ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1135523
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

新緑とヒトツバナを楽しむ黒瀧山と烏帽子岳

2017年05月08日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
16:00
距離
6.9km
登り
981m
下り
934m

コースタイム

【黒瀧山】
黒瀧山不動寺駐車場(7:12〜7:30)観音岩(8:25〜8:45)鷹ノ巣山(9:10)上底瀬(9:30〜9:40)不動寺(10:20)

【烏帽子岳】
登山口駐車場(11:45)奥の二俣(12:45〜12:50)群界尾根(13:15)マル(13:30)烏帽子岳(13:50〜14:20)コル(14:25)奥の二俣(14:37)登山口(15:10)
天候 終日晴れです
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○黒瀧山不動寺の第一駐車場を利用しました。
○烏帽子岳は、シボツ沢登山口に大きな駐車場?があります。
○昼食は、大仁田ダムサイトの東屋を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
○前回、積雪で途中撤退した黒瀧山の馬の背も雪がなければスイスイです。
その他周辺情報 ○下仁田には秘湯を守る会の宿「清流荘」がありますが、立ち寄り湯は800円で露天風呂だけだし、湯温が低くて温まらないので今回はパスしました。
新緑が眩しい黒瀧山不動寺の第一駐車場。白い車が緑に染まりそう
2017年05月08日 07:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 7:36
新緑が眩しい黒瀧山不動寺の第一駐車場。白い車が緑に染まりそう
不動寺鐘楼からは稲含山が見えます
2017年05月08日 10:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 10:38
不動寺鐘楼からは稲含山が見えます
お寺の奥に登山口があります
2017年05月08日 07:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 7:45
お寺の奥に登山口があります
お寺のちょっと上に峠と呼ばれる上底瀬集落と馬の背への分岐点があります
2017年05月08日 07:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 7:52
お寺のちょっと上に峠と呼ばれる上底瀬集落と馬の背への分岐点があります
ヤマツツジのお出迎えです
2017年05月08日 07:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 7:54
ヤマツツジのお出迎えです
馬の背の入り口です
2017年05月08日 07:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 7:57
馬の背の入り口です
早速、馬の背の梯子に取り付きます
2017年05月08日 07:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 7:56
早速、馬の背の梯子に取り付きます
左右が切れ落ちた馬の背
2017年05月08日 07:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 7:57
左右が切れ落ちた馬の背
こんな梯子場も雪がなければへっちゃらです
2017年05月08日 07:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 7:59
こんな梯子場も雪がなければへっちゃらです
でも足元は奈落の底へと続いています
2017年05月08日 08:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:00
でも足元は奈落の底へと続いています
カニの横ばいの鎖場
2017年05月08日 08:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:01
カニの横ばいの鎖場
岩にステップが切られています。前回はこのステップが雪に埋もれていて難儀しました
2017年05月08日 08:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:02
岩にステップが切られています。前回はこのステップが雪に埋もれていて難儀しました
ミツバツツジも咲いていました
2017年05月08日 08:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 8:03
ミツバツツジも咲いていました
垂直の梯子を登ります
2017年05月08日 08:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 8:05
垂直の梯子を登ります
眺めは最高。四ッ又山や鹿岳、眼下に不動寺が見えます
2017年05月08日 08:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:07
眺めは最高。四ッ又山や鹿岳、眼下に不動寺が見えます
難所を越えるとなだらかな尾根道になり、見晴台との分岐点がありました
2017年05月08日 08:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 8:19
難所を越えるとなだらかな尾根道になり、見晴台との分岐点がありました
ちょっと見晴台に寄り道。岩の上が見晴台です
2017年05月08日 08:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 8:14
ちょっと見晴台に寄り道。岩の上が見晴台です
ツツジが綺麗
2017年05月08日 08:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 8:15
ツツジが綺麗
見晴台からの鹿岳方面の展望
2017年05月08日 08:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:18
見晴台からの鹿岳方面の展望
このあたりツツジが沢山
2017年05月08日 08:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 8:25
このあたりツツジが沢山
観音岩に着きました
2017年05月08日 08:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:32
観音岩に着きました
まずは記念撮影
2017年05月08日 08:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 8:37
まずは記念撮影
観音岩の先の展望
2017年05月08日 08:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:43
観音岩の先の展望
見えている山はどこかな?
2017年05月08日 08:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:43
見えている山はどこかな?
妙義山方面。眺めは最高でした。
2017年05月08日 08:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:44
妙義山方面。眺めは最高でした。
九十九谷への縦走路はツツジのオンパレード
2017年05月08日 08:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 8:54
九十九谷への縦走路はツツジのオンパレード
あっちも
2017年05月08日 08:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:58
あっちも
こっちも
2017年05月08日 08:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 8:58
こっちも
ツツジがいっぱい
2017年05月08日 08:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:59
ツツジがいっぱい
もう一枚
2017年05月08日 08:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 8:59
もう一枚
九十九谷の上に出ました
2017年05月08日 09:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:09
九十九谷の上に出ました
谷底に上底瀬の集落が見えます
2017年05月08日 09:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:03
谷底に上底瀬の集落が見えます
この岩の上を歩く?。いえいえちゃんと迂回路があります
2017年05月08日 09:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 9:08
この岩の上を歩く?。いえいえちゃんと迂回路があります
下底瀬への道には×が付いていたので上底瀬へ下ります
2017年05月08日 09:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:11
下底瀬への道には×が付いていたので上底瀬へ下ります
気持ちの良い新緑の尾根道
2017年05月08日 09:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 9:15
気持ちの良い新緑の尾根道
上底瀬へ下りる前に鷹ノ巣山へ寄ります
2017年05月08日 09:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:23
上底瀬へ下りる前に鷹ノ巣山へ寄ります
鷹ノ巣山山頂です
2017年05月08日 09:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:18
鷹ノ巣山山頂です
手製の標識があるのみ
2017年05月08日 09:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:21
手製の標識があるのみ
下底瀬の集落が見えました
2017年05月08日 09:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:18
下底瀬の集落が見えました
上底瀬の登山口に下り立ちました
2017年05月08日 09:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:40
上底瀬の登山口に下り立ちました
上底瀬の集落を歩きます
2017年05月08日 09:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:39
上底瀬の集落を歩きます
2017年05月08日 09:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:41
ハナミズキが満開です
2017年05月08日 09:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:48
ハナミズキが満開です
川にはオタマジャクシがうじゃうじゃ
2017年05月08日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:50
川にはオタマジャクシがうじゃうじゃ
林道を歩いて不動寺上の峠に向かいます
2017年05月08日 09:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:51
林道を歩いて不動寺上の峠に向かいます
養豚場の豚がものめずらそうに外を見ていました
2017年05月08日 09:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 9:55
養豚場の豚がものめずらそうに外を見ていました
不動寺にお参りして黒瀧山はおしまいです。
2017年05月08日 10:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 10:27
不動寺にお参りして黒瀧山はおしまいです。
大仁田ダムへ移動します
2017年05月08日 11:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 11:12
大仁田ダムへ移動します
ダムサイトには東屋があります
2017年05月08日 11:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 11:24
ダムサイトには東屋があります
東屋で鍋焼きうどんの昼食です
2017年05月08日 11:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 11:22
東屋で鍋焼きうどんの昼食です
ダムのすぐ先に烏帽子岳の登山口があります。先行車両が5台もとまっていました
2017年05月08日 11:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 11:52
ダムのすぐ先に烏帽子岳の登山口があります。先行車両が5台もとまっていました
シボツ沢登山口です
2017年05月08日 11:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 11:52
シボツ沢登山口です
ここも新緑が綺麗
2017年05月08日 11:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 11:59
ここも新緑が綺麗
緑がいっぱいです
2017年05月08日 12:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 12:01
緑がいっぱいです
お助けロープがありました。なくても登れそう
2017年05月08日 12:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 12:32
お助けロープがありました。なくても登れそう
真っ直ぐに育った木々が綺麗に並んでいました
2017年05月08日 12:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 12:33
真っ直ぐに育った木々が綺麗に並んでいました
群界尾根はもう少しです
2017年05月08日 12:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 12:48
群界尾根はもう少しです
これは花かな?
2017年05月08日 12:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 12:56
これは花かな?
アップで
2017年05月08日 12:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 12:57
アップで
群界尾根に出ました。ここの木々の芽生えはまだまだです
2017年05月08日 13:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 13:22
群界尾根に出ました。ここの木々の芽生えはまだまだです
ヒトツバナの群落がお出ましです
2017年05月08日 13:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/8 13:31
ヒトツバナの群落がお出ましです
一つではなく沢山咲いています
2017年05月08日 13:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 13:32
一つではなく沢山咲いています
青空にピンクが映えます
2017年05月08日 13:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 13:32
青空にピンクが映えます
寂しくパラパラ咲いている木もあります
2017年05月08日 13:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 13:36
寂しくパラパラ咲いている木もあります
まさにこれはヒトツバナ
2017年05月08日 13:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 13:40
まさにこれはヒトツバナ
マルというピークに出ました4.本日の最高地点です
2017年05月08日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 13:41
マルというピークに出ました4.本日の最高地点です
下り始めるとこちらにもヒトツバナの群落が
2017年05月08日 13:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 13:44
下り始めるとこちらにもヒトツバナの群落が
コルからちょっと登り返すと烏帽子岳の山頂です
2017年05月08日 14:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 14:00
コルからちょっと登り返すと烏帽子岳の山頂です
西上州の山々が一望です
2017年05月08日 14:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 14:00
西上州の山々が一望です
え〜これは鼻曲山と浅間山だと思います
2017年05月08日 14:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 14:01
え〜これは鼻曲山と浅間山だと思います
大仁田、下仁田の町も一望です
2017年05月08日 14:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 14:10
大仁田、下仁田の町も一望です
誰でもわかる妙義山
2017年05月08日 14:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/8 14:27
誰でもわかる妙義山
足元が切れ落ちた展望所の眺めも最高
2017年05月08日 14:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 14:28
足元が切れ落ちた展望所の眺めも最高
バナナを持っていていたのを忘れていました
2017年05月08日 14:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 14:03
バナナを持っていていたのを忘れていました
下界に戻ってきました
2017年05月08日 15:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 15:16
下界に戻ってきました
私の車だけが残っていました。疲れた〜
2017年05月08日 15:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/8 15:17
私の車だけが残っていました。疲れた〜

感想

【黒瀧山】
 黒瀧山も烏帽子岳も、高さといい、歩く時間といい、どちらも初心者クラスの山であるが、過去に、体調不良や降雪のため途中撤退した山である。今回は、体調万全とは言い難いが、どの程度歩けるか、足慣らしのつもりで出かけてみた。

 ここ最近、何度も走ったことのある下仁田の町を抜け黒瀧山不動寺の駐車場に着いたのは午前7時過ぎだった。残雪の残る寒かった今年の1月に比べると新緑がとても綺麗で吹いてくる風も心地よかった。

 雪がないとこんなに歩きやすいかと思うほど足が進む。前回降雪のため撤退した馬の背の鎖場も難なく越え、今回のルートの最高地点である観音岩に向かった。

 この時期、関東、東海の山ではツツジが咲き誇る季節だ。この黒瀧山でもオレンジ色の山ツツジがあちこちで咲いている。アカヤシオ、このあたりではヒトツバナと呼んでいるらしいが、名前のとおり、新緑の林の中にぽつりぽつりと咲いていた。

 途中にあった見晴台の眺めも良かったが、観音岩の展望は360度だった。西上州の山は何度来てもわかりずらい。最近登った四ツ又山や鹿岳あたりはわかるが、それ以外の山はよくわからない。ただ、どこからでも目に付く妙義山や浅間山、榛名山あたりは間違いなくわかるので、このあたりを基点として山座同定を楽しんだ。

 天気は申し分ないかわり、谷川岳など、雪が残っている遠くの山は春霞でよく見えなかった。しかし、ザワザワと音を立てて吹いてくる風は心地よく、一年で一番低山歩きが楽しめる季節を肌で感じ取ることが出来た。

 なだらかな新緑の稜線をしばらく歩くと九十九谷を覗く岩の上に出た。谷底に上底瀬の集落が見える。こんな山の中にまで人が住んでいるのかと感心してしまうほどここは山奥なのだ。

 黒瀧山は低い山なのであっという間に下界に下りられる。さっき見えた上底瀬の集落を抜けて不動寺まで戻るのだ。

 上底瀬の村内は、車も通らず、人の姿も見えない静かな山村だった。不動寺裏の峠につながる林道沿いには養豚場があった。いい臭いではないが、昔、自宅近くにもあったので懐かしい臭いだった。

 不動寺では、本尊のお不動さんがご開帳だというのでお参りしてから次の烏帽子岳へ向かうことにした。左腰に若干違和感を感じるが歩くには差し支えなさそうなので今回は登れるだろう。

【烏帽子岳】
 大仁田ダムサイトで鍋焼きうどんの昼食を済まして登山口の駐車場に行くと先行者の車が5台もとまっていた。黒瀧山では誰にも会わなかったのに、意外とここは人気があるようだ。

 半年前に途中まで来ているので勝手がわかっている。シボツ沢沿いの道を奥の二俣を目指してひたすら登った。何となく左腰がピリピリするが今日は何とか歩けそうだ。

 途中で3人連れとソロの男性とすれ違った。山にいるのはあと3組だ。スタートが遅いので山頂で一緒になることはないと思うが、うるさいパーティーはごめんだ。

 午前中に登った黒瀧山も綺麗だっがシボツ沢の新緑も綺麗だ。ザワザワと吹き抜ける風が汗を吹き飛ばしてくれる。暑くもなく寒くもなく快適に登れる。

 奥の二俣から群界尾根への登りはこの日一番の急登だった。もう上り道をすたこら登れる歳でもないのでマイペースでゆっくり登る。コースタイムの1割、2割増しである。

 群界尾根上も気持ちの良い風が吹いていた。倒木に腰を下ろし若葉に囲まれてのひと休み。何とも快適なひとときである。

 マルと呼ばれるピークはすぐそこだ。このあたりからヒトツバナと呼ばれるアカヤシオが疲れを癒やしてくれる。烏帽子岳へはマルのピークで左折する。真っ直ぐに行く道は天狗岩方面の縦走路のようだ。

 マルから一旦コルに下り、ここから登り返すと烏帽子岳の頂上だ。振り返るとマルの斜面の所々がヒトツバナでピンク色に染まっている。

 烏帽子岳の頂上には若いカップルがいたがちょうど下りるところだった。誰もいなくなった山頂を独り占めできた。黒瀧山同様、西上州の山々がずらりと並んでいるが、名前のわかる山は前述したとおりである。大仁田から下仁田の街並みがよく見えるし山頂を囲むようにヒトツバナが咲いているのでひと休みするには最適な山頂である。

 昼食の残りのパンを食べ、ザックにバナナが入っているのを思い出し、妙義山をバックにバナナの写真を撮ってから腹に納めた。

 下山は早いが、コルから奥の二俣へのツルツルの急斜面ではトラロープのお世話になりながら下ったが、足回りが埃だらけになったのにはまいった。

 昨日までの渋滞が嘘のように空いている高速道路を快適に走り、自宅のお風呂でゆっくり汗を流した。気持ちの良い汗を流したお陰で体重が2キロも減っていた。夏の南アルプス縦走に向けて体力をつけよう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:385人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら