるにつれクラストしだした。
(後少し)
稜線まで後少し。
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(後少し)
稜線まで後少し。
(稜線)
標高845m付近で稜線に乗った。陰の集落が見える。
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(稜線)
標高845m付近で稜線に乗った。陰の集落が見える。
(南方)
鋭峰は唐倉山(1,175.8m)だ。
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(南方)
鋭峰は唐倉山(1,175.8m)だ。
(スキー場)
手前は今月一杯営業の南郷スキー場。(ズーム)
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(スキー場)
手前は今月一杯営業の南郷スキー場。(ズーム)
(雪庇 1)
稜線南東は予想通りの大雪庇。しかし雪庇の張り出し具合が全く解らない。崩落やクラックが怖いため樹林際を歩く。
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(雪庇 1)
稜線南東は予想通りの大雪庇。しかし雪庇の張り出し具合が全く解らない。崩落やクラックが怖いため樹林際を歩く。
(陥没)
稜線真上の樹林際も雪が薄く陥没リスクがある。気持ちが悪いので真上は風上に外す。
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(陥没)
稜線真上の樹林際も雪が薄く陥没リスクがある。気持ちが悪いので真上は風上に外す。
(樹林内)
稜線を風上側に外しながら登る。赤松が立つ第1ピークが現れた。
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(樹林内)
稜線を風上側に外しながら登る。赤松が立つ第1ピークが現れた。
(第1ピーク)
地形図 三角点 P899.9 の第1ピークに上がった。雪庇の先を覗きたいが、怖くて近づけない。
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(第1ピーク)
地形図 三角点 P899.9 の第1ピークに上がった。雪庇の先を覗きたいが、怖くて近づけない。
(第2ピーク)
樹間に今日のピークか。
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(第2ピーク)
樹間に今日のピークか。
(稜線コル 2 )
山頂手前875m付近のコル状雪原。楢の枝も強風の通り道を示している。
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(稜線コル 2 )
山頂手前875m付近のコル状雪原。楢の枝も強風の通り道を示している。
(雪庇 2)
ずーっと巨大な雪庇が続いている。
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(雪庇 2)
ずーっと巨大な雪庇が続いている。
(山頂手前)
山頂付近は結構な急斜面だ。左を巻くしか無い。
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(山頂手前)
山頂付近は結構な急斜面だ。左を巻くしか無い。
(岩稜帯)
山頂直下で露岩出現。着雪が薄く、ここも陥没に要注意だ。
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(岩稜帯)
山頂直下で露岩出現。着雪が薄く、ここも陥没に要注意だ。
(山頂目前)
この先が山頂だろう。風が冷たい。
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(山頂目前)
この先が山頂だろう。風が冷たい。
(御神楽)
左手北方樹間に「御神楽岳」(左 1,386.5m)と凛々しい憧れの秘峰「笠倉岳」(右 1,139.9m)を捉えた。素晴らしい眺めだ。
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(御神楽)
左手北方樹間に「御神楽岳」(左 1,386.5m)と凛々しい憧れの秘峰「笠倉岳」(右 1,139.9m)を捉えた。素晴らしい眺めだ。
(山頂)
遂に山頂到着。標高954.0m、入山から3時間50分だ。黒松の枝に赤い布が付いていた。
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(山頂)
遂に山頂到着。標高954.0m、入山から3時間50分だ。黒松の枝に赤い布が付いていた。
(山頂展望 1)
雪庇の先は南方の旧伊南、旧南郷の集落。
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(山頂展望 1)
雪庇の先は南方の旧伊南、旧南郷の集落。
(山頂展望 2)
清流の伊南川沿いに広がる長閑な田園。(ズーム)
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(山頂展望 2)
清流の伊南川沿いに広がる長閑な田園。(ズーム)
(最高点)
山頂数メートル先が雪庇の最高点だが、やはり近づけない。
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(最高点)
山頂数メートル先が雪庇の最高点だが、やはり近づけない。
(雪庇 3)
山頂東方側も雪庇が続く。
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(雪庇 3)
山頂東方側も雪庇が続く。
(雪庇 4)
カーブから漸く雪庇の南面を覗くことが出来た。
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(雪庇 4)
カーブから漸く雪庇の南面を覗くことが出来た。
(山頂展望 3)
南西手前に「大博多山」(左、1,314.8m)と「辰巳山」(右、 1,150.8m)。真ん中遠方ピークは「古町丸山」(1,488.4m)か、それとも恵羅窪山かな?
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(山頂展望 3)
南西手前に「大博多山」(左、1,314.8m)と「辰巳山」(右、 1,150.8m)。真ん中遠方ピークは「古町丸山」(1,488.4m)か、それとも恵羅窪山かな?
(山頂展望 4)
前掲画像の右手奥は絶壁で名高い「城郭朝日山」(じょうかごあさひやま、1,448.4m)。久恋の秘峰だが簡単には近づけない。
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(山頂展望 4)
前掲画像の右手奥は絶壁で名高い「城郭朝日山」(じょうかごあさひやま、1,448.4m)。久恋の秘峰だが簡単には近づけない。
(山頂展望 5)
西方彼方は名山「会津朝日岳」(1,624.2m)だろう。
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(山頂展望 5)
西方彼方は名山「会津朝日岳」(1,624.2m)だろう。
(山頂展望 6)
周回を諦め最後にもう一度北方の御神楽、笠倉を拝んで往路を下山。
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(山頂展望 6)
周回を諦め最後にもう一度北方の御神楽、笠倉を拝んで往路を下山。
(大雪庇)
ズームで撮る。
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(大雪庇)
ズームで撮る。
(下山)
気の緩みは事故の元。往路の踏み跡を忠実に辿る。
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(下山)
気の緩みは事故の元。往路の踏み跡を忠実に辿る。
(雪庇尾根)
去り難し、大曽根。さよなら。
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(雪庇尾根)
去り難し、大曽根。さよなら。
(踏み抜き)
往路の踏み跡を歩いても時折膝まで踏み抜く。つんのめりカメラを濡らす。防滴ではないので少し心配。
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(踏み抜き)
往路の踏み跡を歩いても時折膝まで踏み抜く。つんのめりカメラを濡らす。防滴ではないので少し心配。
(稜線845m付近)
往路の稜線到達点まで戻った。予定ルートを更に変更して、稜線を直進することにした。
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(稜線845m付近)
往路の稜線到達点まで戻った。予定ルートを更に変更して、稜線を直進することにした。
(ヤドリギ)
鳥の巣を想起させるヤドリギ。黄色い色付きが春を告げる。
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(ヤドリギ)
鳥の巣を想起させるヤドリギ。黄色い色付きが春を告げる。
(第1ピーク)
振り返るとピーク右に雪庇が見えた。
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(第1ピーク)
振り返るとピーク右に雪庇が見えた。
(造林地)
杉の植林帯まで下りて来た。(正面はカメラの水滴)
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(造林地)
杉の植林帯まで下りて来た。(正面はカメラの水滴)
(雑木帯)
雑木帯。気温上昇でズブズブと泥濘む。PM2時過ぎというのにこれから山頂を目指すと言うソロのショートスキーヤーに出会う。
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(雑木帯)
雑木帯。気温上昇でズブズブと泥濘む。PM2時過ぎというのにこれから山頂を目指すと言うソロのショートスキーヤーに出会う。
(急斜)
転げるように最後の急斜面を降りる。
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(急斜)
転げるように最後の急斜面を降りる。
(帰着)
無事入山口に到着。少々疲れたが楽しく雪山を歩けた。奥会津大曽根、有り難う。美しかった。
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(帰着)
無事入山口に到着。少々疲れたが楽しく雪山を歩けた。奥会津大曽根、有り難う。美しかった。
お待ちしておりました。軟雪の中、お疲れ様でした。
標高は1,000mに届かないとはいえ、険しい山稜、やっぱり会津の山ですね。
きれいな雪庇の尾根ですが、37番を見るとやっぱり端の方には近付けないとわかります。
山頂からの展望も良好、城郭朝日山の壁はすごいですね。
もしもこの山に登ったら、登りたい山がさらにゴロゴロ出てきそうです
kamadam さんへ
関東は融雪が心配になる程良い天気が続くのですが、会越国境の福島、新潟の予報は晴天が少なく、なかなかチャンスが有りませんでした。
体調もイマイチなのですが、皆さんの雪山レコに刺激され、我慢し切れず出掛けた次第です。
事前検討の余裕もないので、GPSに以前からルート入力していたこの山に入りました。kamadam さんの歩かれる山とは厳しさが比較になりませんが、一応雪山気分を味わい奥会津の雪の山並みを眺めることが出来ました。
城郭朝日の南壁は知る人ぞ知る絶壁で、何年も前から「日帰り攻略」を研究してはいるのですが、未だに見通しが立たず、私には無理かも知れません。(残雪期のテン泊はネットに数例あります。)
生来の食い意地が卑しい所為か、食べきれないのに奥会津に入る度に登りたい山が増えて私も困っています。(笑)
(栃木那須高原の高校生雪崩事故、心が痛みます。お互い雪崩にも要注意ですね。)
うわあ、大曽根山行ってたんですね
できれば、辰巳山もヤセ尾根をずっと歩きたいと思っています。
この近くでは、打越山の周回も面白そうですよ
NYAA さん、こんにちは
拙レコにお立寄りいただき有り難うございます。
大曽根は地形図通り長大な雪庇が山頂迄延びる雄大な雪山でした。
稜線に乗るまで少し距離はありますが、
乗れば絶景を楽しむことができます。
辰巳山も良さそうですね。
奥会津にはNYAAさんにも好まれそうな中高山が沢山あります。
単独行同士ですが、いつか藪尾根でバッタリ!なんてことも、
あるかも?
(システム通知、便利な機能ですね。)
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