剱岳(早月尾根)


- GPS
- 49:20
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,304m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
馬場島より雪道。 早月小屋の主人曰く、今年は3月の積雪が多いために雪が締まってないとのこと。 |
写真
感想
晴天と無風に恵まれての劔岳でした。
早月小屋は営業しないとHPに掲載されていたので、ビールとウィスキーを担いでの荷揚げはしんどかった。しかし小屋に付くと小屋の除雪作業が始まっていて、ビールは売るほどあるとの事(なんだよ、先に言ってくれ!)。当然ビールはいくらあても良いので、ボヤキは心の中に閉まってありがたく購入させてもらった。
気温が異様に高く、早朝6時にはもう雪が緩み始めている始末。テント泊にはありがたいが、アタックにはもう少し締まってくれた方がありがたい感じ。エボシは左にトラバースしつつ雪壁をよじ登る。ここはアイゼンの前爪とピッケルに体を預けながら雪稜初心者の私にとっては心臓バクバクの登り最大の核心部でした。ハサミは氷で前爪が良く効いて楽だった。
山頂はさすがGWと言わんばかりの大賑わい。剱沢から上がって来る人や、小窓尾根や北方稜線からも。山頂からドロップするスキーヤーも沢山で平蔵谷を滑るんだとか。ぼくもスキーヤーのはしくれだが、あまり滑りたくはない感じ、負けました(涙
下山のハサミはとても嫌らしく緊張を強いられた。エボシはロープを出したので楽ちん。しばらくは四つん這いになったりしながら高度を下げるが、気が抜けてアイゼンの雪玉で足を滑らせないように気を使った。
1日目、2日目ともに13時を過ぎには祝杯を挙げるまったり山行。我々が飲んだくれているところに多くの下山者が訪れ、みなそのまま下山していった。明日も晴天が約束されているのだから、もっとゆっくりと山を楽しめばいいのにとお節介な事を考えながら、7時にはバタンキューでした。
最終日は下山のみ。朝6時だというのに雪が緩んでいるのでアイゼンを付けずにガンガン降りたら2時間半で馬場島に到着。標高差1500mをこの時間はビックリ。これぞ雪の恩恵か?何はともあれ事故もなく皆無事に下山出来て良かった。
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