ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1144086
全員に公開
沢登り
白神山地・岩木山

白神山地 暗門〜横倉沢 大滝で引き返し

2017年05月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
noguchik Mtasuku その他1人
GPS
--:--
距離
13.7km
登り
352m
下り
340m

コースタイム

日帰り
山行
11:05
休憩
0:55
合計
12:00
6:20
6:30
200
9:50
10:00
55
ヨドメの滝
10:55
11:00
75
大滝
12:15
12:29
1
右岸(巻道探し)
12:30
12:31
29
大滝
13:00
13:15
255
ヨドメの滝
17:30
暗門大橋手前の駐車場
天候 快晴 風強い
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雪渓が残っている
気温が上がるにつれて雪融けにより水位上昇
その他周辺情報 グリーンパークもりのいずみ 350円 シャンプー等なし
暗門川の遊歩道を歩く
両岸の尾根は切り立っている
1
暗門川の遊歩道を歩く
両岸の尾根は切り立っている
出発して50分、横倉沢出合い
出発して50分、横倉沢出合い
ほとんどこのように穏やかな沢
ほとんどこのように穏やかな沢
巨大な硬い雪の壁が現れる。
ピッケルを指しアイスクライミングを語り始めるM and M
右側はハングになっている
2017年05月20日 07:08撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
1
5/20 7:08
巨大な硬い雪の壁が現れる。
ピッケルを指しアイスクライミングを語り始めるM and M
右側はハングになっている
休憩場所でボルダリングに興ずる
良いトラバース課題ができた
2017年05月20日 08:13撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
1
5/20 8:13
休憩場所でボルダリングに興ずる
良いトラバース課題ができた
右岸に明らかに大きな滝が見え、5分ほど寄り道をする
15〜20mの立派な滝であった。三条の滝というらしい。夏に直登できそう
2017年05月20日 08:32撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
2
5/20 8:32
右岸に明らかに大きな滝が見え、5分ほど寄り道をする
15〜20mの立派な滝であった。三条の滝というらしい。夏に直登できそう
スノーブリッジの下を行く
中は自然の冷蔵庫
上から冷水が垂れてきて冷たい
2017年05月20日 09:07撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
5/20 9:07
スノーブリッジの下を行く
中は自然の冷蔵庫
上から冷水が垂れてきて冷たい
雪渓が度々現れ、距離をあけながら先頭が歩いたところを歩く
2017年05月20日 09:18撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
5/20 9:18
雪渓が度々現れ、距離をあけながら先頭が歩いたところを歩く
出発して4時間、魚止の滝(ヨドメの滝)に到着。
右岸から巻くが、途中にアリの巣があり、手を噛まれる破目に
2017年05月20日 09:51撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
1
5/20 9:51
出発して4時間、魚止の滝(ヨドメの滝)に到着。
右岸から巻くが、途中にアリの巣があり、手を噛まれる破目に
休憩場所に蛇がとぐろを巻いて寝ていた
2017年05月20日 09:59撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
1
5/20 9:59
休憩場所に蛇がとぐろを巻いて寝ていた
出発して5時間、大滝に到着
2017年05月20日 10:49撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
2
5/20 10:49
出発して5時間、大滝に到着
ヨドメの滝を懸垂下降
ヨドメの滝を懸垂下降
暗門川の遊歩道の橋は骨組み状態
2017年05月20日 16:57撮影 by  DMC-FP2, Panasonic
5/20 16:57
暗門川の遊歩道の橋は骨組み状態

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 ネオプレーン靴下 雨具 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 サレワガイド ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング 渓流シューズ
共同装備
30mロープ

感想

 今シーズン初で、人生2回目の沢登りである。日帰りか予備日入れて2日間、横倉沢を遡行してヨドメの滝、大滝を超えて、支流のエゴシ沢に入り、鍋倉森の山頂を踏んで、尾根伝いに大川まで下り、渡渉して大川林道まで行く予定であった。雪渓を予想して軽アイゼンとピッケルも持っていく。S荘の通販で買ったフェルト足袋がどんな感じなのか試せられるいい機会だ。
 朝4時に大学に集合して、Mさんの車でアクアグリーンビレッジANMONの駐車場に5:10に到着する。沢靴、ハーネス、スリング、カラビナ、ヘルメットなどを装備して5:30に出発。横倉沢出合いまで遊歩道を歩く。一カ所、撤去されて骨組みだけの橋があり、渡るのに神経を使ったが、それ以外難なく50分で着く。風が強いせいか、早朝の涼しい空気に混じって、時折温風が通り過ぎる。
 横倉沢出合いから入渓する。雪融けのため水が冷たい。所々雪渓が残っていて、スノーブリッジを形成している。上を通過する際は前の人と距離をあけ、同じルートを辿った。一カ所雪渓に穴が開いていてその下を岩魚が泳いでいるのが見えた。核心地域は釣り禁止であるが、他の沢で釣り目的の山行も組んでみたいとその時思った。出発して4時間ぐらいでヨドメの滝に着く(地形図にある最初の滝マーク)。右岸を巻いた。大滝に着いたのはその1時間後。写真で見るより大きく感じた。直登は難しいと判断して巻道を探す。左岸のルンゼは雪渓に覆われていて急であので、右岸をチョイスして巻道を探すが、濡れたスラブやいくら登っても踏み跡が見当たらない急なルンゼが行く手を阻む。良いビバーク地点もなかったので、12:30に引き返すことを決断する。後々、他の記録を詳しくみると、そこでは左岸を巻いたらしい。雪がなければより安全に行けたのかもしれない。
 帰りは水量が増していた。昼に大量に融けた分も加わり、増えたのだろう。腰までつからなかったが、体がもってかれそうな時が行きより多かった。ヨドメの滝を懸垂下降したが、支点とした残置ロープがいかにも切れそうで怖かった。前の2人はスリングとカラビナで支点にバックアップを取って降りたが、最後に降りた自分はそれを回収する役であったから、バックアップなしで降ったので恐ろしい。無事駐車場に着いたのは17:30である。12時間と久々に長い山行であった。

追記
今思うに、踏み跡など期待してはならぬ。ほとんど人がはいらぬ場所、あるはずがない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1783人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら