記録ID: 111187
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無雪期ピークハント/縦走
奥武蔵
有間山〜大持山〜武甲山
2011年05月14日(土) 〜
2011年05月15日(日)
- GPS
- 24:00
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
5/14 11:24大ダル(逆川乗越)〜11:46有間山〜14:26大持山〜16:50武甲山
5/15 6:25武甲山〜8:18大持山〜11:11有間山〜11:32大ダル(逆川乗越)
5/15 6:25武甲山〜8:18大持山〜11:11有間山〜11:32大ダル(逆川乗越)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し。 但し、重い荷物の場合は大持〜子持の細尾根岩登りで重心が後ろにならないよう注意が必要。 水場:尾根縦走の為水場無し。(武甲山頂下の水場は雫程度で汲めず) どうしても途中、水が欲しい場合は鳥首峠から白岩側に10分降りた所の水場(沢)。 この縦走路は日向沢ノ峰から北側に延びる尾根で主に石灰岩で出来ている岩場の細尾根で末端には独立峰である武甲山からなっている。 この尾根は展望が良く西側に蕎麦粒〜酉谷の長沢背稜、東側には武川や伊豆ヶ岳の奥武蔵の山々が見える。子持山からは遠く(三ツドッケの左側奥)富士山が見える。今の時期は山々の新緑やミツバつつじ、アカヤシオの花が咲いていて非常に季節を感じられる尾根道である。 *逆川乗越〜有間山(橋小屋ノ頭) 逆川乗越の東屋の所からかなりの急坂を登りきると橋小屋の頭に着く。 *橋小屋ノ頭〜滝入ノ頭〜鳥首峠 少し降りて行くと左側(秩父側)がすべて伐採された禿山となっていて非常に見晴らしが良い尾根道となっている。 鳥首峠手前まで登山道には日陰がなくず〜と直射日光が当たるので日よけのツバ付帽子必須。 *鳥首峠〜ウノタワ〜大持山 アップダウンの尾根を気持ち良く歩けるコースで途中のウノタワは公園のような平な原っぱがあったり、大持山の肩は非常に東側の展望が開けていて武川や伊豆ヶ岳などの奥武蔵の山々が見える。 *大持〜子持〜シラジクボ ここは細尾根の岩場の小ピークを何回も越えていくコースで展望もよくこの時期はミツバつつじやアカヤシオの花が沢山咲いている。 岩場は見た目荒々しく大変そうだがあわてずゆっくり行けばビギナーでもいけるルートだと思う。岩の細尾根の両側は急斜面か崖の為巻き道はほとんどない。 *シラジクボ〜武甲山 急登の斜面をひたすら登って行くと武甲山の肩(子持山から見える武甲山頂付近の白い看板の所)の見晴らしの良い分岐点ですぐ上が山頂となっている。 今日は天気が良いのでテン泊の人が多いと思っていたが2張りのみで夜の山頂は静かであった。 地図にある山頂付近の水場を捜したが見つからず、結局、表参道(一の鳥居)から登ってきた時に坂のカープにある雫がツタツタと落ちている場所でとてもここで水を調達するのは無理である。(ワンカップのコップ180cc貯めるのに10分掛かる) この時期、昼はかなり暑いが、夜から朝方に掛けてはまだまだかなり寒いので毛糸の帽子と防寒服(レインウェア代用)が必要である。 夜、風が強かったがテントを休憩小屋の下に張ったので風がテントに当たらず快適に過ごせた。 |
写真
撮影機器:
感想
名栗から有間山、名郷から大持〜子持山、生川から武甲山とそれぞれ登ったことがある山々だが全ての山を縦走で歩いたことが無かったので今回歩いてみた。
ず〜と見晴らしの良い岩場の尾根ピークをアップダウンで何回も越えていける気持ちよいルートであった。
逆川乗越の有間山から武甲山までは行きが5時間半、帰りが5時間と日帰りピストンでもいけない縦走路ではないが、あろうことか朝寝坊してしまい、逆川乗越から登り始めたのが11時半とかなり遅かった(遅すぎ)こともあり、武甲山にテン泊し、まわりの景色や色々途中に咲いている花を見ながら写真を撮ってのゆったりの尾根歩きは非常に楽しかった。 2度目のテン泊も無難に終えた。
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lizhijpさん、こんばんは(^^)
早速、テントが大活躍してますね。
奥武蔵アルプスの稜線、私も次は、その一部を歩こうと思っていたところです。
昨日・今日は予定があって山にいけなかったのですが、もし予定がなかったら、またまた同じ日に同じところを歩いていたかも、です。予定があって行けなかったのが、本当に残念。
この分だと、いずれは奥武蔵のどこかで、またお会いしそうですね。
ではまた(^^)/
hirohisaさんコメントありがとうございます。
私の登る山も自宅から登山口まで車で約2時間以内のところなので、hirohisaさんが登る山と大体同じような所になるのでしょうね、この分だとまた、いつかお会いしますね、たぶん。
それと、この北に伸びている有間〜武甲山の尾根を「奥武蔵アルプスの稜線」と呼んでいることを知りませんでした。
奥武蔵ではめずらしく1000m以上の山々が連なってる稜線ですのでアルプスと呼ばれても納得ですね。
「奥武蔵アルプス」の名前は、今年のエアリア(奥武蔵・秩父)に初めて記載されていました(昨年には載っていません)。
ネットで検索しても、全然出てこないので、誰がいつ、この名前をつけたのかは謎です。
また、エアリアの記載位置は大持山のあたりなのですが、北端は武甲山であるだろうとして、南端が日向沢ノ峰なのか、それとも橋小屋ノ頭なのか、よくわかりません。
私としては、こちらの稜線よりも、日和田山〜丸山に名前を付けて欲しかったりもします。グリーンラインという名前は、ちょっと味気ないので^^;
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