杓子岳双子尾根
- GPS
- 07:00
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年も平年よりも残雪が多いです。白馬はこれからがシーズン。 |
写真
感想
連休が終わると毎年白馬周辺に行く。栂池ロープウェーも昨日で終わっていて、知らなかった。いきなり終わらないでくれよ、観光地の割に広報が適当なのは白馬の一人よがり。仕方ないから猿倉に予定変更。ために出発は8時半という、スキーヤーにしてみれば落第生のような時間になる。
それでも同じような人が数人。猿倉のP脇で、1m80センチの積雪だと、工事の人が測っていた。今年も雪が多い。Pからスキー履いて上がっていく。
長走りの出合は、全面的に雪に覆われて、こんな残雪が多い長走りは初めてで、ならば上がって行こう。先行者が見える。
広い雪渓をどんどん行くと、突き当たりにデブリが見える。先行の3人は右の尾根に上がって行ったが、このまま本流を詰めても悪くないと思えた。傾斜は白馬大雪渓と同程度の気がしたが、気のせいか。
1950mまでデブリの中もスキーで上がって、アイゼンに履き替える。歩きにくいが、どうにか上部杓子尾根の稜線2170mに、12時半に出た。こちらが急で向こうはどうなっているか心配したが、何とここは樺平とかいう、テント地で、くぼみに池があるようなのどかなところで驚いた。急峻な尾根に、こんなのんびり地形があっていいのか。八方池周辺のようだ。
そこに二人がテントらしいし、上部からスキーが降りてきて、途中で消えたようだ(どちらかに滑り込んだ)。
昼飯食って、無風で暖かいし、絶好の春スキー日和に出会った。さてどこから滑って降りるか。きた道(長走り)を戻ってもいいが、上部が急とデブリで嫌だし、ならば向こうののんびり緩斜面と、杓子側のカールを降りてみようか。
ゆっくり滑り出すと、なだらかに斜面が広がっている。少し下ると、杓子岳からの杓子沢が見えるし、本流には白馬鑓の温泉も。そのわきにもスキートレースがある。小日向のコル下まですぐに出た。ここでシール付けて、コルまで登り上げる。誰もいなくて静だ。トレースはたくさんある。
さてここから滑降の第二弾。どんどん滑って行く。向こうにテントが見えるが、ここで道を間違える。手前の中山沢に入り込んで、1350m辺りまで、雪がなくなるところまで滑り込んで間違えたことに気がついて戻る。前にもこの辺で道間違えたことがあった。情けない。後続も一人、私のトレース伝いに間違えた。
シールで30分も戻って、近道して登り上げて、上の平坦地に出れば、間違えたルートが俯瞰できる。元に戻って、猿倉に安全に滑り下りる。この辺り大平原で、油断禁物。しかし白馬雪渓支流の長走りがこんなに楽しいとは知らなかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する