【200】(静かに旬のイワウチワを楽しみに)天地山→鞘口山

2017年04月16日(日) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,391m
• 下り: 1,389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:16
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:10

7:36 白丸駅
9:41 9:41 山ノ神
10:45 10:58 天地山
11:36 11:36 天地山分岐
11:52 11:53 大ダワ
12:35 12:40 鞘口山(太郎指ノ峰・大平ノ峰)
13:05 13:39 江戸小屋山
14:08 14:08 九竜山(九重山・栃寄向フ山)
15:26 15:27 笹平橋バス停
15:46 奥多摩駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

往:御嶽駅⇒白丸駅
復:奥多摩駅⇒御嶽駅

■御岳交流センタ駐車場　(7時〜19時)　500円　釣り人が多いようです
http://www.omekanko.gr.jp/parking/parking.php?m=dt&t=20

コース状況／危険箇所等

■道の状況　下記コースは、読図が出来る事が必要です。

<梅沢〜天地山>　道標なし、大部分踏み跡明瞭
・犬の飼育場脇の林道を尾根を巻き込むように進むと尾根筋の伐採地で展望が開ける。林道終点まで進み、杉の植生地に入り進むと尾根筋に到着。尾根を暫く登ると山の神。
・山の神を過ぎると、アケビの多い稜線になり、岩ぽっくなってくる。岩が大きくなってくると間もなく天地山。登りであれば、ここまで特に危険はない。

<天地山〜鋸山分岐>　道標なし、踏み跡明瞭
・天地山から下りは、岩稜で要注意。片側、切り立った崖のところがあります
・上り返して分岐までは、問題なし。

<鞘口山〜江戸小屋山>　道標なし、踏み跡明瞭　但し落ち葉で覆われている処あり
・尾根筋を間違えないように、方向を確認しながら進みます。
・江戸小屋山の登り返しの所は、夏には、ヤブになりそうです。

<江戸小屋山〜九重山〜奥多摩病院>　道標なし
・江戸小屋山の少し先から左斜面が全面伐採されて展望の良い稜線歩きが出来ます
・伐採地を過ぎると登り返しで岩が出ててき、踏み跡不明瞭になります。登り詰めると杉林の九重山山頂。山頂から下ると再び伐採地。大河内ダムが見られる展望地
・展望地を過ぎると、踏み跡不明瞭になり、傾斜も急になります。ジクでなく直登道が多く、枯葉の下は、ザレザレで滑り易かったので注意。それでも所々に黄色い私製の道標がありました。ここは、これからは、ヤブになるものと思われます。
・鉄塔を過ぎると、作業道となり明確。鉄梯子で林道に下り、右に少し進んでドコモの森からお寺に下る。但し、ここで道を間違えたようで、カヤトのヤブに嵌ってしまいました。ちゃんとした道もあるようですが・・・
・江戸小屋尾根は、冬以外はヤブが多くなりそうです。

写真

サクラ舞い散る白丸駅から青梅街道を少し進むと数馬峡橋に到着。多摩川上流、この辺りサクラが満開

白丸湖方面。鏡のような湖面に花折戸尾根がくっきりと写ってます。

数馬峡遊歩道を梅沢へ進みます。ミヤマキケマンが沢山咲いてます

ハシリドコロ。有毒で食べると、狂乱状態が激しく、走り回るのでついた名前だそうですよ。

エイザンスミレかな

発電所から上に延びる導水管とカタクリ山が正面に見えて来ました。

サクラと新緑

カタクリ山に到着。カタクリの花は、すでに枯れ始めています。

ニリンソウが元気です

少し元気そうに見えますが

これは、中途半端で

だいぶ年老いています

あら! こんなところにイカリソウがいました。

カタクリ群生地を後に歩を進めると、この頃あまり見かけなくなったツクシんぼがいっぱい

シロヤブケマン

ここにもニリンソウの集団。このピンクが何とも言えずいい感じです。

誰か花びらをベットにしている奴が・・・

ヤマエンコグサ。ちがった花が次から次に現れます。

青い空にピンクのサクラと強烈な色で主張しているハナモモ?

調整池から正面に城山。この赤は、ボケ

調整池のサクラも満開です

いつものように**スミレ。堰堤工事をしている傍の犬の飼育場?では、通り過ぎるまで何匹もの犬が大声で吠えてました。

未舗装の林道を進むと、尾根に。伐採して景色がいい。正面にゴンザス尾根と花折戸尾根、右奥には本仁田山

カタクリとは違ってこちらは元気のいいイワウチワ

当に開花したばかり、生き生きとしています。

山の神　666m だと思いますが、山頂標はありませんでした。

植生もアセビが多くなり、足元にも岩が多くなってきました。天地山も近くなってきました。

天地山到着。

北側の展望だけ開け、酉谷山、三ツドッテ等見えてます。ゆっくりティータイム、至福のひと時です

一旦下って鋸山に向かいますが、岩稜の急傾斜です。年寄は、慎重に、慎重に

ご対面〜、可憐なイワウチワ

つぼみのピンクもなかなかかわいいですね。開く寸前のようです。鋸山方面から降りてくるハイカーもちらほらいました。

鋸山縦走路に合流。歩いて来た尾根入口には、ロープが。

鋸山を巻いて大ダワに進みます

大ダワ到着。車2台、バイク1台止まっていました。ここは、休まず進み、少し先のベンチでラーメンタイム。カタクリもポツリポツリと咲いてました。

鞘口山に到着。手前の坂は、堪えたので、ベンチで一服。さすがに、縦走路だけあって、人通りが多いです。

こっそり江戸小屋尾根に入ります。江戸小屋山手前は、夏にはヤブになる感じでした。

鋸山と山腹を走る鋸山林道。江戸小屋山手前の伐採地から

江戸小屋山到着。ティータイムでゴロンとしていたら、足が攣った〜。特効薬で対処したが、この頃、足がよく攣るようになってしまったのだ・・・。

稜線を進むと。大規模に伐採された稜線になり、展望抜群。正面は、榧ノ木山・戸倉山の尾根

こっちは、御前山

伐採された斜面を見ると急傾斜で、高度感あります。

歩いて来た尾根

伐採地を抜けると、岩混じりの稜線に。ずっと白い境界杭があります。

九竜山到着。杉林の中

また伐採地になりました。ここからは、大河内ダムが見えます。

伐採地を過ぎると、落ち葉で踏み跡が不明瞭になってきます。傾斜も結構あります。

やっとミツバツツジに会えました。ズルズルの斜面なので慎重に。

鉄塔を通過。

作業道なのでここはしっかりしています。

この梯子を降りて林道到着。

これは?

林道からは、奥多摩の町と本仁田山・チクマ山が見えてます。

黄色い私製道標、途中いくつかありました。

小葉があるからコブシかな。でも花びらが多い気もするけど・・・

やや、道が・・、カヤトのヤブの突入。どこかで、道を間違えたようです。

ミツバツツジも綺麗に咲いてます。

コブシの林から抜け出て、正規ルートらしき道に復帰

今日も無事下山に感謝!!　パチパチ!!

お寺のお墓の上に、鮮やかな紅白

これは、サクラでしょうかね?

これは、弁天橋から見た多摩川。奥多摩駅までトボトボと。お疲れ様でした。

感想

aruaru

カタクリは咲き終わっちゃたかもしれない奥多摩のカタクリ山から入って一番旬なイワウチワを静かに見ようと出かけました。

■カタクリ山のカタクリ
すでに見る影もなくすでに遅きに逸した感でした。その分季節が進み、他の花達がうまくカバーしてくれました。奥多摩のサクラも、丁度満開でしたよ。

■天地山周辺のイワウチワ
年老いたカタクリの後だったので、生き生きとした初々しいイワウチワが見られました。集団で咲いているというより、ひそかにポツリポツリと咲いている感じです。環境的には、良いので、もっと増えてくれるといいのですが・・

距離はなかったのですが、2週間ぶりの山歩きだったので、久しぶりに筋肉痛になりました。やっぱり、歳ですかね〜。