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Yamareco

記録ID: 114270
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

奥秩父 唐松尾山-御殿岩-将監峠

2011年06月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.7km
登り
997m
下り
1,002m

コースタイム

8:31将監峠入口-8:56七ツ石尾根と将監小屋への林道の分岐-10:03牛王院平-10:09山ノ神土-10:36御殿岩への分岐-10:55御殿岩11:30-12:09唐松尾山12:15-13:01将監峠-13:07将監小屋13:35-14:31将監峠入口
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
調布IC(朝6:20頃)〜勝沼IC〜国道411号線〜おいらん淵〜三ノ瀬 将監峠入口の直ぐ先に有料駐車場(調布ICから2時間弱:本日渋滞はなし)。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。
牛王院平の鹿柵フェンスの通過方法に最初は戸惑い、抜け穴を探したりしましたが、写真にコメントしたとおり、解いてまた結ぶだけです。
御殿岩への分岐からは急斜面の踏み跡を登り、最後は少し岩を登るので、そこまでの道と違う気分が味わえます(危険ではありません)。
帰りに将監峠から間違えて右の道に入り、小屋の上の道を通過しそうになって戻りました。素直に防火災帯を真っ直ぐ下れば将監小屋です。

(注意)国道411号線は走り屋さんが多く、裂石温泉を過ぎ、柳沢峠を過ぎると、対向車線のセンターラインぎりぎりに傾いてトレースしてくるバイクがたいへん多くなるので、こちらはスピードを出さず、決してセンターラインをオーバーしないように注意が必要です。(私も若い頃は走るのが好きでしたので気持ちはわかります。こちらが安全運転に徹するのが良いと思います。)
将監峠(しょうげんとうげ)入口近くの駐車場(500円/日)。
2011年06月05日 08:31撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 8:31
将監峠(しょうげんとうげ)入口近くの駐車場(500円/日)。
小さな標識。
左の七ツ石尾根へ向かう。右は将監小屋(しょうげんごや)への林道で帰りに利用した。
2011年06月05日 08:56撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 8:56
小さな標識。
左の七ツ石尾根へ向かう。右は将監小屋(しょうげんごや)への林道で帰りに利用した。
七ツ石尾根の山道は広めで、石なども少なく歩き安いが、すべて直登なので、傾斜以上に急に感じる。
2011年06月05日 09:30撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 9:30
七ツ石尾根の山道は広めで、石なども少なく歩き安いが、すべて直登なので、傾斜以上に急に感じる。
最後の急傾斜を登り切ると牛王院平(ごおういんだいら)の一角に入る。歩かなければ決して来ることのできない貴重な高原(標高1800m前後)。
2,3月の降雪期にスノーキャンプをしたら楽しそうかな?
2011年06月05日 09:45撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 9:45
最後の急傾斜を登り切ると牛王院平(ごおういんだいら)の一角に入る。歩かなければ決して来ることのできない貴重な高原(標高1800m前後)。
2,3月の降雪期にスノーキャンプをしたら楽しそうかな?
牛王院平を進むと鹿柵に遮られる。最初は通過方法がわからず、右や左を探したが、よく見ると、扉状のネットが紐でくくりつけられていたので、これを解いてくぐってまた結ぶ。これが全部で3箇所あった。途中で出会ったオジサンもわからなかったそうです。(私もオジサンなので、オジサンには解りにくいということでしょうか)
2011年06月05日 09:50撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 9:50
牛王院平を進むと鹿柵に遮られる。最初は通過方法がわからず、右や左を探したが、よく見ると、扉状のネットが紐でくくりつけられていたので、これを解いてくぐってまた結ぶ。これが全部で3箇所あった。途中で出会ったオジサンもわからなかったそうです。(私もオジサンなので、オジサンには解りにくいということでしょうか)
鹿柵を過ぎてしばらくすると、牛王院平を示す標識がありましたが、平の地図上の最高地点は最初の鹿柵辺りにありました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 10:03
鹿柵を過ぎてしばらくすると、牛王院平を示す標識がありましたが、平の地図上の最高地点は最初の鹿柵辺りにありました。
山ノ神土の標識。
画面の右奥方向には行き先を示す矢印がありませんが、その方向にも踏み跡があり、和名倉山への道だと思います。
2011年06月05日 10:09撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 10:09
山ノ神土の標識。
画面の右奥方向には行き先を示す矢印がありませんが、その方向にも踏み跡があり、和名倉山への道だと思います。
ようやく奥秩父水源道らしい道になりました。
去年のGWの雲取〜飛龍の道では、このような急斜面を巻きながら昇り降りする道にすっかりやられてしまい、足が痛くなりました。好きではない道ですが、奥秩父東寄りの特徴と言えるかも知れません。
2011年06月05日 10:14撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 10:14
ようやく奥秩父水源道らしい道になりました。
去年のGWの雲取〜飛龍の道では、このような急斜面を巻きながら昇り降りする道にすっかりやられてしまい、足が痛くなりました。好きではない道ですが、奥秩父東寄りの特徴と言えるかも知れません。
ガレ場を横断。
2011年06月05日 10:19撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 10:19
ガレ場を横断。
御殿岩(西御殿岩が正式名称のようです)への分岐を示す小さな標識。来た方向にもどりながら急斜面を斜めに上っていきます。
2011年06月05日 10:36撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/5 10:36
御殿岩(西御殿岩が正式名称のようです)への分岐を示す小さな標識。来た方向にもどりながら急斜面を斜めに上っていきます。
御殿岩への道はそこまでの道と違って踏み跡に近くなりますが、見失うことはありません。画面の左上方向に向かってひたすら登ります。
2011年06月05日 10:36撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 10:36
御殿岩への道はそこまでの道と違って踏み跡に近くなりますが、見失うことはありません。画面の左上方向に向かってひたすら登ります。
もう御殿岩到着という直前から石楠花(シャクナゲ)が多くなります。
実物はもっと赤く、心に染みる色でした。
2011年06月05日 10:51撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/5 10:51
もう御殿岩到着という直前から石楠花(シャクナゲ)が多くなります。
実物はもっと赤く、心に染みる色でした。
御殿岩に着きました。
2011年06月05日 10:55撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 10:55
御殿岩に着きました。
隠れてますが、2075mと書かれています。
直前の登りが岩場なので、眺めと共に高山のムードがあります。
2011年06月05日 10:57撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/5 10:57
隠れてますが、2075mと書かれています。
直前の登りが岩場なので、眺めと共に高山のムードがあります。
東側。画面中央が通過してきた牛王院平です。高原地帯ですね。
これで池塘の一つ二つもあるとさらにムードが高まりますが、勝手なことは言えませんね。
左の山は竜喰山だと思います。
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東側。画面中央が通過してきた牛王院平です。高原地帯ですね。
これで池塘の一つ二つもあるとさらにムードが高まりますが、勝手なことは言えませんね。
左の山は竜喰山だと思います。
お手軽なドリップコーヒーを淹れ、コンビニのサンドをいただきました。
2011年06月05日 11:17撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/5 11:17
お手軽なドリップコーヒーを淹れ、コンビニのサンドをいただきました。
御殿岩の石楠花。
2011年06月05日 11:29撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/5 11:29
御殿岩の石楠花。
こちらも御殿岩です。
2011年06月05日 11:29撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 11:29
こちらも御殿岩です。
御殿岩から分岐まで下って少し前進したら、巻き道が終わって緩やかな稜線上の登りとなり、唐松尾山山頂に到着しました。
2011年06月05日 12:09撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 12:09
御殿岩から分岐まで下って少し前進したら、巻き道が終わって緩やかな稜線上の登りとなり、唐松尾山山頂に到着しました。
標高は2109mと御殿岩より若干高いですが展望はありません。石楠花は綺麗です。
2011年06月05日 12:10撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 12:10
標高は2109mと御殿岩より若干高いですが展望はありません。石楠花は綺麗です。
山頂から北側に進んだ岩場は北と西の展望が良い所です。総合的には南側もすべて見渡せる御殿岩の方が眺めは良いです。
2011年06月05日 12:14撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 12:14
山頂から北側に進んだ岩場は北と西の展望が良い所です。総合的には南側もすべて見渡せる御殿岩の方が眺めは良いです。
唐松尾山からは、来た道を戻り、牛王院平を七ツ石尾根方面には行かずに過ぎたところです。この熊笹の草原は山火事の延焼防止の防火帯だそうです。
2011年06月05日 12:56撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 12:56
唐松尾山からは、来た道を戻り、牛王院平を七ツ石尾根方面には行かずに過ぎたところです。この熊笹の草原は山火事の延焼防止の防火帯だそうです。
防火帯の鞍部にある将監峠に到着。この辺りで薪を燃やしている匂いが漂っており、意味もなくホッとしました。
2011年06月05日 13:01撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 13:01
防火帯の鞍部にある将監峠に到着。この辺りで薪を燃やしている匂いが漂っており、意味もなくホッとしました。
少し道を間違え、改めて将監峠からわずかに下ると将監小屋に到着。
ここの水はサラッサラで美味しかったです。
ペットボトルに1L汲んで帰りました。
2011年06月05日 13:21撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 13:21
少し道を間違え、改めて将監峠からわずかに下ると将監小屋に到着。
ここの水はサラッサラで美味しかったです。
ペットボトルに1L汲んで帰りました。
薪の匂いの正体はこの煙突です。
2011年06月05日 13:35撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 13:35
薪の匂いの正体はこの煙突です。
将監小屋からは林道を下りますが、林道脇を流れていた沢を見ると、水に磨かれた沢床は花崗岩でした(左の石もそうですね)。
人為的なのか、自然なのかは不明ですが、御殿岩への分岐手前のガレ場の下方にも、近寄れませんでしたがスラブのような広範囲の岩盤露出が見えました。もしかすると、この辺り一帯の土台は固いのかも知れません。
2011年06月05日 13:47撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 13:47
将監小屋からは林道を下りますが、林道脇を流れていた沢を見ると、水に磨かれた沢床は花崗岩でした(左の石もそうですね)。
人為的なのか、自然なのかは不明ですが、御殿岩への分岐手前のガレ場の下方にも、近寄れませんでしたがスラブのような広範囲の岩盤露出が見えました。もしかすると、この辺り一帯の土台は固いのかも知れません。
将監峠入口に戻ってきました。
2011年06月05日 14:31撮影 by  iPhone 4, Apple
6/5 14:31
将監峠入口に戻ってきました。
中央道の渋滞を予想して、奥多摩経由で帰宅途中に立ち寄った、丹波山のめこい湯に咲いていました。(ハナミズキに似てますが、ハナミズキは中央がもっと大きいですね。なんでしょうか。)

PS:takuzan2さんと、後輩のハヤカワ君から連絡があり、ヤマボウシという花だとわかりました。takuzan2さんありがとうございます。今後ともよろしくおねがいいたします。
どんな白色よりも白い、と思いました。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%B7+%E8%8A%B1
2011年06月05日 16:13撮影 by  iPhone 4, Apple
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6/5 16:13
中央道の渋滞を予想して、奥多摩経由で帰宅途中に立ち寄った、丹波山のめこい湯に咲いていました。(ハナミズキに似てますが、ハナミズキは中央がもっと大きいですね。なんでしょうか。)

PS:takuzan2さんと、後輩のハヤカワ君から連絡があり、ヤマボウシという花だとわかりました。takuzan2さんありがとうございます。今後ともよろしくおねがいいたします。
どんな白色よりも白い、と思いました。
http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%B7+%E8%8A%B1
撮影機器:

感想

去年のGWの禿岩(ハゲイワ)のように、御殿岩(ごてんいわ)もきっと素晴らしい展望だろうと期待して行きました。全体的に薄曇りで、霞がかかっていたので、遠くの山は見えませんでしたが、空気の澄んでいる時なら、南アルプスや八ヶ岳も見えると思います。

七ツ石尾根は全体的に緩やかな部類で、牛王院平(ごおういんだいら)で高原気分を味わうことができ、山ノ神土(やまのかんど)からは登山道気分の道となり、御殿岩への道と岩からの展望は「高いところに来た」と思わせるムードがあります。
下山を将監小屋(しょうげんごや)経由にすると、おいしい湧き水も味わうことができ、ちょっと反則ですが(林道なので)急降下で膝を傷めるようなこともありません。
初心者をつれて行くのにとても良いコースかも知れません。

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コメント

ハナミズキに似た花
ハナミズキに似た花はヤマボウシではないでしょうか。

シャクナゲが咲く頃、ここに登りたいと思っていましたので、いい参考になりました。
2011/6/8 18:28
takuzan2さんヤマボウシありがとうございます
シャクナゲがたくさん咲いていると、一つ一つが静かに賑やかに集っているように思え、楽しかったです。
見た限りでは、真っ赤な開花やピンクの蕾がなかったので、蕾は赤く、開くとピンク色になるように思いました。
2011/6/8 23:40
プロフィール画像
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