一年越しの表妙義縦走


- GPS
- 09:30
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 2,079m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鷹戻しは最上級レベル コース全体も易しくはない ここに比べたら北アルプスの岩場は整備されたもの |
写真
感想
一年前に途中で断念した表妙義縦走の再チャレンジです。
前泊した東雲館を出発し、本日の山行の無事の祈願のため妙義神社に参拝。
先ずは相馬岳へ。一瞬富士に見紛うばかりの白い浅間山が美しい。
バラ尾根を進んで堀切に。前回は、ここまでに足を捻った違和感が不安でリタイア。
今回は問題なし。警告板を読み、とりあえずセルフビレイの準備をして、未知の領域へ進む。
鷹戻しの下は、残雪が意外と厄介な存在。きれいに泥も含めてそれを落としてから鎖に取り掛かる。
最初の鎖、梯子はスムーズに上がる。確実に高度は上がっているので、振り返ると奈落の底が見える。このへんからアドレナリン出まくりです。
次の鎖が難易度最上級。足場が確保しづらい岩場。2度ほど足を滑らせるが、がっちり鎖を掴んで堪える。何度も止まりながらも、注意深くルートを観察し、とにかく腕の力で這い上がる。
必死過ぎて(写真も撮り忘れるくらい)どれ位の距離をどれ位の時間で登ったのか参考になり得るものが有りません。鷹戻しの頭に着いた時には、思わず雄叫びを上げる。
しかし、まだまだ緊張感は緩められない。次は連続のハングオーバーの降りの鎖。ここもルートを観察してから実際に足場を確保する迄は腕の力で踏ん張るしかない。
東岳、中之嶽を通過する頃には、興奮状態もかなり落ち着いてくる。鎖場もだいぶ易しくなるが、気は引き締める。
一気に下り、中之嶽神社に到着。無事を感謝。
石門群を巡り、クールダウン。見上げると金洞山の塊。さっきまで上で四苦八苦していたのを思うと、何とも不思議な感覚。
1日経って感想書いてますが、身体バッキバキです。特に腕は烈しい。本当に妙義山はスパルタで鍛えてくれます。
今までにないダメージですが、一年越しの表妙義縦走完遂は感慨深いです。さらなる自信で、今年の夏の山行も楽しめそうです。
ちなみに、今回初めてヤマレコマップの山行記録を使い、タイムもそのまま出してますが、休憩タイムが倍ぐらい長くなってます。実際そんな余裕ありませんって…
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