大台ケ原（東大台Bルート左回り）
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その他1人 コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 3:47
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（帰り）大台ケ原ビジターセンターから奈良交通バスにて道の駅「杉の湯川上」へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
特に危険な個所などはなし （大蛇�瑤任賄湘櫃肪躇奸�大蛇��分岐〜シオカラ谷〜登山口までの坂道は石が多い） |
写真
近鉄「大和上市」駅前から「大台ケ原ビジターセンター登山口」まで奈良交通バスに乗っていく。この日は9：00発が増便されて2台が出発した
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約1時間半でバスが到着。大台ケ原ビジターセンターのある登山口の駐車場はかなり広大なのでびっくりした・・・さすが百名山だからかな
今回はカラっと晴れている間に大蛇�瑤帽圓�たいので、左回りで歩くことにした。登山口はビジターセンター横ではなく、真向かい（反対側、旧売店とバス乗車場の間）にある
そこそこの距離を緩やかに下っていくと、岩場を越えて金属製の橋を渡った先に、木組みの階段がある。ここを進むといよいよお待ちかねの・・・
休憩所の東屋のすぐ先に、中道と正木ヶ原との分岐がある。左折が中道でビジターセンターへのショートカット、右折が正木ヶ原へと続くBルートのコース
ビジターセンターへ帰る道はとても歩きやすい道。整備された石畳みの道は途中から普通の山道に変わるが、歩きやすさはそのままで、ほぼ平行道
道中には、まだ雪渓が残っていたのには驚いた。ここは決して日陰ではないし、もう暑くなりそうな季節なのに不思議な光景を見たという印象
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキングシューズ
|
|---|
感想
百名山「大台ケ原」は今回が初めての体験。
興味津々の西大台へ行くには事前許可が必要で、希望者も多いようだし、時間も要することから計画が立てづらいのでちょっと無理。ということで、メジャーな道で誰でも気軽に歩ける東大台のコースを歩くことにした。
通常の右回りで行くのか、逆送の左回りで行くのか、をけっこう思案したが、天気が良ければ晴れているうちに「大蛇�堯廚惺圓辰燭曚Δ�良いだろうという判断で、当日のその時間の天候状況次第で決めることにした。結果、その時間は絶好の快晴だったこともあって、左回りの進路をとることにした。
「シオカラ谷」は谷なのでどちらにしても急な登り下りは避けられないのだが、今から思えば、足がまだまったく疲れていない最初のうちに登り下りしたほうが賢明だなと感じた次第。（というのも通常の右回りで歩いてきたハイカーが、シオカラ谷からの急登りで軒並み相当きつい感じでへばっていたから）
「シャクナゲ坂」ではシャクナゲはまだ全然咲いていなかったのが残念。時期が少し早すぎたようだ。咲いていれば綺麗だろうなあと思う。
「大蛇�堯廚浪�晴のなか、遠くの山並みの景色がけっこうはっきりと見渡せたので幸運だったと思う。雨や霧で見えないことも多いようなので。ただ、大きな滝を自分では見つけることができなかったので、その点はちょっとだけ残念。大蛇��自体は高所恐怖症の気がある人にはけっこう怖さを感じるのも、晴れていて自分の足元や向こう側の景色が良く見えるからなんだろうなと思う。（多分見えなければ怖くはない）
「牛石ヶ原」はかなり歩きやすい整備された木道で、周囲に草原も広がるし、快適だった。牛石はなるほど、牛に見える。神武天皇像に見守られているような位置にあった。この先にある東屋でお昼のおにぎりを頂いて少し休憩した。
「正木ヶ原」は噂にたがわぬ奇妙な絶景で、一見の価値ありだと感じた。台風による被害の凄さと、その後の倒木運搬に伴う植生変化によってここまで変貌を遂げるものかと感慨深い。実はそれよりもここでは正木峠を越えていくための木階段の延々と続く長さに閉口した。正直、シオカラ谷よりもこっちの登りのほうがはるかにしんどいぞ。どこまでいつまで続くのか分からない感じだったので、肉体的というよりも精神的にまいりそうな階段だ。せっかく登ってもまたそのぶん下らされるし。とは言うものの、振り返った時に見える景色は素晴らしいので、それで何とか心は持ちこたえられるかな。
「日出ヶ岳」へ行くのもまた木階段の長い登りで、人の手による階段というのは本当に疲れるなあと。これで最後だと思うゆえの頑張りで登りきると、頂上の二階建て展望台の裏側（北側）に「一等三角点」があって、ようやく達成感。展望台からの眺めは360度で素晴らしい。この日は晴れていて結構山並みの景観は見えたのだが、遠くのほうがぼんやり霞んでもいたので、当然富士山などは見えることはなかったが、それでも十分に満足できる景色を見られて本当に良かった。晴れるとは、運があったなと。
ビジターセンターまでの戻り道は良く整備され踏まれている道で、途中からの山道はまるで六甲山系の道のような感じで既視感あり。ほぼほぼ平行道で楽ちん。ビジターセンター内を見学し、お土産物店で吉野ならではの葛餅を買って帰った。
帰りの復路の奈良交通バスに乗るには、往路で乗ってきたバスの下車時にもらえる「乗車整理券」があれば優先的に乗れるシステムになっている。つまり整理券の確保は必須なので、要注意。事前連絡なしで下山時のみバスに乗ろうとすると整理券を持っていない状態なので、下手するとバスに乗れる保証はないのだ。（この日も整理券を持たない京都？の大人数の団体さんがゴネていた・・・まあ最終的には皆さん無事に乗れたのだが、こういうのは事前にきっちり下調べしないといけないし、リーダーや幹事さんは思いつきの行動ではダメだなと思い知った次第）
この日は川上村で下車して「杉の湯」さんで温泉と絶品料理を堪能してゆっくり休んだ。「杉の湯」さんには、2015年11月5日に「日本百名山ひと筆書き」の田中陽希さんが宿泊していて、記念のサイン色紙が飾ってあった。
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