一切経山（バイク・山・温泉）

2017年05月31日(水) [日帰り]

• GPS: 04:06
• 距離: 10.8km
• 登り: 593m
• 下り: 590m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:07

7:25 スタート地点
7:58 8:00 酸ヶ平避難小屋
8:24 8:37 一切経山
8:58 8:58 酸ヶ平避難小屋
9:38 9:38 姥ヶ原分岐
10:23 10:23 東吾妻山
10:49 10:52 姥ヶ原分岐
11:32 ゴール地点

東吾妻山山麓付近よりGPSログ記録なし。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

浄土平から一切経山までは、特に危険箇所はありません。酢ガ平小屋までは、雪渓を詰めていきます。
酢ガ平から鎌沼の周辺を回るルートは、姥ヶ原分岐の先で、雪の壁が湖面にせり出して崩落しており、陸側から見るとオーバーハングが見えないため、古いトレースを進むと非常に危険な状況でした。
東吾妻山への登山ルートは、雪解け水のため、夏道が水量の多い流路となっていました。そこを過ぎてからの樹林帯には深さ1m程度の残雪があり、ルートが非常に分かりづらくなっています。トレースもわずかに見えていましたが、他人のトレースはコース取りの感覚が微妙に違うため、所々で見失うことがありました。赤テープが正確に付けてあるため、これを追っていけばルートを見失うことはありません。
姥ヶ原から浄土平へ下るルートは、蓬莱山の南麓を回り込んでいくトレースが不明瞭で、雪渓をそのまま下っていかないよう注意が必要です。

その他周辺情報

下山後は、秘湯「幕川温泉」で入浴。700円

写真

5/31 7:17

今回も、磐梯吾妻スカイラインプチツーリングを兼ねての山行＆温泉が目的です。

5/30 6:55

不動沢橋遠望
行く途中に立ち寄りました。

5/30 7:09

浄土平に到着です。ビジターセンターは建て替え中なのかな？

5/30 7:25

この時間帯は、ほとんど車が駐まっていません。今日は登山者なので、バイク用の駐車スペースではなく、登山口に近い場所に駐車しました。

5/30 7:25

登山届を提出して、いざ出発。
この時期は、春の山野草も夏の山野草もほとんどなく、寂しい景色です。

5/30 7:29

登山用のグローブが見つからず、チャリンコ用のグローブをしてきました。

5/30 7:45

酢ヶ平避難小屋まで雪渓を詰めていきます。

5/30 7:50

5/30 7:59

酢ヶ平避難小屋が見えてきました。雪渓をこのまま詰めると夏道に出ますが、ちょっと小屋に立ち寄り。

5/30 8:00

酢ヶ平避難小屋の内部。

5/30 8:06

酢ヶ平避難小屋から一切経山に向かって登り始めてしばらくすると、東吾妻山・鎌沼が見えてきます。

5/30 8:10

沢筋には雪がまだまだ残っています。

5/30 8:24

3人連れの先行者を追い越しました。

5/30 8:24

一切経山頂上の積石塚。

5/30 8:26

五色沼と家形山。視程が悪く、遠望はききません。

5/30 8:27

ノーコメント

5/30 8:36

北側から見た山頂。

5/30 8:44

吾妻小富士

5/30 8:45

同アップ。

5/30 8:56

再び、酢ヶ平避難小屋が見えてきました。

5/30 8:59

釜沼へ向かう木道。
悠々と餌をついばむほしがらすの姿を捉え、動画も完璧に撮ったはずだったのですが、撮れてませんでした(>_<)

5/30 9:04

池塘と前大巓

5/30 9:05

雪解け水のため、鎌沼の水量も非常に多く、渇水期は陸になっている場所も冠水しています。

5/30 9:09

鎌沼パノラマ

5/30 9:12

対岸に雪の壁が見えています。

5/30 9:14

姥ヶ原への分岐から先、雪の壁をへつって進みます。

5/30 9:21

対岸に見えた雪の壁。氷河の先端部分のような崩落。

5/30 9:22

古いトレースに沿って進むと大きなひび割れ。当然、大きく迂回しました。

5/30 9:25

5/30 9:25

オーバーハングした壁の上に、古いトレースが。ここが崩落するのも時間の問題。

5/30 9:32

五分咲きのミネザクラ

5/30 9:37

鎌沼を周回するルートを通ったため、東吾妻山登山口まで少し逆戻りです。

5/30 9:38

ここから東吾妻山へ向かいます。

5/30 9:39

木道が切れると、いきなり水路となった登山道が現れます。

5/30 9:43

流路となった夏道の登山道をしばらく進むと残雪が現れました。

5/30 9:45

さらに進むと全面雪に覆われてきました。
赤テープとかすかに残るトレースを頼りに登っていきます。

5/30 9:53

このあたりはルートがハッキリしていますが、次第に怪しくなってきます。
しっかりと踏み跡とマークを付け、帰りのルートを確認しながら登ってきます。

5/30 10:08

こうなってくると、どこを進んで良いのか分かりづらくなってきます。

5/30 10:15

山頂付近になって再び夏道が現れました。

5/30 10:18

あと少しで山頂です。

5/30 10:19

西大巓・西吾妻山

5/30 10:22

東吾妻山山頂。途中の雪が嘘のように、まるで雪がありません。

5/30 10:24

家形山から西大巓に向かう長い稜線。

5/30 10:25

西大巓・西吾妻山付近のアップ

5/30 10:41

下りでは、自分が付けたトレースを見つけるのに苦労することはなく、一気に駆け下りてきました。

5/30 10:47

5/30 11:01

ミネザクラアップ

5/30 11:06

姥ヶ原から浄土平への下りにある雪渓。うっかりしていると、左手に曲がっていくルートを見失って、そのまま沢筋を下っていきます。要注意！！

5/30 11:08

山○ーるとすれ違いました。

5/30 11:08

こちらのルートも、雪渓が切れたところから、登山道が流路になっていました。

5/30 11:12

噴気孔からの水蒸気もほとんど出ていません。

5/30 11:18

マイヅルソウの群生。まだつぼみですが、咲いたらきれいでしょうね。

5/30 11:28

5/30 11:28

こちら側から見ても、噴気は多くないようです。

5/30 11:30

浄土平駐車場に戻ってきました。

5/30 12:46

下山後の温泉は、秘湯幕川温泉。

5/30 12:12

先客が出たばかりで、今日は誰もいませんでした。
ここでぐでっとしてから、再びバイクを飛ばしていわきまで戻ってきました。

撮影機器：

Optio W90 ペンタックス

Xperia Z4 SoftBank SONY

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 1/25 000地形図(1) コンパス(1) 笛(1) ライター(1) ナイフ(1) 保険証(1) 飲料水(2) ティッシュ(1) ファーストエイドキット(1) タオル(2) 携帯電話(1) 雨具(1) 手袋(1) ビニール袋 クマよけ鈴(1) 時計(1) 行動食(1) ＧＰＳ(1) ツェルト(1) ザック(1)

感想

maruna

今日は予想以上に風が強く、肌寒く感じられた。残雪も多く、無雪期とは違った景観が楽しめた。
酢ヶ平から鎌沼を周回するルートは、一部で湖面にせり出した雪の壁が崩落しプチ氷河状態になっていた。絵的には最高の景観だが、陸側からはオーバーハングしていることが分かりづらく、ルートの選択を誤ると湖面に転落する恐れもあった。
東吾妻山のルートは残雪が多く、登山ルートが非常に分かりづらかった。赤いテープとわずかに見えるトレースを頼りにルートを見つけ、帰りのルートを見失わないために、木の枝を使ってルートのマークをしながら登っていった。
結果、下りではほとんどルートを見失うことはなかったが、時折他人のトレースに踏み込むこともあった。基本、自分のトレースにしたがって下るべきであろう。