那須 朝日岳…トラバース危険

2017年04月28日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.3km
• 登り: 534m
• 下り: 522m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:55
• 休憩: 1:10
• 合計: 3:05

9:50 峠の茶屋
10:35 10:45 峰の茶屋跡避難小屋
11:25 12:05 朝日岳
12:35 12:55 峰の茶屋跡避難小屋
12:55 峠の茶屋

ルートは手書きですので正確ではありません。

天候

晴れ　　3℃　　弱風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峠の茶屋県営P　　トイレ使えます。
登山届は指導センターへ。

コース状況／危険箇所等

今年は残雪が多いです。中の茶屋まではほぼ雪道。
剣ヶ峰のトラバースは滑落危険な状態です。

写真

4/28 9:45

峠の茶屋駐車場。　トイレが使えるようになりました。

4/28 9:52

登山口の鳥居はくぐれます。

4/28 10:07

その先はほとんど雪が繋がっていて、1mくらい積雪があるところもあります。

4/28 10:14

朝日岳。

4/28 10:23

中の茶屋から先の雪はほとんど融けていますが、2ヵ所だけ雪渓が残っています。

4/28 10:25

剣ヶ峰にはまだ多くの残雪。滑落危険な状態です。

4/28 10:31

峰の茶屋手前の雪渓。

4/28 10:35

アイゼン・ピッケルを装着して剣ヶ峰をトラバース。

4/28 10:44

1つ目の雪渓。斜度は約40度。トレースは足1つ分しかありません。

4/28 10:44

今日は雪が固かったので、ピッケル無かったら下の岩に激突でしょうね〜。

4/28 10:47

2つ目の雪渓。斜度は同じく約40度。長いです。さらに、登り口と降り口が不安定。トレースも足1つ分です。

4/28 10:48

ここも落ちたら重傷で済めばいい方です。

4/28 10:53

その先には、登山道上に大岩。これは雪解け後に落ちてきたものです。

4/28 11:03

恵比寿大黒から先にはほとんど雪はありません。

4/28 12:13

鎖場にも雪は無し。ただ、登山道上に落石は多数。

4/28 11:23

朝日の肩。

4/28 11:33

山頂着。　こんな重装備は自分だけでした。自分的には、アイゼン・ピッケル・ヘルメットは必須だと思っています。

4/28 11:57

三本槍岳と甲子旭岳

4/28 11:57

隠居倉と流石山

4/28 11:59

茶臼岳。　若者と話をして下山します。帰りに避難小屋の整備をしました。

4/28 13:23

下山したら、今日の残雪状況をPCで作成して、指導センターに掲示しました。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック サブザック 輪カンジキ アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

aki-tk

　今年の那須はかなり残雪が多く、運動靴等でのハイキング登山は無理な状態です。

　また、剣ヶ峰のトラバース道にも残雪が多く滑落危険な状態で、アイゼン・ピッケルは必須です。トレランの若者2名には、救助隊員であることを名乗り、剣ヶ峰のトラバースは危険だからやめた方がイイとアドバイス。　近くで雪渓を見た若者は2名とも引き返してくれました。

　剣ヶ峰では毎年のように滑落者が出ていて、中には重傷を負った登山者もいます。
夏の白馬雪渓ではほとんどの方がアイゼンを着けているのに、そこよりよりはるかに危険な剣ヶ峰の雪渓では、アイゼン・ピッケル無しで通過する登山者が多ので、救助隊での広報活動が必要だと感じました。