記録ID: 1135611
全員に公開
アルパインクライミング
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍ヶ岳 東尾根
2017年05月03日(水) 〜
2017年05月05日(金)



- GPS
- 56:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,938m
- 下り
- 1,928m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:10
6:30
230分
大谷原
10:20
140分
一ノ沢の頭
12:40
二ノ沢の頭
2日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:20
5:20
70分
二ノ沢の頭
6:30
6:40
50分
第一岩峰下
7:30
8:00
120分
第二岩峰下(渋滞)
10:00
10:20
70分
北峰
11:30
11:50
50分
南峰
12:40
冷池小屋
3日目
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:00
5:00
30分
冷池小屋
5:30
90分
西沢下降点
7:00
7:15
45分
西俣出合
8:00
大谷原
今年はやや雪が多めで取り付きから一ノ沢の頭まで藪の苦労は少なかったです。
二ノ沢の頭まで右側の雪庇に注意。
二ノ沢の頭は左側がザックリ切れているのでキジ撃つときは要注意のこと。
第一岩峰直下にも数張り天場有り、でも早いもの勝ち。
第一岩峰はブッシュが出ていればランナーが取れるがザイル無しでもダブルアックスでさっさと登るのが吉。
核心部の第二岩峰はカブリ気味のチョックストーンの処理がポイント。
今回はシュリンゲがあったのでA1でした。浮き石多し。結構デカイのがグラグラしてた。
結局ザイルを使ったのは此処だけ。(厳冬期はキツいけどね…)
北峰までの雪稜は気持ちが弛まないよう引き締めてかかろう!眺め最高です。
南峰まで距離が有るように見えますがテンポ良く歩けばそれ程遠くない。
渋滞or悪天で時間切れの場合、北峰〜南峰間でビバーク可。(悪天で沈殿した経験有り)
布引山経由で冷池山荘まで意外と距離が有ります。悪天時は此処でもビバーク可。
なお今回は雪が弛み踏み抜き頻発。仲間が穴に落ちそうになりました。
下山は赤岩尾根が一般的ですが「西沢」経由で降りる時は早めの時間で。雪崩よりブロック崩壊による落石が恐い。ラインを見極め一気呵成に。
呆れたのは雪がグズグズになる時間に西沢を詰めてくるお間抜けさんがいたこと。リスク高すぎだろ。
冷池から西俣出合まで1.5時間位です。
なおこの時期、林道のアチコチに「ふきのとう」が沢山有るようです。(殆ど取り尽くされて居た(T.T)
二ノ沢の頭まで右側の雪庇に注意。
二ノ沢の頭は左側がザックリ切れているのでキジ撃つときは要注意のこと。
第一岩峰直下にも数張り天場有り、でも早いもの勝ち。
第一岩峰はブッシュが出ていればランナーが取れるがザイル無しでもダブルアックスでさっさと登るのが吉。
核心部の第二岩峰はカブリ気味のチョックストーンの処理がポイント。
今回はシュリンゲがあったのでA1でした。浮き石多し。結構デカイのがグラグラしてた。
結局ザイルを使ったのは此処だけ。(厳冬期はキツいけどね…)
北峰までの雪稜は気持ちが弛まないよう引き締めてかかろう!眺め最高です。
南峰まで距離が有るように見えますがテンポ良く歩けばそれ程遠くない。
渋滞or悪天で時間切れの場合、北峰〜南峰間でビバーク可。(悪天で沈殿した経験有り)
布引山経由で冷池山荘まで意外と距離が有ります。悪天時は此処でもビバーク可。
なお今回は雪が弛み踏み抜き頻発。仲間が穴に落ちそうになりました。
下山は赤岩尾根が一般的ですが「西沢」経由で降りる時は早めの時間で。雪崩よりブロック崩壊による落石が恐い。ラインを見極め一気呵成に。
呆れたのは雪がグズグズになる時間に西沢を詰めてくるお間抜けさんがいたこと。リスク高すぎだろ。
冷池から西俣出合まで1.5時間位です。
なおこの時期、林道のアチコチに「ふきのとう」が沢山有るようです。(殆ど取り尽くされて居た(T.T)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
冬装備一式 登攀具一式 バイル 酒
|
---|---|
共同装備 |
ザイル1本 テント コンロ一式
|
感想
35年ぶり(春冬)の東尾根です。
記憶は遠く断片的に、でも確かに此処に来た事を思い出しました。
当時は装備も重くリーダーのプレッシャーもあって結構辛い山行でしたがこの歳になると肝も据わって来るのか同行メンバーも70歳を越えた先輩も居て取り敢えず安全に抜ければ良いやん位の気持ちなので結構楽でした。
(二ノ沢頭泊で翌朝寝坊して気が付けば周りに誰もいなかったのは此処だけの秘密)
やはり岩と雪は良いですね。適度な緊張感はアルパインクライミングの醍醐味です。
頑張れば二日目に大谷原まで降りられますが冷池のビールに心迷い撃沈。
剱岳の向こうに沈む夕陽を見ながら、飲んで呑んで飲まれて呑んで…
飛び交う岩燕の羽音に春を感じました。
遠く剱や北方の峰々、振り返れば戸隠や妙高。
これだから山や止められない。
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