由布岳 (九州山旅その5)


- GPS
- 04:38
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 920m
- 下り
- 920m
コースタイム
天候 | 晴れ(春霞あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
お鉢巡りは最低鞍部東で一部が崩壊していますが、岩稜沿いに歩けばいいそうです。(私は巻こうとしてコースミスしてしまいました) その他は概ね整備された良い道ですが、西峰の登りは岩場があります。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は湯布院 山水館(タオル付き700円)と、別府 竹瓦温泉(100円)に入りました。 |
写真
感想
九州山旅の最終日は由布岳。
修学旅行で初めて見て以来、ずっと気になっていた山でした。
残念ながら日本百名山には選ばれていませんが、やまなみハイウェー横に聳えるあの山容は私見ですが百名山に選ばれるべきと思っています。
ついにその山に登る機会を得ました。頂上はどうなっているんだろう。
期待に胸膨らませてのスタートです。
が、旅の疲れか全くペースが一向に上がりません。
普段なら歩き始めて30分以内で消える座骨神経痛による痛みも消えず、快適な登山とは言えませんでした。
しかし、樹林帯を抜け5合目を過ぎると展望が開けてきました。ミヤマキリシマも咲き始めですが九重よりは花が開いています。
この辺りからは痛みも消え、ルンルン状態に...
時には修学旅行のバスガイドさんに教えてもらった「思い出のスカイライン 」の唄を口ずさみながら歩きました。(補足:でもあの唄は霧島の唄だったんですね。やまなみハイウェーのことを歌っているのかと思っておりました)
ちなみに、屋久島で口ずさんだ唄は「もののけ姫」、九重では「坊がツル讃歌」です (笑)
そんなことは置いといて、東峰と西峰の鞍部にあるマタエからはそれまでと打って変わって岩稜ルート。楽しませて頂きました。
頂上からの眺めは強い霞で九重連山も見ることが出来なかったのはちょっと残念ですが、麓の緑の草原や湯布院を見下ろす景色は絶景でした。
三角点のある西峰から東峰には行くのは、山と高原地図に「地震被害のため通行危険」とあったので一旦マタエに戻ることを考えていたのですが、真新しい踏み跡や、お鉢巡りの稜線を登っている人の姿もあったので、勇気を出してそちらを歩くことにしました。
最低鞍部を越え少し行った所にその地震被害とやらがありました。
踏み跡に従って稜線を左に巻くのが正解と思っていたのですが...どうもそのまき道が一番の被害箇所であったようです。崩壊箇所を避けさらに下って行ったのですが、始めはしっかりしていた踏み跡がだんだんはっきりしなくなり、最後には踏み跡もないような所を(いつものテキトーで)稜線に駆け上がりました。
稜線に出ると途中で追い越していた登山者にバッタリ出会いました。
聞けば地元の方で由布岳に良く登られているとのこと。
巻かずにピークを越えるのが正解ということでした。また地震の影響で受けた変化を教えていただきました。
ともあれ、お鉢巡りも出来て充実した山行が出来ました。
早めに登ったので途中で登ってこられる多くのハイカーに会いました。
この山もフェリーを利用すれば、船中2泊1日で登ることが出来ます。
遠くて近い山なので、また訪れてみたいと思いました。
下山後に立ち寄った温泉は2箇所、温泉が近い山は楽しみも多かったです。
一週間の長期にわたった九州遠征も由布岳で終了。
この後は大分からフェリーで帰神しました。
好天に恵まれて素晴らしい山と温泉の旅が出来ました。
ありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する