大渚山 〜雲のち大展望〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 803m
- 下り
- 803m
コースタイム
08:55 大草連(おおぞうれ)駐車地
09:35 標高1010m付近 中土平
10:45 標高1330m付近 大渚東平
11:35 大渚山頂部 14:50
15:15 標高1010m付近 中土平
15:35 大草連駐車地
【登り時間:02:40】
【下り時間:00:45】
【山頂休憩:03:15】
【総行動時間:07:40】(小休憩含む)
天候 | 【長野県長野(北部)の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:14.4℃ 最低気温:1.0℃ 露点温度:1.7℃ 湿 度:45% 風 向:北 風 速:4m/s 現地気圧:968.3hPa 海面気圧:1017.5hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:0cm 日 の 出:5:03 日の入り:18:28 【現地気候】 12:00前後の山頂部は早く上がれるガスで展望は一部しか見えない 北風で陽が陰ると寒い。14:00過ぎから大気安定大展望が広がる。 【2017年の台風1号について】 4月26日午前9時、フィリピンの東で台風1号「ムイファー」が発生しました。マカオが用意した名前で「梅の花」を意味します。 台風1号の現在の中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は毎秒18メートルで、ゆっくりと西北西に進んでいます。今後も動きは遅く、次第に北よりに進む見込みです。 台風1号の発生は、月ごとにみると、1月に最も多く、次いで4月に多くなっています(1951年〜2016年)。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北陸自動車道糸魚川ICから国道148号線を南下 小谷温泉口信号を左折し大草連集落除雪最終地の除雪車転回場に車3〜5台駐車可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 なし 【トイレ】 国道148号線沿いの道の駅小谷で済ませました 【洗い場】 集落内に川あり、流れ早く長年使用していたORのゲーターを一足流しててしまいました。 【登山道状況】 標高1010m付近の中土平まで忠実に林道沿いを上がっていく。標高1010m付近からは傾斜が出てきます。標高1330m付近の大渚東平から湯峠に続く東尾根に取り付くと勾配きつくワカン&ピッケルで登っていきます。頂稜部から三角点地まで細尾根で三角点地手前で南斜面にトラバースして三角点地に至る。三角点地に至る頂稜部は危険箇所です。三角点地から大渚山山頂部までは平らな山頂部です。 ルートは尾根伝いではなく斜面登りが多いので悪天候・視界不良時は道迷いの危険性高いと考えられる。山頂部でガスに覆われた時の状況を考えるとやはり怖い。 【雪質】 大草連の最終除雪地から山頂まで雪切れは無かった。4月の残雪春山らしく締雪で踏み抜きなし。 登りはワカン&Wストック、標高1330mからはワカン&ピッケル 【他の登山者】 9名の山スキーparty1組 |
その他周辺情報 | 【立ち寄り湯】 小谷温泉奥の湯 雨飾荘 http://www.valley.ne.jp/~a-kazari/ TEL.0261-85-1607 FAX.0261-85-1050 受付時間:9:00から21:00 〒399-9511長野県北安曇郡小谷村 大字中土18926−1 ■日帰り温泉料金 大人 入浴700円 小人 入浴400円 ■広間でのご休憩 大人 休憩500円 小人 休憩500円 ※お部屋使用時間10:00〜15:00 入浴時間は12:00〜15:00 ※予約制のお得な日帰りのプランを今年もご用意させていただきました。 雨飾荘の温泉と信州牛のすき焼き御膳、のんびりと個室をお使いいただいて、税込み2800円あり 道の駅 小谷 源泉掛け流しの天然温泉:深山の湯 http://www.otarimura.co.jp/original3.html 〒399-9601 長野県北安曇郡小谷村北小谷1861-1 温泉の営業時間 10:00〜21:00 温泉最終受付20:30 ■通常料金:620円 【栃木県那須町高校生スキー場雪崩死傷事故について】 栃木県那須町高校生スキー場雪崩死傷事故(とちぎけんなすまちこうこうせいスキーじょうなだれししょうじこ)とは、平成29年(2017年)3月27日に栃木県那須町のスキー場である那須温泉ファミリースキー場付近で発生した雪崩で登山講習会に参加していた栃木県の高校生らが巻き込まれ、栃木県立大田原高校山岳部の生徒7名と同高校教員1名の合わせて8名が死亡し、重傷者が2名、負傷者は死亡者8名などを合わせて48名出た事故である。 ■概要 2017年3月27日午前9時20分頃、那須温泉ファミリースキー場付近で雪崩が起きたと110番通報があった。事故にあったのは大田原高校の男子生徒と山岳部顧問であり、これらのうち生徒7名と顧問1名が死亡した。講習会は県立高等学校体育連盟が主催し、3月25日から2泊3日の日程で県内の高校7校(大田原高校生徒12、教員2。栃木県立宇都宮高校生徒13、教員1。栃木県立真岡高校生徒8、教員2。栃木県立真岡女子高校生徒4、教員1。栃木県立那須清峰高校生徒4、教員2。栃木県立矢板東高校生徒7、教員1。栃木県立矢板中央高校生徒3、教員2)が参加していた。3月27日には午前7時30分頃から5つのグループに分かれて活動し、大田原高校のグループに被害が出たとみられている。事故はゲレンデ上部付近の林に入り、積雪をかき分けながら歩く練習をしていた際に起こったとみられている。 雪崩が起きた現場は3月20日に今冬の営業を終了したスキー場の第2ゲレンデ上方とみられ、斜面に積もって固まった雪の上に新たな雪が降り積もると、上の雪が崩れる表層雪崩が起きやすくなるが、この表層雪崩に巻き込まれたのではないかとみられている。表層雪崩は時速100キロから200キロのスピードで起こる。なお、気象庁は3月27日午前1時現在は0センチだった積雪が9時頃には33センチを観測しており、3月26日の時点で雪崩注意報を出していたというが、講習会は27日の日程を行なった模様である。 専門家の話ではスキー場のゲレンデは安全な場所と思われがちで実は雪崩が起きやすい斜面であり、春山登山の練習に当たっては日常と状況が全く違うという意識が欠かせず、引率者は相当な経験を積んでいなければならないし、まずは安全な場所で練習するべきだったと談話を発表している。栃木県教育委員会によると栃木県高体連主催の登山講習会は記録が残っている限り約50年前から茶臼岳周辺で行なわれており、大きな事故はこれまで1度もなかったという。同様に那須温泉ファミリースキー場でも近年は怪我人を伴う雪崩が発生した記録は無かったという。 亡くなったのはいずれも栃木県在住の16歳の4名、17歳の3名、教員の29歳であるという。 まだ、終わっていない。最終的事故調査報告が待たれます。 |
写真
感想
生活圏では桜も散りチューリップが咲き乱れるあたたかな陽気の中雪の残る春山が無性に恋しくなる季節。
前回に達することのできなかった空山を目指して車を走らせる。
糸魚川ICを下りて上早川地区を目指すと雨。コンビニにより天気の様子を伺うも雨脚が強くなっていく山行中に雨は上がりると思うが、登り始めから雨の中歩くのが億劫なので山塊を変更することに。以前から考えていた大草連ルートからの大渚山を目指すことに決めて小谷村へハンドルをきる。
大草連集落から登り始める。雪の切れ間は無い。春山らしい締雪をワカンで登る。蕗の薹や福寿草。そして森から聞こえる鳥の囀り、木々の合間から届く日差しに春を感じる。進につれて雲の流れが速く大展望が望めないのではないかと少し不安がよぎる中、大渚山頂稜部に達する。不安的中で頂稜部は流れる雲でガスの中。
日差しが遮られるとかなり寒い。時折雲の切れ間から見える雨飾山や後立山の美しさに雲が晴れるまで時間の許す限り山頂で待機しようと決意。
三角点地の岩に蹲って風を避けながら昼寝する。空を仰ぎ見ながら流れる雲を見ていると自分は止まっているのに、自分が動いているかのような視覚誘導性自己運動感覚、ベクションに陥る。そんな楽しみ体感しながら過ごしていると13時過ぎより雲が晴れて360度の大展望。大渚山西峰の山頂に歩みをすすめ360度の秀逸な展望を満喫。
雪の雨飾山から、外輪山がくっきりの妙高や戸隠連峰も美しい。あまり東から側から眺めることの少ない後立山連峰の素晴らしさは筆舌に語り難し。
大満足の展望の中で一番印象的だったのが光照り返すテカテカの雪倉岳・朝日岳。僕の琴線に触れるものがあり待った甲斐があったことがスパイスになって今日の眺めは格別なものとなりました。
曇りのち大展望の大渚山さん
ありがとうございました。
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