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Yamareco

記録ID: 1148158
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

下山で徘徊(色々練習)した 無意根山 元山コース

2017年05月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
k163 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
11:02
距離
15.2km
登り
1,034m
下り
1,059m
歩くペース
ゆっくり
2.22.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:17
休憩
0:57
合計
11:14
10:50
11:00
130
13:10
13:50
83
山頂
15:13
15:20
256
途中休憩は登りで合計1時間。下りは合計30分程度
天候 午前中晴、午後曇り、山頂は13時〜14時ガス・小雨
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
元山コース登山口
到着時に4・5台駐車していた。
コース状況/
危険箇所等
標高700M位まではほとんど雪は無し。長尾山の下あたりは少しの距離雪解けでドロドロ
登山口から千尺高地までで踏み抜き3.4回。千尺高地から山頂までの往復で踏み抜き7.8回(股下までは4回)。
  登山口から千尺高地の手前までの残雪区間は目印のピンクテープはまばら。夏道であれば笹刈りがされているだろうから目印は余り必要ないと思うが、傾斜が緩くどこでも歩ける疎林地帯では雪の上の踏み跡があちらこちらで別れている箇所が結構あった。登りの時にこの辺は要注意とは感じていたが下山時にこうした部分でコースアウトして苦戦した。
本日はチーム長靴で行きます。多分標高の低い部分は雪解けでドロドロ。
本日はチーム長靴で行きます。多分標高の低い部分は雪解けでドロドロ。
登りの途中
千尺高地より余市岳方面。海が見える。
登りの途中
千尺高地より余市岳方面。海が見える。
登りの途中
千尺高地より羊蹄山方面。靄って墨絵のように見えた。
登りの途中
千尺高地より羊蹄山方面。靄って墨絵のように見えた。
登り
山頂はもうすぐ。軽快な足取りでソロの方が降りてくる。
登り
山頂はもうすぐ。軽快な足取りでソロの方が降りてくる。
風雪に耐えている。けなげだ。
風雪に耐えている。けなげだ。
中岳だろうか。この後どんどん雲が近づいてきた。
中岳だろうか。この後どんどん雲が近づいてきた。
下山開始。ちょっと小雨、でもそれ程寒くはない。
下山開始。ちょっと小雨、でもそれ程寒くはない。
千尺高地まで戻ったら雲がきれいに去って行った。
これからのんびり下山だなあと思っていたのが大間違い。
千尺高地まで戻ったら雲がきれいに去って行った。
これからのんびり下山だなあと思っていたのが大間違い。
無事下山。カメラをしまおうとしたらどうしたはずみか自撮りしてしまった。
無事下山。カメラをしまおうとしたらどうしたはずみか自撮りしてしまった。

装備

個人装備
2人共ワカンを持つが自分が帰路山頂から千尺高地までの間のみ使用。
共同装備
チェーンスパイク1組 トレッキングポール1組 念のためにピッケル代わりに白老岳で3段目が折れたトレッキングポール1本持参
備考  昨年夏から登山を始めた同行のI君が4か月ぶりの登山、かつ今までで最長のコース、自分も昨年7月の羊蹄以降のロングコース。それに加えて夏道よりは当然歩きにくいはずなので、小まめに休憩をとってスローペースを意識して登頂開始

 帰路の千尺高地までは順調な楽しい登山だったのだが千尺高地を降りてすぐ先行者の踏み跡につられ左方向にコースアウトしてしまう。うーーー
 100Mほどで明確な踏み跡が消えた時点で登り返して右に行くべきなのだが、少し古い踏み跡が有ったり、途中でとぎれるのだが真新しい踏み跡が見えたりしたので右方向へ下りながら登山道に戻ろうとしたが、、、続きは感想で

感想

※K163分
◇登り千尺高地から山頂まで
 スタートしてから途中休憩を7・8回くらい合計1時間ほどとったので時間はかかったがさほど疲れずに無事山頂着。ゆっくりと暖かい山頂ランチをとってしばらくするとニセコ方面から雨雲がやって来て少し雨が落ちてきたのでカッパのフードを被り下山開始。途中とぎれぎれの雷鳴が接近してきたのを気にしながら千尺高地着。
 そこで雷鳴も止み山頂を覆っていた雲も去って、さあ、またゆっくりペースであと1時間半くらいで登山口へ戻れるだろうと思っていたが、、、

◇千尺高地から下り〜いよいよ徘徊開始
 千尺からの急傾斜部分の下り口が判らずI君のスマフォGPSのトレースでやっとその場所を見つけ、、、
 今思えば気温が高かったので今日の踏み跡さえ見つけにくくなっている事をはっきりと認識し、それへの対処としてGPSのトレースを常に見ながら歩くべきなのにそれを怠ったのがその後の下山徘徊の原因だったと思う。後悔先に立たずである。

 幾つかの踏み跡を辿ってコースアウトしつつも途中ヒダのような小さな尾根を薮漕ぎと結構無理っぽいよじ登りを何度も繰り返して4つ越えてコース復帰を目指すも腕時計についている高度計で残りの下り標高は100Mくらいの地点でほぼ日没・ヘッドランプ点灯。この時点で相当心が疲れていた。

 徘徊中の半ばまでは今に薮山にも行くことがあるだろうから薮漕ぎのいい練習だとか、沢地上部の急斜面のちょっと怖い雪渓トラバースでも長靴でキックスッテップも乙なもんだなあなどと余裕をこいていたがうす暗くなってくるとさすがにヤバイと感じ始めていた。ヘッドランプ点灯の20分ほど前にコース復帰が難しそうなのでそろそろ近くの沢を下ろうと打ち合わせをしていたので、気を取り直して長靴頼りでさほどの水量もない沢水の中に入りジャブジャブと下って順調に高度を下げ登山口から100Mほどの離れた橋に到着しまあ無事に下山完了。

◎失敗したことのテレ隠しで軽口のような書き方もしたのだが、最後に少し真面目に反省点を
・コースアウトしたが登山道のある尾根にいるので下りながらコースに復帰出来るだろうと考えていたことが大甘であった。薮漕ぎは思った以上に時間がかかるし成果がでないと心の疲労が溜まることを思い知らされた。
・2人いるし疲れもそれ程でもないことがあったためか根拠なく何とかなると思ったことも甘かった。
※自分の少ない登山歴の中でソロの山行で2度道迷いしかけかなり心細い思いをしそれを契機に初めて行く山では予め地形図を良く見て記憶し当然当日印刷したそれを持参することとGPSを買って必ず持参することにした。
 今回もそれをしていたが体力のある相方がいるので多少の無理は大丈夫との心理も働いたのが慎重さを欠いたことに繋がったと思う。
・スマフォGPSの電池が標高800Mくらいで少なくなり頻繁な位置確認が出来なかったこと。自分は電池タップリのGPSを持っていたのにザックから取り出すのを億劫がって徘徊中2度しか見なかったこと。
・地形から行って何度か超えた沢のどれかを下れば大きな段差がないはずなのでそれ程危険はともなわずに登山口付近に戻れることは判っていたのに、何度もの薮漕ぎとよじ登りで苦労したこと、かつまだ空に明るさがあったのでコースに戻ることに固執したこと。
※1人なら多分コースロスしたことに気づいて10分もしたら基本に戻って心の中でボヤきながら登り返したと思う。

◎帰路の車の中で反省が多々あるがそれは頭が冷えてからにした方がよいと二人で話し、札幌市内の藤野のコンビニに飛び込み暖かい飲み物とお疲れさんスイーツで一応無事な下山を祝して一息ついてから帰宅した。

※恥ずかしい山行なので記録をアップするかどうか相当迷ったが、匿名サイトなので今後の自分への戒めにアップします。

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コメント

下手なトレースつけてすんません。
同じ日に元山コースを歩いて、千尺からの下りで左の支尾根にダメなトレースをつけた犯人です💦私は登り返してコース復帰できましたが、相方にプチ切れされました😅k163さんにケガなどがなくて良かったです。
道を歩こうとするから迷うんだ! と、適当にコンパス切って、いつも痛い目見てますが、不安も登山の楽しみです。コースアウトなんてドンマイです!ってお前が言うなって感じですね💦ほんとスミマセン🙇
2017/5/25 22:32
Re: 下手なトレースつけてすんません。
turiskiさんコメントを読みました。
あの事は全然気にしないでください。
山で起きること、自分がしでかすことはいつも自己責任と思っています。そしてオール自己責任だからこそ山は面白いとも思っています。
昨年くらいからようやく少しは歩けるようになったと思っていましたが、無意根の山の神様がその気になって油断しちゃいけないよと自分に教えてくれたのだと思います。
北海道には面白そうな山が色々ありますね。これからは大きな山も小さな山も油断せず楽しんで登山しようと思います。
2017/5/26 19:53
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