ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1126917
全員に公開
ハイキング
奥秩父

二子山に初挑戦(坂本→上級コース)

2017年05月04日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 埼玉県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.6km
登り
814m
下り
817m

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
0:14
合計
4:50
10:40
20
11:00
40
登山口
11:40
11:45
25
12:10
12:12
28
12:40
12:42
38
13:20
13:25
65
14:30
60
15:30
坂本
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
西武観光バスにて
9:20西武秩父駅→9:55小鹿野役場(乗り継ぎ)10:00小鹿野役場→10:35坂本
が一般的です。
この日は連休のせいか西武秩父駅発のバスの到着が10分程遅れましたが、
坂本行のバスは発車を待っていました。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜股峠
ピンクテープや標識も多く道迷いの心配は少ない。
前半は沢から離れなければOK。
後半は急登で足元すべりやすかったです。

股峠〜東岳
鎖場がありますが足場もあるので落ち着いて挑めば特に問題はないと思います。

股峠〜西岳(上級コース)
上級コースへの道自体は明瞭ですが案内がないせいか一般コースを進んでしまう人が多いようです。この日も自分が会話しただけで2組いらっしゃいました。
上級コースは足場・ホールド多数で技術的には難しくないと思います。ペンキや鎖の跡を目印にざっくりと「右上」へ。核心部は5〜10分くらいと長くはないです。

西岳〜魚尾道峠(稜線)
高度感があり足場も狭いですが、足場自体はしっかりしていて手を置く場所もあるので思いの外怖くありませんでした。(個人の感想です)
スタートから5〜10分が核心部です。
その後は難しくはありませんが30分以上岩場が続くので雑にならないよう注意は必要です。特に最後の鎖を下った先は気が緩みそうになりますがけっこう急ですよ。
その他周辺情報 4月24日に西武秩父駅前温泉『祭の湯』がオープンしました。
オープンしたての連休ゆえ大行列だったのでスルー。
ちなみに休憩室で宿泊することも可能なようです。
特急レッドアロー。トイレがあるので安心!しかしトイレに2回行って2回とも並んだ模様
特急レッドアロー。トイレがあるので安心!しかしトイレに2回行って2回とも並んだ模様
秩父漫遊きっぷ1900円。1500円程お得。かつバス料金のチャージや現金を気にしないで済むのは大きい
秩父漫遊きっぷ1900円。1500円程お得。かつバス料金のチャージや現金を気にしないで済むのは大きい
西武秩父駅到着。オープンしたての祭の湯
西武秩父駅到着。オープンしたての祭の湯
雲取山行き?すごい人でした
1
雲取山行き?すごい人でした
秩父漫遊きっぷの一部をバスフリーパスに交換。営業所の営業時間外だったのでバス乗務員さんが直接対応
秩父漫遊きっぷの一部をバスフリーパスに交換。営業所の営業時間外だったのでバス乗務員さんが直接対応
9:10 小鹿野役場到着。坂本行きへの乗り継ぎがない便なので登山客は自分一人。トイレが心配だったので念のため余裕をもってこんなスケジュールに
9:10 小鹿野役場到着。坂本行きへの乗り継ぎがない便なので登山客は自分一人。トイレが心配だったので念のため余裕をもってこんなスケジュールに
待合所は広々していてイスも多数。10:00までトイレ行ったり食事したり準備したりトイレ行ったり
待合所は広々していてイスも多数。10:00までトイレ行ったり食事したり準備したりトイレ行ったり
バスは小鹿野役場を10分遅れで出発し5分遅れで坂本に到着。西岳が威圧的。これといった案内がないので地図を頼りに民家を抜ける
2
バスは小鹿野役場を10分遅れで出発し5分遅れで坂本に到着。西岳が威圧的。これといった案内がないので地図を頼りに民家を抜ける
川沿いに20分ほど進む
川沿いに20分ほど進む
国道に出る
民宿登人。読みは「のぼりと」らしいですね
民宿登人。読みは「のぼりと」らしいですね
登山口手前のバイオトイレ
登山口手前のバイオトイレ
11:00 登山口。人数のカウンターはあるもののポストはない。登山届は事前にネットで申請しておきました
11:00 登山口。人数のカウンターはあるもののポストはない。登山届は事前にネットで申請しておきました
沢沿いに進む。なんでもないところでズボンを岩にひっかけ裂いてしまう…こんな体たらくじゃ上級コースなんて無理だぁ稜線も諦めて一般コース往復だぁと弱気になる
沢沿いに進む。なんでもないところでズボンを岩にひっかけ裂いてしまう…こんな体たらくじゃ上級コースなんて無理だぁ稜線も諦めて一般コース往復だぁと弱気になる
岩はけっこう鋭利です
岩はけっこう鋭利です
沢を離れかなりの急登、足元もすべる。更に弱気に
沢を離れかなりの急登、足元もすべる。更に弱気に
11:40 股峠到着。タイム的には順調である
11:40 股峠到着。タイム的には順調である
軽く休憩して東岳へ。弱気なりにワクワクしてきた
軽く休憩して東岳へ。弱気なりにワクワクしてきた
5分程で鎖場に。下が切れ落ちているようだが足場もあるので存外怖くなかった
1
5分程で鎖場に。下が切れ落ちているようだが足場もあるので存外怖くなかった
西岳の存在感がすさまじい
4
西岳の存在感がすさまじい
西岳を背中に感じつつもまずは東岳をクリアせねば
西岳を背中に感じつつもまずは東岳をクリアせねば
険しいだけじゃなく花もちらほら咲いています
険しいだけじゃなく花もちらほら咲いています
やっぱり気になる西岳。上級コースとおぼしき箇所を登る人が。白いメットに白いウェアの方で写真だとよくわからず…
1
やっぱり気になる西岳。上級コースとおぼしき箇所を登る人が。白いメットに白いウェアの方で写真だとよくわからず…
12:10 順調に東岳到着
12:10 順調に東岳到着
遠くに特徴的な武甲山
遠くに特徴的な武甲山
東岳の奥の展望台。気持ち良さそうな場所だが初挑戦で時間に余裕を持ちたかったので存在だけ確認してスルー
1
東岳の奥の展望台。気持ち良さそうな場所だが初挑戦で時間に余裕を持ちたかったので存在だけ確認してスルー
東岳の登りは何一つ怖くなかったので西岳はやはり上級コースに行くべきと思うように
2
東岳の登りは何一つ怖くなかったので西岳はやはり上級コースに行くべきと思うように
巻き道から岩を見上げる。予習で参考にした動画では岩を渡っていたようだが
巻き道から岩を見上げる。予習で参考にした動画では岩を渡っていたようだが
鎖場下り。コワクナーイ
鎖場下り。コワクナーイ
上級コース行きますわ
上級コース行きますわ
股峠から10分強の急登。この岩には右への矢印しかないが、上級コースは左へ。分かりにくくても左へ!
2
股峠から10分強の急登。この岩には右への矢印しかないが、上級コースは左へ。分かりにくくても左へ!
鎖はあっても困らないと思うのですが
1
鎖はあっても困らないと思うのですが
上級コースの最初。写真に写ってませんがピンクテープがあってそこからはざっくり言うと「右上」へ。ホールド・足場はばっちり
1
上級コースの最初。写真に写ってませんがピンクテープがあってそこからはざっくり言うと「右上」へ。ホールド・足場はばっちり
初挑戦なので下を見ないようにわしわしと登っていくと10分もせずに傾斜が落ち着いたので東岳の写真を。予習しすぎたせいか楽勝でした
1
初挑戦なので下を見ないようにわしわしと登っていくと10分もせずに傾斜が落ち着いたので東岳の写真を。予習しすぎたせいか楽勝でした
そこからも三点支持は必要ですが土や草木が増え視覚的に安心感が増す
1
そこからも三点支持は必要ですが土や草木が増え視覚的に安心感が増す
上級コースを登り切って東岳。屏風のようで面白い。結局登りは15分程でした
2
上級コースを登り切って東岳。屏風のようで面白い。結局登りは15分程でした
西岳山頂は稜線の先
西岳山頂は稜線の先
一般コースとの合流地点を振り返る。上級コースも左奥からと右からの2パターンがある模様
1
一般コースとの合流地点を振り返る。上級コースも左奥からと右からの2パターンがある模様
13:20 無事西岳山頂に
3
13:20 無事西岳山頂に
ほう コーラですか…
2
ほう コーラですか…
西岳からの稜線。想像していたよりも怖くない。おそらく自分は手で掴む場所があると安心できるんだろう。腕力自慢でもないんですけどね
3
西岳からの稜線。想像していたよりも怖くない。おそらく自分は手で掴む場所があると安心できるんだろう。腕力自慢でもないんですけどね
切れ落ちてはいる
1
切れ落ちてはいる
10分弱で核心部を攻略。道らしい道に
1
10分弱で核心部を攻略。道らしい道に
それでも岩場は続くよどこまでも
1
それでも岩場は続くよどこまでも
…なんですかあのピラミッドみたいな山は
…なんですかあのピラミッドみたいな山は
西岳を振り返る。遠目にはやっぱりクレイジー
2
西岳を振り返る。遠目にはやっぱりクレイジー
景色はいい
西岳からさらに遠ざかる
1
西岳からさらに遠ざかる
東岳&西岳
まだまだ人が降りてくる。初挑戦だったので前後に人がいたのはなんとなく心強く助かりました
まだまだ人が降りてくる。初挑戦だったので前後に人がいたのはなんとなく心強く助かりました
左が切れていて怖そうだが、溶食された岩は足場がちゃんとあって安心
左が切れていて怖そうだが、溶食された岩は足場がちゃんとあって安心
振り返ってみたが何がなんだかよう分からん
振り返ってみたが何がなんだかよう分からん
石灰採掘の叶山
痛々しくもあるが面白くもある
痛々しくもあるが面白くもある
後ろ向きに数メートル下る。足場は多数あり
後ろ向きに数メートル下る。足場は多数あり
14:06 進行方向を遮るような岩に薄く「×」のペンキ。左のピンクテープへ
14:06 進行方向を遮るような岩に薄く「×」のペンキ。左のピンクテープへ
鎖場。そんなに怖くない
鎖場。そんなに怖くない
下から見ると簡単そう
下から見ると簡単そう
鎖を過ぎてからもしばらく岩場が続く。しかも傾斜が急。転んだら体がズタズタになりそうで怖い
1
鎖を過ぎてからもしばらく岩場が続く。しかも傾斜が急。転んだら体がズタズタになりそうで怖い
テープに従いしばらく進むと開けた場所に
テープに従いしばらく進むと開けた場所に
振り返ると西岳。と月。無事下ってきたと思うと感慨もひとしお
1
振り返ると西岳。と月。無事下ってきたと思うと感慨もひとしお
道に迷っているんじゃないかと少々不安だったが鎖場から20分程で明確な標識と鹿ネット
道に迷っているんじゃないかと少々不安だったが鎖場から20分程で明確な標識と鹿ネット
通り過ぎてしまう人多数の問題の場所。今はこれでもかというくらいにネットの向こうにピンクテープがw
通り過ぎてしまう人多数の問題の場所。今はこれでもかというくらいにネットの向こうにピンクテープがw
で、ネットを通過するのに具体的にどうすればいいのか…下の紐をほどいたり結びなおしたり苦戦。そうしたら棒ごと簡単にズラせた。バンブーダンスの竹みたいな感じです
で、ネットを通過するのに具体的にどうすればいいのか…下の紐をほどいたり結びなおしたり苦戦。そうしたら棒ごと簡単にズラせた。バンブーダンスの竹みたいな感じです
すぐにネットをもう一度通過。振り返ると今日の行程が一望できる。魚尾道峠から股峠方面に戻るルートもあったが志賀坂方面に来て良かった
すぐにネットをもう一度通過。振り返ると今日の行程が一望できる。魚尾道峠から股峠方面に戻るルートもあったが志賀坂方面に来て良かった
頭上高いところに桜?
頭上高いところに桜?
落ち葉でふかふか。5月らしからぬ道
落ち葉でふかふか。5月らしからぬ道
15:10 国道に出る
いい山だった
西武秩父駅前から武甲山。バスは渋滞で「秩父駅から西武秩父駅は歩いた方が早い」との親切なアナウンスがあったので歩きました。祭の湯もフードコートも土産物屋も大行列でさすがはGWといった感じでした
2
西武秩父駅前から武甲山。バスは渋滞で「秩父駅から西武秩父駅は歩いた方が早い」との親切なアナウンスがあったので歩きました。祭の湯もフードコートも土産物屋も大行列でさすがはGWといった感じでした

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

ここ一ヶ月、行くか行くまいか悩みに悩んだ二子山。
技術・体力的には難しくなさそうなものの、高所恐怖症気味のため高度感で足が竦んでしまうのではないかと心配で心配で。

ネットで調べに調べ、臨機応変に一般コースを引き返すということも可能であるし、とりあえず(登山では危険な単語ですね!)行ってみることにしました。
尚、予習という意味では某動画サイトの動画が大変参考になりました。実際のルートや核心部にかかる時間などは写真より分かりやすいです。動画によって多少差はありますが、カメラの位置やアングルのせいか高度感は実際より強調されているように思います。現地に行くとそれほどでもなく心に余裕が生まれたので、そのギャップが丁度よかったかもしれません。

結果的には行って良かった、怖いと思うことは少なく楽しいことの方が多かったです。
景色も非常にいい山ですね。
ただ今日は天気も良く風もなく、適度に人がいたおかげで気分的に楽だった面もあると思います。
紅葉の時期にまた行きたいと思いましたが、これが曇天で風も冷たく前後に人の気配もなく…なんて状況になるとまた違ってくるかもしれません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:735人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら