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記録ID: 110326
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ハイキング
京都・北摂

シャクナゲ尾根で天ヶ岳、鞍馬寺へ(京都北山)

2011年05月08日(日) [日帰り]
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GPS
05:16
距離
13.8km
登り
968m
下り
998m

コースタイム

8:25小出石BS〜(R477)〜8:40シャクナゲ尾根登山口〜9:40最初の鉄塔広場9:50〜
10:20第2の鉄塔広場(天ヶ岳への分岐を通り過ぎ3分ほど先)10:30〜
10:35天ヶ岳〜11:12三又岳〜11:45三角点(525m)〜12:10薬王坂〜12:25鞍馬〜
13:00鞍馬寺(本堂)13:15〜13:40鞍馬駅
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都の出町柳駅を朝7時45分に出る朽木学校行きの京都バスに乗り、小出石バス停下車
帰りは叡山電鉄鞍馬駅から出町柳へ
コース状況/
危険箇所等
コースは分かりやすく標識も整備されていて不安は殆ど無い
天ヶ岳の登山口は、国道477号線から標識に従って左へ入り1分ほど進んだところ。いきなりの急坂で本当にこれでよいのかと思う頃、稜線へ取り付くとそれからは落ち着いた尾根歩きになる。暫く進むと石楠花が現れ、更に進むほどに道の両側を彩り、ほぼ切れ目も無く続いて目を楽しませてくれる。
石楠花は、大原の寂光院からの道との合流点付近まで楽しめる。
ただ、このコースは殆ど杉林を中心とする林間を進むため、展望はピークを含めて全くと言ってよいほど無い。今回歩いたコースでは、2箇所の電力線鉄塔が稜線を跨ぐ地点だけが開けた広場になっていた。この2箇所だけ(それに後で訪れた鞍馬寺本堂正面広場も加えると3箇所だけ)が展望の利く箇所と言える。だから、石楠花の無い季節だと、残念ながら楽しめるコースとはお世辞にも言えないと感じた。
と言っても京都の北山付近はどこも同じような雰囲気なので、そうした森林の自然を楽しむ向きには、夏でも日差しを和らげてくれることで満足できるのかもしれない。
天ヶ岳への分岐を少し通り過ぎた2つ目の鉄塔広場から山頂を踏み、後は鞍馬への長い稜線を下ることになる。
薬王坂を通って苔生した道を下ると鞍馬の集落に着く。せっかくなので牛若丸が育ったことで有名な鞍馬寺を訪れる。山を越えてきた身には本堂までのそれほど大したことの無い登りもやっぱり堪えた。
それでも早起きして早いバスに乗った分、日も未だ高い時刻に歩き終えることができて良かった。
京都の出町柳で朽木学校行きのバスを待つ人の長い列。今回2度目の利用だが、前回からは信じられない数であった。この方面には1日2往復しか無く、京都側から比良山系に入る人達にとっては貴重な足なのだ。結局、臨時バスを含め2台のバスで出発する
2011年05月09日 21:47撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/9 21:47
京都の出町柳で朽木学校行きのバスを待つ人の長い列。今回2度目の利用だが、前回からは信じられない数であった。この方面には1日2往復しか無く、京都側から比良山系に入る人達にとっては貴重な足なのだ。結局、臨時バスを含め2台のバスで出発する
大原から2停留所、5分ほど先の小出石の停留所で下車。殆どの乗客は、更に先の平や坊村まで行くので、ここで下車したのは2台のバスで10名ほどだった。左の国道477号線方面へ向かう
2011年05月08日 08:28撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 8:28
大原から2停留所、5分ほど先の小出石の停留所で下車。殆どの乗客は、更に先の平や坊村まで行くので、ここで下車したのは2台のバスで10名ほどだった。左の国道477号線方面へ向かう
10分ほど歩いたところで国道を別れ、天ヶ岳へ向かうシャクナゲ尾根への取り付きとなる。最初の5分ほどはこれでもかと言うほどの急坂であった
2011年05月08日 08:42撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 8:42
10分ほど歩いたところで国道を別れ、天ヶ岳へ向かうシャクナゲ尾根への取り付きとなる。最初の5分ほどはこれでもかと言うほどの急坂であった
登山口から15分ほど歩くと石楠花が現れる
2011年05月08日 09:09撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 9:09
登山口から15分ほど歩くと石楠花が現れる
シャクナゲ尾根の名前に負けないほど、切れ間無くシャクナゲの株が続く
2011年05月08日 09:12撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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5/8 9:12
シャクナゲ尾根の名前に負けないほど、切れ間無くシャクナゲの株が続く
シャクナゲでトンネルのようになっている箇所も
2011年05月08日 09:25撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 9:25
シャクナゲでトンネルのようになっている箇所も
シャクナゲの写真ばかりの写真が続くことになる
2011年05月08日 09:26撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 9:26
シャクナゲの写真ばかりの写真が続くことになる
登山口からほぼ1時間歩くと突然電力鉄塔の建つ開けた広場上のところへ出る。ここにもシャクナゲが咲き乱れている
2011年05月08日 09:40撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 9:40
登山口からほぼ1時間歩くと突然電力鉄塔の建つ開けた広場上のところへ出る。ここにもシャクナゲが咲き乱れている
目の前に焼杉山(718m)が迫る
2011年05月09日 20:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/9 20:37
目の前に焼杉山(718m)が迫る
振り返ると天ヶ森(813m)を見上げる。右の奥に蓬莱山も顔を出している
2011年05月09日 20:34撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/9 20:34
振り返ると天ヶ森(813m)を見上げる。右の奥に蓬莱山も顔を出している
鉄塔を過ぎると若干蕾のものが増えるがやはりシャクナゲの道は続く
2011年05月08日 09:50撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 9:50
鉄塔を過ぎると若干蕾のものが増えるがやはりシャクナゲの道は続く
大原・寂光院からの道(左)に合流する。天ヶ岳へは右のほうへ行く
2011年05月08日 09:54撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 9:54
大原・寂光院からの道(左)に合流する。天ヶ岳へは右のほうへ行く
そこから約20分ほど歩くとやはり鉄塔の建つ広場がある。ここからの展望が良い。意外なほどの近さに比良山系の蓬莱山の広々したピークが天ヶ森の後に
2011年05月09日 20:40撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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5/9 20:40
そこから約20分ほど歩くとやはり鉄塔の建つ広場がある。ここからの展望が良い。意外なほどの近さに比良山系の蓬莱山の広々したピークが天ヶ森の後に
南の方向には京都の愛宕山、地蔵山の特徴的な稜線が見張らせ、その左方向にポンポン山も朧のように見ることができた
2011年05月08日 10:24撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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5/8 10:24
南の方向には京都の愛宕山、地蔵山の特徴的な稜線が見張らせ、その左方向にポンポン山も朧のように見ることができた
西のほうには桟敷ヶ岳、雲取山方面の北山の峰が続く
2011年05月09日 20:49撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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5/9 20:49
西のほうには桟敷ヶ岳、雲取山方面の北山の峰が続く
鉄塔広場から5分程度で天ヶ岳の山頂に着くが、残念ながらここからの展望は無い。この看板は大原の里10名山のものだが、これで何箇所目だったろう。
2011年05月08日 10:36撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 10:36
鉄塔広場から5分程度で天ヶ岳の山頂に着くが、残念ながらここからの展望は無い。この看板は大原の里10名山のものだが、これで何箇所目だったろう。
天ヶ岳からは南西方向に緩やかにアップダウンを繰り返しながら鞍馬への尾根が続く。ふと、後からチリンという音がして何だろうと振り返るとマウンテンバイクに乗った男性が追い越して下っていった。下りはいいけど登りは大変だったろうな。。。
2011年05月08日 10:56撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 10:56
天ヶ岳からは南西方向に緩やかにアップダウンを繰り返しながら鞍馬への尾根が続く。ふと、後からチリンという音がして何だろうと振り返るとマウンテンバイクに乗った男性が追い越して下っていった。下りはいいけど登りは大変だったろうな。。。
このハイキングコースは殆どこんな感じの薄暗い林間コースである。もちろん殆ど展望は無い。。たまに木の間にどこと分からない山の稜線が見える程度である
2011年05月08日 11:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 11:35
このハイキングコースは殆どこんな感じの薄暗い林間コースである。もちろん殆ど展望は無い。。たまに木の間にどこと分からない山の稜線が見える程度である
途中、三角点近くの少し明るくなったところで昼食をとり、ひたすら下って鞍馬と大原を結ぶ薬王坂へ出る
2011年05月08日 12:14撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 12:14
途中、三角点近くの少し明るくなったところで昼食をとり、ひたすら下って鞍馬と大原を結ぶ薬王坂へ出る
薬王坂を鞍馬側へ下る。苔生した道に歴史を感じる
2011年05月08日 12:18撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 12:18
薬王坂を鞍馬側へ下る。苔生した道に歴史を感じる
鞍馬寺へ参拝する。以前は境内へ入るだけなら無料だったと思う(思い違いかもしれない)が、入山料200円が必要になった
2011年05月08日 12:29撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 12:29
鞍馬寺へ参拝する。以前は境内へ入るだけなら無料だったと思う(思い違いかもしれない)が、入山料200円が必要になった
若葉が光に映える参道の坂を登る。。意外ときついのだ、これが
2011年05月08日 12:47撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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5/8 12:47
若葉が光に映える参道の坂を登る。。意外ときついのだ、これが
本堂の金堂へ到着。まだ、八重桜が咲き残っていた。ここは新西国札所なのでもちろん朱印を頂いて帰る
2011年05月08日 13:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 13:01
本堂の金堂へ到着。まだ、八重桜が咲き残っていた。ここは新西国札所なのでもちろん朱印を頂いて帰る
境内の隅に有ったシャクナゲ
2011年05月08日 13:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 13:10
境内の隅に有ったシャクナゲ
南向きなので、ぼんやりになってしまうが比叡山(大比叡)が望める
2011年05月08日 13:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 13:17
南向きなので、ぼんやりになってしまうが比叡山(大比叡)が望める
叡山電鉄の鞍馬駅。GW最終日と有ってか、何となく閑散とした雰囲気・・単に時間が早いだけかもしれないけど
2011年05月08日 13:39撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/8 13:39
叡山電鉄の鞍馬駅。GW最終日と有ってか、何となく閑散とした雰囲気・・単に時間が早いだけかもしれないけど
駅舎の中に展示されていた有名な鞍馬の火祭りに使われる松明。これは少年がもつ中松明だそうだが、重さは60kg(大人用は倍の120kg)もあるそうだ
2011年05月08日 13:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
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5/8 13:38
駅舎の中に展示されていた有名な鞍馬の火祭りに使われる松明。これは少年がもつ中松明だそうだが、重さは60kg(大人用は倍の120kg)もあるそうだ
撮影機器:

感想


今日の歩行距離:14.2km  今年の累積距離:240.4km
今日の累積標高: 1276m  今年の累積標高:18,928m

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技術レベル
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