記録ID: 1107846
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
常念岳東尾根、敗退。
2017年04月13日(木) 〜
2017年04月14日(金)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 15:22
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,688m
- 下り
- 1,694m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:59
10:28
0分
とらばーゆー四季の郷
10:28
10:28
52分
林道ゲート
11:20
11:30
10分
高瀬川線No.63
11:40
11:40
220分
鉄塔
15:20
15:20
7分
樹林帯標高2000m付近
15:27
幕営地(標高2050m付近)
2日目
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 8:50
5:30
80分
幕営地(標高2050m付近)
6:50
6:50
40分
森林限界
7:30
7:40
20分
撤退地点(標高2220m付近)
8:00
8:20
50分
森林限界
9:10
10:10
170分
幕営地
13:00
13:10
60分
高瀬川線No.63
14:10
14:20
0分
林道ゲート
14:20
とらばーゆー四季の郷
天候 | 初日:晴れ。2日目:小雪のち晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
冬季バリエーションルート。無雪期は藪。今回、雪は1600m付近から。1700m付近から始まる藪こぎは雪に覆われ全く問題なかった。樹林帯もときおり踏み抜きあるものの快適といっていいくらいしっかりした雪道だった(今年に限って言えば4月に入ってからも降雪が数回あったと思われる。例年であれば4月の残雪期ではすでに藪漕ぎ地獄の可能性が高い。この尾根の登山適時は1月から3月と言われている)この雪のタイミングが次第で難易度も変わってくるかもしれない。バリエーションの難度は初級。といってもこれは厳冬期の西穂高や赤岳の一般ルートと比べて、かなり難しいと考えたほうがいいと思う。 |
その他周辺情報 | とらばーゆー四季の郷:露天からこの東尾根が一望できる。 穂高駅周辺:お蕎麦屋さん数件あり。今回は麺元田舎家さん。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
敗退を決めてもなかなか降りることができなかった。
トレースを頼りにしてたわけでもないけど、ここまで来れると思ってもなかったけど、降りなければならないという結論は明らかで。ここで降りなければなんのためにリスクマネジメントを学んでいるのかわからない。山は無事に降りてこそ。進めばそれらすべてが嘘になる。
何度も振り返っては、薄い鏡に反射して映る常念岳の姿はあまりにもきれいで、いつまでも眺めていられるような気がした。やっとのことで常念を見送ると一瞬つい感情が緩みそうになった自分が可笑しくて笑いそうになったが、帰りの林道では、夢中でフキノトウを探し始めていた。
山に登り、山に触れることはこれからもやめられない。
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素晴らしい写真と文章で、私も、次回のリベンジを誓っております。
それにしても、良い場所で泊まられて、それに素晴らしい食事。
食事は大切ですね。まだまだ登るだけ、たどり着いて生きて帰ることで
誠意一杯の自分から、もっとヤマを楽しめる様になりたいと思います!
こちらこそ!先日はありがとうございました。あの日、東尾根に入ったのは我々だけ。先行していたそちらのお陰で私は森林限界まで行けたようなものです。どれだけ心強かったか。
今回は残念でしたが、また挑戦しましょう。(^^)
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