孫太尾根〜藤原岳
- GPS
- 26:01
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
孫太尾根分岐手前〜17番指標までの間、山腹の道は一部流されてました。 |
写真
感想
まとめ
孫太尾根上は藪漕ぎまとまでは行きませんが踏み跡がやや薄い。
尾根分岐手前〜17番指標までの間、山腹の道は一部流されてました。
忍者の様に右足が流される前に左足を・・・とルートらしき道を進んでましたが、時間的制約とルートの歩き難さから17番指標以降、地図とGPSを交互に睨めっこしながら尾根上へとルートを変更。事なきを得ました。
長い尾根歩き、踏み跡の薄い道、最後の石灰岩の頂上への道。とても面白く歩き甲斐のあるコースだと思います・・・が、健脚な人にしかオススメ出来ません。
雑感
天気予報で天候に恵まれると聞いて、前々から気に成っていた孫太尾根〜藤原岳間を歩いてみた。
食料:梅おにぎり*2、パン*2、カロリーメイト*1、チョコレート70g、飴1袋 はちみつれもん500mlを購入
今回は藪漕ぎの可能性が有るのでグラナイトギアのVirgaを担いで行った。
何処でビバーグしても良い様に水4.5L 食料水全装備重量約11kgと重量級装備に成ってしまった。
軽さは頑張らないと軽くならないと痛感。
山と高原地図でざっと見8kmは有ると言うのに新町配水池横に09:30と相変わらずのスロースタート。
それなりに踏まれている跡とテープを頼りに歩を進める・・・が、5ヶ月ぶりの山。
運動不足でペースが掴めない。ペースが上がらない。
道中咲き誇るトリカブトの青い花と苔で心を充電しつつ、亀の様なペースで治田・孫太尾根分岐にたどり着いたのが13:45。
正直尾根上でビバーグしようかと思う程足に来てましたがカロリーメイトを食べて小休止中・・・
脳内会議が満場一致で「ビバーグするなら見晴らしの良い所で」
この時尾根上にあった看板に手書きで
「山腹を行く」
と書いて有りましたのでまたもや亀進行で
進む・・・進む・・・・進めるかーw
400mで40分しかも山腹の道は傾れて斜面歩き。
忍者の如く「右足が沈む前に左足を」を頑張ってみましたが尾根に出る決心が付きましたw
尾根に出てからも急斜面が続き足にも来ていたので辛かった。
休憩を挟みつつ頂上手前の石灰岩と貫ける様な空を見ながらの登りは最高に良かった。振り向き今日歩いてきた尾根を見ると
「そりゃ疲れる筈だ・・・でも歩けるもんだ」
と一人納得してしまった。
頂上に着いたら何だか手足が寒い・・・お昼ご飯を食べる事も無く歩いていたツケが回ったのかシャリバテてたらしい。
このままビバーグは危なそうなので重い足取りで小屋に逃げ込んだ。
小屋の温度は18度。正直暖かいと思う程に疲れていた。
チョコレートを口に放り込みカロリーを取り
眠くなりつつもお湯を沸かしパン+チーズ+ミルクティの夕食。
珍しく無風に近い耳が痛くなる程の静けさの中、ゆっくりとパンとチーズを噛み締め味わう。ミルクティの甘さが疲れた体に心地良い。
一日誰とも会わず小屋までやってきた道のりを思い出しながら寝転がっていたらいつの間にか寝ていた。
日が昇る頃に起きたが疲れが取れていなく、思わず二度寝し7時過ぎに起きる。
お湯を沸かしつつ寝ぼけながら梅おにぎりを1つ食べ、出来上がったお湯でお茶を作り、残り湯でおにぎり1個を雑炊にする。
ご飯を食べ後片付けをし小屋を後にした。
さわやかな風と暖かな日の日差しの中テープとマークを頼りに天狗岩へ。
景色を堪能した後に下山ルートを考えるが・・・孫太尾根は流石に下りとは言え時間が厳しい。ついでに膝にも厳しそうだ。
孫太尾根ルート下山は今後の楽しみに取っておいて一般ルートの表道で下山に決定。
9合目付近で下から登ってきた人に出会うが、道が分からないらしいので地図を渡す。
正直概略ルートの地図を片手に登るのは危ないと思うのだが・・・登山ブームの性か、それとも真剣に道に迷った事の無い(又は迷った事に気が付かない)人なのか・・・?トテモコワイデス
その後は登ってきた人と挨拶しながら降りていく。膝が辛くなってきた頃に表道口に到着。
Iバスを上手く使えば無料でスタート位置まで戻れたが下山した時間の都合で一足違いで乗り逃してしまった。
その後三岐鉄道西藤原〜伊勢八田 Iバスで新町で下車徒歩で新町配水場まで戻る。
正直5ヶ月のブランクを考えないで身体的に辛かった反面、精神的にはとても充実した山行となった。
すこしトレーニングをしつつ、登る事によって体を戻してもっと楽しめる様にして行きたいと思わせる素晴しい山行とだった。
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