小野村割岳（コウンド谷〜P951〜P911南尾根）

2017年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.0km
• 登り: 628m
• 下り: 569m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:03
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:26

9:33 スタート地点
10:00 10:00 光砥口橋
11:48 12:16 光砥山
12:43 13:38 小野村割岳
14:08 14:08 911ピーク
15:59 ゴール地点

ルートは手書きです

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

京都バス32系統広河原行き
行き：出町柳 (7:50) → 能見口 (9:32)
\990
帰り：広河原 (17:22) → 出町柳 (19:16)
\1100

コース状況／危険箇所等

コウンド谷は標高700m以降ガレた谷底を歩くことになります。滝はありませんが歩行注意。
P951〜小野村割岳〜P911までは歩きやすい尾根道です。P951と小野村割岳の中間点にあるコルで尾根を乗り換えるので注意。
P911南尾根は下りの場合尾根分岐に注意。最後は急坂下りになります。

その他周辺情報

喫茶 庄兵衛（広河原バス停からすぐ、不定休）

写真

能見口バス停からしばらく舗装路歩きです。ヤマツツジが随所に見られました

光砥口橋を渡ったところから林道へ入りコウンド谷を進む

ムシカリ

ニシキゴロモ？

穏やかな谷が続きます

美しい小滝

林道終点から続くこの道は単なる登山道でなく、天狗岳を経て七瀬谷〜傘峠〜杉尾坂と続くかつての古道であったそうです

植林を抜けると谷分岐の明るい広場に到着。一息入れます

広場に鎮座するのは多分カツラの木

コウンド谷にはタニギキョウがたくさん咲いていました

ここより先は古道が消えて谷底を歩きます

足元の悪い箇所もあり注意

最後の谷分岐。右へ誘導するテープがありましたが無視して古道があるはずの左へ

しかし古道に乗りそこなったようで、途中で合流するまで谷底を進んで無駄に苦労してしまいました

その後はしっかり掘れた古道が続く。ここにこんな道があったとは

道は見覚えのある展望場所に続いていました。帰り14時半のバスを狙うとせわしなくなるので今日は早々に諦めてのんびり休憩

展望地から高原状の地形を少し東へ歩くとP951（光砥山）

もうお馴染みの大杉の稜線を進む

この鞍部の手前で尾根を直進しないよう注意

迷彩模様が美しいリョウブの幹と新緑

小野村割岳山頂。時間つぶしにゆっくりしていると二人登ってこられ、もしやと思い尋ねるとやはり「okaokaclub」の哲郎・道子ご夫妻でした。西の尾根へ行かれるようなのでしばらくご一緒させていただきました

P911の大杉

キランソウ。「首吊り尾根」経由で下山されるご夫妻とはここの南尾根分岐でお別れ

南尾根分岐はむしろ佐々里峠方面に向かう場合にこちらへ突っ込む恐れがある地形なので要注意です

この尾根にも大きな台杉が点在する

鬱蒼としてよい感じです。若杉やユズリハに阻まれる箇所もありますが大したことは無く進めます

これが一番大きいかな？

毎度の事ながら存在感がすごいです

P711をやり過ごす辺りは進む方向に注意

最後は急坂を広河原バス停裏まで降りてきました。まだ16時前なので喫茶店の庄兵衛さんで休憩。しばらくするとokaokaご夫妻もやってこられ、おかみさんと話しながらバスを待ちました

感想

field8us

新緑を楽しみに広河原周辺の山へ行ってきました。小野村割岳は3回目なので登下山共に歩いたことの無いルートにしてみました。沢沿いの道は状況によってはひどく苦労もしますが、思いがけず美しい光景が見られることもあり好きです。
山頂ではいつも北山の山行記録を参考にさせていただいているokaokaclubのご夫妻と出会い、以前メールのやり取りをしたこともあって途中までご一緒させていただきました。公開はできませんが貴重な花の咲く場所を教えていただいたりと楽しく歩けました。ここに感謝申し上げます。喫茶店のおかみさんの話では、かつては山野草の花が溢れる山だったのに今はすっかり無くなってしまったとのことで、残念ではありますがまだ見るべきものは残っているとも思います。