湊川水系宇藤木沢中沢(仮)
- GPS
- 05:17
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 929m
- 下り
- 870m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないが、石がよく滑る。 |
その他周辺情報 | ロマンの森共和国の白壁の湯で入浴した。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
予備電池
GPS
携帯
時計
ツェルト
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
渓流シューズ
|
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感想
長いことほったらかしにしていたのでだいぶ忘れているけれど、
なんとか思い出して記載してみる。
1 序
2月12日に宇藤木沢中沢(仮)に行ってきた。
この沢は、千葉県富津市の戸面原ダムのダム湖に東から流入する沢である。
手元の資料には宇藤木沢とあるが、地形図には沢の名前の記載はない。
ただ、宇藤木集落を通るので、宇藤木沢が正しいのではないかと思う。
本記録で中沢としているのは、本記録作成時の地理院地図でいうと、
宇藤木集落の南東の233mの標高点の東方の二俣から南東に延びている沢である。
この沢を歩こうと思ったのは、手元の資料にナメがきれいとあったからである。
2 入渓まで
入渓点付近には車をデポすることはできるが、宇藤木集落内の道は狭いし、
そこまで戻るのが沢を下降しない限り面倒なので、
公共交通機関によるべきだと思う。
最寄りのバス停は戸面原ダムバス停(上総湊駅から戸面原ダム行きバス利用)である。
ダム湖にかかる橋のすぐそばにバス停がある。
現時点ではどうか分からないが、遡行時はダム湖の北岸の道路で
大規模な崖崩れがあって通行止めであって、南岸を迂回した。
宇藤木集落を過ぎると、地形図にも記載のある素掘りのトンネルがある。
宇藤木沢との標高差が大きいので、このあたりでは入渓できない。
この道をそのまま進むと、枝沢沿いに少し進む。
この道が枝沢を渡る少し手前に、枝沢に向かって降りていく斜面があるので、
ここから入渓する。
3 Co109m二俣まで
枝沢を降り始めるとすぐに滝がある。
時期的に滑ってドボンしてもいやだったので、左岸側を巻き気味に降りた。
すぐにもう1つ滝がある。
降りられるかとも思ったけれど、やはりドボンしてもいやなので、左岸から巻いて降りた。
ここから本流までは特に問題となる箇所はなかった。
本流に降りて気になったのは石が滑ること。
今回はフェルトソールだったけど、小糸川水系の三間川と同じくらい滑る。
足下が気になってなかなかスピードを上げられない。
そうこうするうちに1箇所淵が出てきた。
濡れることを気にしなければ全然問題はないが、時は2月で、
沢はごく一部ではあったけど凍結している。
ちょうどゴルジュの中で高巻きもできない。
右岸の岩の上を行けば濡れないけれど、フリクションが利かないことから、
滑ってドボンしそう。
いろいろと逡巡し、結局は岩の上から浅そうなところに飛び込んだ。たしか水深は膝くらい。
そのまま進むと、右岸に作業用とおぼしき階段があった(確か2箇所)。
確認はしていないが、ここからエスケープできるだろう。
石が滑ることでだいぶ萎えており、何度もエスケープを考えたが、
もうちょっとだけと思って歩を進めると、Co109m二俣。ここを右に入る。
4 登山道まで
Co109m二俣の南を地形図で見れば、川が蛇行している。
房総の沢をやっている人ならすぐにピンとくると思うが、ここには川廻しがある。
水流で削られたのか、トンネルの突破はやや苦労する例が多いようである。
ここまでで萎えていたので、チャレンジすらせず、古川をたどる。
古川は最初はゴーロ状、次いで沼、最後は歩きやすい平坦地となっており、
問題なく通過して本流に戻る。
本流に戻って少し進むと右に大きく曲がるとすぐにCo124m二俣がある。
ここを直進する。
記録ではナメが美しいとあり、実際にナメも散見されるが、基本的には荒れている。
それほどきれいではないと感じた。
こうなると、どこで遡行を修了するかだけが問題となってくる。
計画段階では、Co265mピークの東の小ピークから南に延びる尾根を
登ろうと考えていたが、とりつきが急で登れない。
そこで、この尾根の南側の沢に入り、次の二俣の中間尾根を登ろうと思ったが、
ここも急だったり滑りやすかったりで登れない。
キョンは軽々と登っていったけど。
そこで、元々登ろうと思っていた尾根に南からよじ登った。
こっちは難しいところはなかった。
稜線に出てみると、古いテープのある踏み跡があった。
その踏み跡をたどれば、程なくして登山道に出る。
5 下山
下山の方法としては、志組に降りるものと、国道410号線側に降りるものとがある。
入浴してから帰りたかったこともあり、登山道に出た地点から
少し南に下ったところから尾崎に向かって降りた。
このルートはあまり歩かれていないような感じであったが、
特に難しいところはない。踏み跡をたどれば国道に出られる。
あとは温泉まで国道を歩いて行くだけ。
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