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Yamareco

記録ID: 1134791
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ハイキング
房総・三浦

三浦アルプスを探検!  阿部倉山〜二子山〜南中峠〜馬頭観音

2017年05月07日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.6km
登り
563m
下り
551m

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:00
合計
4:30
10:00
270
14:30
0:00
0
14:30
ゴール地点
天候 晴れときどき曇り。湿度のせいかやたらと汗をかいた。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
出発:京急新逗子駅
到着:JR東逗子駅
コース状況/
危険箇所等
南中峠〜馬頭観音間はやや道悪し。
その他周辺情報 東逗子駅前に蕎麦屋あり。他にあまり飲食店がなく、打ち上げ時の選択肢は狭そう。
京急新逗子駅からスタート。
京急新逗子駅からスタート。
まずは途中の桜山古墳群の林道に寄り道してウォーミングアップ。
まずは途中の桜山古墳群の林道に寄り道してウォーミングアップ。
二号古墳の頂から望む相模湾の展望。奥に見えるのは江ノ島。
爽やかすぎる初夏の湘南の風景。
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二号古墳の頂から望む相模湾の展望。奥に見えるのは江ノ島。
爽やかすぎる初夏の湘南の風景。
普段は長柄交差点に下るのだが、今回初めて一号古墳まで歩いてみた。思いのほかデカい。
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普段は長柄交差点に下るのだが、今回初めて一号古墳まで歩いてみた。思いのほかデカい。
地図上では高台の住宅地を迂回させられるかと思ったが、麓に直降できる階段があった。
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地図上では高台の住宅地を迂回させられるかと思ったが、麓に直降できる階段があった。
三浦アルプスの順路に合流。
手前が阿部倉山、奥が二子山。
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三浦アルプスの順路に合流。
手前が阿部倉山、奥が二子山。
阿部倉登山口。ここで夫婦のハイカーとすれ違った。
道標こそないものの意外と歩かれていそうな雰囲気。
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阿部倉登山口。ここで夫婦のハイカーとすれ違った。
道標こそないものの意外と歩かれていそうな雰囲気。
急勾配だが広くて歩きやすい道が続く。
急勾配だが広くて歩きやすい道が続く。
すぐに阿部倉山頂上に着く。とにかくまっ平らに開けた山頂だった。
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すぐに阿部倉山頂上に着く。とにかくまっ平らに開けた山頂だった。
以降は細くてうっそうとした道が続くが、三浦アルプスには相当鍛えられているのでこの程度なら問題ないです。
以降は細くてうっそうとした道が続くが、三浦アルプスには相当鍛えられているのでこの程度なら問題ないです。
前回酷い目にあった下二子山直登路の分岐を通り過ぎる。
今回の山行は果たしてどうなるか……!
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前回酷い目にあった下二子山直登路の分岐を通り過ぎる。
今回の山行は果たしてどうなるか……!
下二子山頂上。
特に見るべきものはないのでスルー。
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下二子山頂上。
特に見るべきものはないのでスルー。
正面に見えるのが次の二子山。意外と高低差がある。
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正面に見えるのが次の二子山。意外と高低差がある。
二子山の展望台に到着。観光スポットらしく人が多い。
結局ここまでで出会ったハイカーは最初の夫婦1組だけだった。
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二子山の展望台に到着。観光スポットらしく人が多い。
結局ここまでで出会ったハイカーは最初の夫婦1組だけだった。
小休止後に出発。
麓の公園に下る道を途中で分岐して林道終点に下る。
小休止後に出発。
麓の公園に下る道を途中で分岐して林道終点に下る。
沢すじの道は変化に富んでいて楽しい。ここは三浦アルプスでもお気に入りのコースだ。
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沢すじの道は変化に富んでいて楽しい。ここは三浦アルプスでもお気に入りのコースだ。
林道終点。ここから各所にルートが分岐しており、ハイカーの溜まり場のようになっている。
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林道終点。ここから各所にルートが分岐しており、ハイカーの溜まり場のようになっている。
左奥の沢が二子山から下ってきた道、右上に続く道が今回初挑戦の中尾根。
中尾根は一番お目当てのコース。良い荒れっぷりを期待したいところ。
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左奥の沢が二子山から下ってきた道、右上に続く道が今回初挑戦の中尾根。
中尾根は一番お目当てのコース。良い荒れっぷりを期待したいところ。
序盤から細くて急勾配の登りが続く。
序盤から細くて急勾配の登りが続く。
稜線は滑落したら自力で這い上がるのは不可能な崖の道。ただ、そこそこ人通りがあるようで意外にしっかりしていた。
稜線は滑落したら自力で這い上がるのは不可能な崖の道。ただ、そこそこ人通りがあるようで意外にしっかりしていた。
展望の効いたピークで一休み。何だかすごい山奥にいる気分。
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展望の効いたピークで一休み。何だかすごい山奥にいる気分。
南中峠まで抜けた。相変わらずここの道標は上書き更新が激しい。
中尾根が予想ほど険しくなかったので、馬頭観音に北上するコースに進路を変更してみた。
南中峠まで抜けた。相変わらずここの道標は上書き更新が激しい。
中尾根が予想ほど険しくなかったので、馬頭観音に北上するコースに進路を変更してみた。
急斜面の崩れかけた道を下る。まずは期待どおり。
急斜面の崩れかけた道を下る。まずは期待どおり。
沢!虫!ヤブ!の3連コンボがキマった荒れ道。
これこれ!(←ドM)
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沢!虫!ヤブ!の3連コンボがキマった荒れ道。
これこれ!(←ドM)
馬頭観音に到着。ここから先は歩きやすい緩やかなコースになる。
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馬頭観音に到着。ここから先は歩きやすい緩やかなコースになる。
後は消化試合と言った感じ。
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後は消化試合と言った感じ。
登山口に出た。
ここから東逗子駅へは5分ほど。
登山口に出た。
ここから東逗子駅へは5分ほど。
駅前の蕎麦屋にてビール&天ざるで打ち上げ。
次回はもうちょっと険しいコースに挑戦しようかな。
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駅前の蕎麦屋にてビール&天ざるで打ち上げ。
次回はもうちょっと険しいコースに挑戦しようかな。

感想

プチ遭難(?)多発地帯として知られる三浦半島の三浦アルプス。前回(↓URL)に引き続き、そんな三アル(←不適切な略し方)のマイナールートを積極的に攻めてゆく山旅です。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1002893.html

前回の山行では林道手前から下二子山に直登するルートを歩きました。ヤブと倒木だらけの消えかけた悪路を歩くのは恐怖以外の何ものでもありませんでしたが、ついに稜線まで歩ききった暁には何かを成し遂げたような清々しい達成感を覚えたものです。・・・まあそれはただの錯覚なのですが、しかしその一方で、たかだか標高200mほどの裏山的低山になぜハイカーが集まるのか、その理由の一端を何となく理解できたような気になれたのも確かでした。

そんなわけで、今回の山行では「阿部倉山の登山道」と「中尾根」をメインのターゲットとして選んでみました。どちらも事前調査で「そこそこ荒れてる」と情報のあったルートです。
……と、こう書くとどうしても
「軽はずみな無謀登山」
「問われるハイカーのモラル」
「実力を過信したあげく あえなく遭難死」
「遺体は死後2週間を経過」
などと言った未来予測的テロップが頭をよぎってしまうわけですが、荒れ道に対する心構えや登山経験を段階的に積んでゆく過程なのである、という建設的な見方もできなくはないので、とくかく十分注意した上で挑んでみました。

まず最初の阿部倉山ですが、事前に聞いた話と違ってかなり登りやすい道で、頂上などは立ち木が伐採された広場になっていました。後から整備の手が入ってしまったんでしょうか。それでも二子山までの稜線歩きでは、細くてアップダウンの激しい、三浦アルプスらしいうっそうとした山歩きを楽しめました。

中尾根は今回の山行のメインターゲットで、特に序盤の急登の細道がすごい楽しかったです。以前歩いた下沢尾根と雰囲気が似ているかも。一方、稜線上は片側が切れ落ちた崖の道になっています。仮に滑落しても死にはしないと思いますが、自力で這い上がるのはまず不可能なレベルなので注意して歩きました。ただ中尾根自体はかなり歩かれているようで、太くてしっかりした道になっていました。

そのまますんなり南中峠まで抜けてしまったわけですが、阿部倉山も中尾根も思っていたより歩きやすい道で、前回のような、森への畏怖の念を禁じえない もののけ姫的恐怖系登山を覚悟していた私としてはそのヤル気のぶつけ先を失った形になってしまいました。
そこで、当初考えていた南尾根に出て仙元山に戻るルートを急遽変更、南中峠から谷間に下って馬頭観音に直接接続するコースを歩いてみることにしました。
これがある意味大当たり(?)
急斜面の細道は所々崩れかけており、下った先は繁みと虫だらけの沢の荒れ道になっていました。ただそんな中でも、沢には新しい靴跡がいくつもあり、クモの巣も掃われている等、マイナールートでもよく歩かれている様が伺えます。この辺、三浦アルプスを訪れるハイカーにいかにスキモノが多いか、ということが良くわかると思います。

馬頭観音に出た後は、緩やかなハイキングコースを東逗子駅まで歩いてゴール、となりました。


三浦アルプスの魅力をさらに掘り下げることができた今回の山旅ですが、ここにはまだ歩いていない枝道が無数に残っています。今後も、安全に気をつけつつ、それらを探索していきたいと思います。

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