猫撮り散歩 川崎臨港地帯・春の夕暮れ編

2017年03月29日(水) [日帰り]

天候

晴れ

写真

01. 見出しの代表写真として、ちどり公園で咲き始めた大島桜と、ちどり公園のべっぴんさんをコラで重ねてみました (^^;)。

02. 昨年秋にもちどり公園で激写したべっぴんさんが今日もお出迎え♪ (ちどり姫と命名。以下すべて、個人的に勝手に命名です ^^;)

03. 「あらいらっしゃい〜。カワイく撮ってね♪」

04. ところが……姫！何というはしたなさでござるか！

05. 「あらやだ、そんなに見つめちゃいやニャン！」

06. しかしダラダラとお行儀悪し！ (それがまたカワイイのですが ^^;)

07. 日なたと日影の境目を選んでゴロゴロするのが面白いです。

08. 吾輩がちどり公園のボスであ〜る！　

09. 前回は見かけなかったヨボヨボお達者なハチワレさん。

10. 意外とボスに次いでエラい感じ。「こうして若いモンを見守っとるニャ！」

11. 一見ダラ〜ンとしているようで、常に群れの周囲を見守っているボス。

12. 「ボスが見守っているから安心して暮らせるニャ♪」

13. 前回も見かけた超ふさふさ君も元気なようです。(何となく沢○研二を思い出すので「ジュリー」と命名)

14. 観察していると、超ふさふさ君は一番下っ端のようですが、他の猫に邪険にされているわけではありません。

15. 「僕は超ふさふさの変わり者だけど、みんなが受け入れてくれるからのんびり暮らしているニャ」

16. 海底トンネルをくぐって緑道を歩き、水準点のあたりが猫スポット。ここの猫も他の人からエサをもらっているようですが、総じて警戒心が強い猫ばかりで、撮らせてくれても近寄ると逃げます。

17. その中で一番撮っていて表情豊かだったのがこのトラネコさん。

18. 「やっと緑の草も生えて、長い冬が終わったニャ。日向ぼっこが気持ち良いニャ」

19. 水準点の意味も知らず、石の間でゴロゴロ……(笑)。

20. 「俺様がこの群れのボスだニャ！」……見るからに大きく風格のある顔と体。

21. 後ろの猫は警戒心が強く、直接レンズを向けると必ず顔を背けて逃げます。

22. というわけで、せいぜい横からしか撮れません。

23. なかなかスレンダーでグラマラスなトラ白さんが茂みから出て来ました。

24. このにゃんこも、当初警戒しつつも意外と撮らせてくれました♪

25. お礼におやつをサービスしますと「またよろしくニャン！」という感じでペロペロ。

26. 東扇島西公園に入って広い園内を見回してみますと、植え込みの前でかわいい茶トラさんが斜光線を浴びてまったり。

27. ふっくらした体とのんびりした表情に、塔猫君が脳裏をよぎる……。

28. 「まぁゆっくりして行ってニャン♪」

29. このにゃんこは、お礼におやつを謹呈しても手を付けなかったです。お腹いっぱいだったのか？　(まるっとした茶トラですので「茶丸」と命名)

30. にゃんこが1匹いれば、その周囲には必ず複数が。「私が茶トラさんのおやつを食べてあげるニャン」

31. このにゃんこも穏やかで結構カワいい♪

32. そしてワラワラと黒めなヤツらが。左の二匹はすぐにどこかに行ってしまいました。

33. 「オラっちがこのへんの群れのボスなんだニャ〜」(鼻が赤い虎猫ですので「赤虎」と命名)

34. 「でもモデルも快く引き受けてあげるニャ！」

35. 「おやつもくれてありがとうニャ♪」

36. いっぽうこの茶白ハチワレ……歩いていると遠くから猛スピードで「ニャ〜ン」と近づいて来ましたので、「よしよしカワイイやつ」と思い、撮るよりも先におやつを謹呈したところ、食べ終わるや否や猛ダッシュで逃げるとは！　「こら！食い逃げするな！」とガン見すると戻ってきました。

37. 「でも食べるが勝ちニャン！」……ぺろぺろ。

38. 全く性格の悪いヤツだな……次回から要注意人物ですな！　そういえばこの猫、単独行動気味で、他の猫からハブられているのかも……。性格が悪いからハブられたのか、ハブられたか人間からいじめられたから性格が悪いのか。猫も人間も同じでしょうか。(「扇島の狐猫1号」と命名)

39. すっかり日没が近くなってしまった……というわけで、展望台下の広場に来ました。このにゃんこ、最初は警戒心強めでしたが……

40. どっしり薄茶にゃんこの全身がアーベントロートに。

41. 去る1月に訪れたときに大いに遊んでくれた黒白ハチワレ君、久しぶり！元気そうで何より！　(今のところ東扇島で見かけた中では一番カワイく、まるっとしているので「扇丸」と命名)

42. 約2ヶ月少々のあいだに去勢手術を受けたようです。目立つ場所で人懐こければ呆気なく対象にもなるということでしょうか。

43. 超ねこあつめ状態 (^^;) の中でも、相変わらずこのハチワレ君が一番人懐こく愛想良しでした☆

44. アーベントロートでお腹と足が見事に薄ピンク色！

45. このふさふさ君も結構人懐こい♪　

46. 「もっと早く来ればもっと遊んであげるニャ」

47. 最初は警戒していた39番画像のサビ猫さん、やがて警戒心を解いた……と思ったら、レンズを向けると尻尾を立てて突進し、ナデナデするようせがむようになってさぁ大変！　全然撮れないばかりか、首を激しく振ってこんな画像に (^^;)。

48. というわけで、またいずれ来るので元気で頑張れ！

感想

ゆきまる@bobandou

　東海道を品川から川崎までちょこっと歩いたのち、最近ハマっている猫撮りの練習 (？) として、川崎の臨港地帯を訪れてみました。以前訪れて撮った猫さんたちにまた会いたいということですが、同時に、塔ノ岳の塔猫君が山頂から姿を消して保護されたかも知れないというnavecat様のレコを拝見しての、「もう塔猫君には会えないのか……」という悲しさ、そして先日登った金時山で金時猫さんに会えなかった寂しさを紛らわすためでもあります。

　もっとも、それで塔猫君ロスが癒えたとは到底言えませんが、20数匹の猫に遭遇して、その中でもとくに人懐こい猫さんや写真を撮らせてくれる猫さんを可愛がりつつ、塔猫君と出会ったことで一層のめり込むようになった猫撮りの楽しさを味わいました。これからも猫を撮るたびに、必ず塔猫君のことを思い出すことでしょう……。

コメント

まっちゃ

塔猫君ロス
どんなにたくさんの猫の写真を撮っても
満たされないbobandouさんの思いが伝わってきます。
ありがたくいただいた塔猫君の写真を毎日眺めて癒されていましたが
もうお山では会えないかもしれない？!と思うだけで
まだ見ぬ私でさえ切なくなってしまいます。
ユーチューブにも沢山動画がアップされていたので
可愛い声やお餅のようなお尻や意外に動作が機敏なようすがわかって
増々魅力にはまってしまいました。
こんなたくましい子がぬくぬく飼い猫の環境に甘んじられるのでしょうか？
また暖かくなったらふらりと山に戻ってきてほしいと願います。

ゆきまる@bobandou

＞mattyanさま
こんにちは、コメントどうもありがとうございます！

塔猫君は余りにもブサかわいく、性格も裏表なく最高にナイスなヤツでしたので、塔猫君にもう会えない ことに深く当惑されている方がかなり多いことが、最近のヤマレコのそこかしこから伝わって来ます。塔猫君の消息を求める方の拍手が、全く塔猫君不在の塔ノ岳レコに大量につきまくったり、現実を受け入れるよう何とか自分に言い聞かせようとする日記やコメントがあったり……。

そもそも塔猫君だって普通のイエネコのはずですので、他の猫さんと同じように平地でぬくぬくと楽しい生活を送る権利はあります。ところが、イエネコの生存には余りにも過酷な塔ノ岳の山頂に捨てられてしまったばっかりに、3回も辛い冬を過ごさなければならなかったのは、不憫としか言いようがありません。なので、下界に下りて大事に扱われ、そんな新しい環境が気に入ったら、それが塔猫君にとっての幸せであり、長生きのチャンスなのだろう……と思います。

でもその割には、塔猫君は余りにも山頂での生活に馴染んでいましたし、とくに女性のレコを拝見したときに眼にする膝のりシーンでは、塔猫君の顔はデレデレで幸せそのもの…… 。エサもチャンプさんの毎日定期便だけではなく、最近はどうやら、ヤマレコユーザーではない方からも含めて切れ目なくもらえていたようですし、それが普通の飼い猫もびっくりの見事な体格とツヤツヤな毛に現れていましたので、寒さを除けば案外と山頂生活をエンジョイし、まさに塔ノ岳の王者になりきっているのではないか？とすら思えました。

というわけで、普通の生活に飽きて塔ノ岳に帰りたくなったらいつでも帰っておいで……数え切れないほどの登山者がみんな待ってるから、と思います。

または、単に去勢手術を受けているだけで、しばらくしたらまた戻ってくる……ということかも知れませんが……(もし今後、雌猫も塔ノ岳に捨てられて、子猫をたくさんつくってしまうとしたら、それはさすがに環境面で問題になるでしょう)。

それにしても、塔猫君のカワイイ声と「ドデカまんじゅうボディ」と運動神経の良さの激しいギャップ、最高に良いでしょう！！
だからこそ、私も含めて一発でヤラレてしまったのです……。
私などは、ある生きものを「カワイイ過ぎ！」と思って激写しまくったのは、甥っ子＆姪っ子に次いで塔猫君がナンバー３ですから……
そんな塔猫君の存在もあって、ますます赤線延ばし旅や公園で出会う猫さんがかわいくなったわけですが、そのきっかけになった塔猫君は、他の猫さんでは代わりになり得ないんですよね……。そういう点では、「この子はこの子でカワイイ！」と思っている「ちどり公園のお姫様」や「東扇島西公園の黒白ハチワレ君」には申し訳ない気分です。