六甲山 (水晶山〜長峰山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 582m
- 下り
- 866m
コースタイム
阪神高速高架下登山口 9:53〜10:03
水晶山(710m) 11:36
水晶山(m) 11:48
ダイヤモンド・ポイント 12:06〜12:25
神戸市自然の家 13:07
杣谷〜長峰山への道出合 13:20〜13:30
長峰山 13:51
高圧線鉄塔 14:19〜14:27
ダム下水場 14:45〜14:53
阪急六甲着 15:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 今日の天気予報は、曇りのち晴れ。 気温 14〜20℃。 風強し。
今日は、2年ぶりに大池地獄谷西尾根を登る事にする。この尾根にあるのが水晶山だ。
そして今まで一度通ってみたいと思いながらできなかった処を通ってみたい。随分近道になると思われるからだ。
それはダイアモンド・ポイントから杣谷に向かって、南へ下って行って長峰山に行く場合、杣谷まで行かずに神戸市自然の家の中を通って、長峰山に行く道に合流することだ。
以前に、goat ridge に行った時から、あそこの中を通れたら随分と時間の節約になると思っていた。
◆ 前記の通り、この尾根の水晶山には、おかしな事がある。水晶山が二つもあるのだ。最初の、地形図にある水晶山は標高が710m地点にあるが、三角点は無い。
もう一つ、2番目の水晶山(720m)がある。ここにも三角点は無いが、水晶山と彫って書かれた四角い標石(一辺が10cmあまり、長さが6〜70cm)がある。標高もこちらの方が10m高い。先の水晶山から約200mしか離れていない。私の脚で10分足らずだ。
この標石は、見た感じかなり年代物に思える。昔は土の中に埋め込まれて建てられていたようだ。しかし今は無造作に放り投げてある。
◆ 昔の地元の人は、ここを水晶山と呼んでいたのかもしれない。それを此処はあまりにもダイヤモンド・ポイントに近いからと、地理院が地図を編集するときに、も少し離れたピークを水晶山と定めたのかもしれない。
これは、山の持ち主に聞いたら分かる事だと思う。いずれ確認したい。
◆ 地獄谷西尾根は大池地獄谷と石楠花谷に挟まれた尾根である。阪神高速道の高架下に登山口がある。先ず地獄谷を渡渉しなければならない。この前に比べると、まず水量が多い。毎年、山では4月の水量が多く、谷道も第4ダムで水がせき止められて通れないことが多い。その為に川幅もうんと広くなり、乾いた石だけを伝って渡れなくなっている。滑らないかと注意して渡る。
渡って、木段を登り、しばらく行くと道は左に曲がり、谷の左岸沿いに登って行く。これは谷道で、尾根道は曲がって直ぐ、右の山腹の中に別れて行く、ブッシュの中に小さな踏み跡がある。急坂を登って行くと尾根に出る。
◆ 谷道をそのまま登って行くと、も少し先に尾根道に上がる二つ目の分岐があるが、今日は北側の、初めの分岐を登る。
昔は、秋のマツタケのシーズンになると、立ち入り禁止のテープが張り巡らされて、立ち入れなかったが、最近は松茸も出なくなったようだ。
兎に角、この尾根の下半分には松の木が多い。それと、まだ一部しか咲いていないが、ミツバツツジが多い、気持ちの良い尾根だ。
◆ この2年間で、登山道が随分荒れている。これは雨で傾斜が急な処が削られて、従来のギャップが大きくなって、ロープが張られた所が増えている。勿論脇道も増え、どれにしようかと云ふ所が3か所位あった。
また2年前までは、左側の地獄谷を見降ろすと、第4ダムに水が溜まっているのが分かる小ピークがあるのだが、今日は樹が伸びて全く見えなくなっていた。
◆ 谷道の二つ目の分岐からの道と合流すると、尾根はうんと狭くなり、50cm〜1m位になる。狭い岩稜が続く。しかし、気持ちの悪いブッシュでなく松の木が多く、登山道の落ち葉も松葉が多く気持ちが良い。
そして、水晶山に近付くと笹が現れる。
◆ 笹薮の道を登ると、平たい山頂に着く。此処が水晶山で、雑木林の中で三角点が無いので何処が山頂か分からない。私も最初に此処へ来た時は、此処が山頂だとは思わなかった。
すると、此処から直ぐの処に、さっきより10m高い、前記の標石がある二番目の水晶山が現れる。
良く見ると、最初の山頂が水晶山と分かるが、何故ここ(2番目)に水晶山と書いた標石があるのか?…謎は残ったままだ。
◆ このピークから一旦20m位下って、石楠花谷への下り口を過ぎ、登り返すとダイヤモンド・ポイントだ。
今日は自然の家の中を通って、長峰山経由で阪急六甲へ下るので、杣谷峠方面へ。
自然の家は何時も門は開いているが、関係者以外は立ち入り禁止とあるので、今までどうしても入れなかった。今日は、もし禁止されたら引き返したらよいと思って入って行く。
幸い咎められることなく、広場の向こうに見える階段を上ると尾根に出て、 goat ridge への道を左に分けて、杣谷峠からの道に合流することができた。
随分と時間の短縮となり、長峰山までのアップダウンも一回だけになり、下りがうんと楽になった。
コメント
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水晶山 地理院地図で見ました
似たようなピークですね
何かわかりましたら教えてください
old・・さん、今晩は。
私以外でも、不思議に思ってる方はいるんですが、これといった決めてはありません。
私は昔の村人は、高い方のピークで、標石がある方を水晶山と呼んでいたんだと思っています。
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