白神山地 暗門〜横倉沢 大滝で引き返し
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 352m
- 下り
- 340m
コースタイム
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:00
天候 | 快晴 風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓が残っている 気温が上がるにつれて雪融けにより水位上昇 |
その他周辺情報 | グリーンパークもりのいずみ 350円 シャンプー等なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
ネオプレーン靴下
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
サレワガイド
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
渓流シューズ
|
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共同装備 |
30mロープ
|
感想
今シーズン初で、人生2回目の沢登りである。日帰りか予備日入れて2日間、横倉沢を遡行してヨドメの滝、大滝を超えて、支流のエゴシ沢に入り、鍋倉森の山頂を踏んで、尾根伝いに大川まで下り、渡渉して大川林道まで行く予定であった。雪渓を予想して軽アイゼンとピッケルも持っていく。S荘の通販で買ったフェルト足袋がどんな感じなのか試せられるいい機会だ。
朝4時に大学に集合して、Mさんの車でアクアグリーンビレッジANMONの駐車場に5:10に到着する。沢靴、ハーネス、スリング、カラビナ、ヘルメットなどを装備して5:30に出発。横倉沢出合いまで遊歩道を歩く。一カ所、撤去されて骨組みだけの橋があり、渡るのに神経を使ったが、それ以外難なく50分で着く。風が強いせいか、早朝の涼しい空気に混じって、時折温風が通り過ぎる。
横倉沢出合いから入渓する。雪融けのため水が冷たい。所々雪渓が残っていて、スノーブリッジを形成している。上を通過する際は前の人と距離をあけ、同じルートを辿った。一カ所雪渓に穴が開いていてその下を岩魚が泳いでいるのが見えた。核心地域は釣り禁止であるが、他の沢で釣り目的の山行も組んでみたいとその時思った。出発して4時間ぐらいでヨドメの滝に着く(地形図にある最初の滝マーク)。右岸を巻いた。大滝に着いたのはその1時間後。写真で見るより大きく感じた。直登は難しいと判断して巻道を探す。左岸のルンゼは雪渓に覆われていて急であので、右岸をチョイスして巻道を探すが、濡れたスラブやいくら登っても踏み跡が見当たらない急なルンゼが行く手を阻む。良いビバーク地点もなかったので、12:30に引き返すことを決断する。後々、他の記録を詳しくみると、そこでは左岸を巻いたらしい。雪がなければより安全に行けたのかもしれない。
帰りは水量が増していた。昼に大量に融けた分も加わり、増えたのだろう。腰までつからなかったが、体がもってかれそうな時が行きより多かった。ヨドメの滝を懸垂下降したが、支点とした残置ロープがいかにも切れそうで怖かった。前の2人はスリングとカラビナで支点にバックアップを取って降りたが、最後に降りた自分はそれを回収する役であったから、バックアップなしで降ったので恐ろしい。無事駐車場に着いたのは17:30である。12時間と久々に長い山行であった。
追記
今思うに、踏み跡など期待してはならぬ。ほとんど人がはいらぬ場所、あるはずがない。
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