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Yamareco

記録ID: 115659
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ハイキング
奥多摩・高尾

生藤山から高尾山

2011年06月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
213:57
距離
23.5km
登り
1,437m
下り
1,567m

コースタイム

8:25鎌沢入口-8:55鎌沢休憩所9:05-9:40佐野川峠-9:55甘草水10:25-10:45三国山-10:55生藤山-11:10茅丸-12:25醍醐丸12:35-13:10和田峠-13:30陣馬山14:00-14:40明王峠-15:45景信山15:50-16:15小仏峠-16:40城山-17:30もみじ台17:35-18:40高尾山口
天候 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR中央線藤野駅から和田行バス鎌沢入口バス停下車
コース状況/
危険箇所等
・生藤山〜醍醐峠間はやせ尾根の急坂あり転落注意
・景信山〜小仏峠間は登山道が赤土なので非常に滑りやすい 

感想

■登山口まで
 久しぶりに早起きした日曜日。最初は小仏から景信〜陣馬と歩くつもりで、中央線で高尾駅へ向かったが、高尾でちょうど目の前に河口湖行の普通列車が停車していたので、景信〜陣馬はつい最近行ったばかりだし、どこか適当に他の山にしようという考えに変わり、その河口湖行に飛び乗った。
車内でどこの山にしようかな?とはあまり悩まずに、藤野で降りて生藤山へ行くことを即決。藤野駅から生藤山登山口方面へ行く和田行バスの時刻を携帯で調べれば、藤野到着の約20分後に発車とある。藤野駅に着くと駅前に和田行のバスが2台止まっていて、1台は「増発」と書いてある。
数年前に利用したときは1台のバスに詰め込まれたものだが、時代は変わったものだ。
 バスの利用者はほとんどが陣馬山へ向かう人たちで、生藤山登山口の「鎌沢入口」バス停で下車したのは、私と他にもう一人の2人だけであった。

■鎌沢入口〜生藤山
バスを降りると舗装の急坂が待っている。普通に正面を向いていても急斜面のため地面しか見えず、小股で刻みながらゆっくり登るが汗が噴き出してくる。足元には蟻さんがいっぱいだ。なるべく踏まないように気を付けながら歩く。頭の中では「おつかいありさん」の歌がぐるぐる回っている。時折振り返れば山並みが素晴らしい。
 30分も歩けば鎌沢の休憩所に到着。一息を入れてから出発すれば、じきに山道へ突入。階段のない山道が嬉しい。が、刺す虫が多いのには辟易。
途中の尾根道は桜の名所となっているが、今は桜の季節ではないので何てことはない。一度桜の季節に訪れたいと思うのだがなかなか実現できずにいる。
 10時前に甘草水に到着。最近日曜日に欠かさず聞いているラジオを聴くために、エネルギー補給を兼ねて休止。
11時前に三国山に到着。少し行けば生藤山だ。
ここから浅間峠〜上川乗へ下ろうとも思ったが、まだ時間もあることだし、たっぷり歩きたい気持ちもあったので、陣馬山から高尾山へ縦走することに決めた。

■生藤山〜陣馬山
 展望のない生藤山では休まずに通過し、稜線を進む。そういえば、この道が日本山岳耐久レースのコースなんだなぁ。今熊、市道、醍醐を超えてこの道へ達し、さらに三頭山を超えていくなんて、自分にはとても出来そうもないな。
 標高1000mあたりの稜線は、今の時期ヤマツツジが盛り。他にも名前は分からないが白い花もあちこち咲いている。どこからともなく甘い花の匂いも漂っているが、その匂いの元は何だったのかは残念ながら分からずじまい。カメラも不携帯だったので花の写真も撮れずこちらも残念。
 特に特徴も展望もない醍醐丸は、一応八王子市最高峰なので巻かずに登り、ここで休憩。朝は晴れていたが、この時間には雲が多くなってきており、数時間の後には雨の降りそうな気配。ま、雨が降り始めたら、どこか適当なところで下ろう。
和田峠はノンストップで通過し、陣馬山への登り返し。
陣馬山では、高尾山から縦走してきた人たちの、目的地へ到着した達成感、安堵感が山頂一帯に漂っていたが、私はこれから高尾山へ行くんだよね。


■陣馬山〜高尾山
 ここまでの行程でだいぶ疲れたので、疲れを和らげようと持って来ていた米を発酵させた飲み物を、陣馬山の休憩の時に少し嘗めたら、いい気分になってしまい、行先は高尾山方面なのに危うく奈良子尾根へ降りていきそうになってしまった。
あぶないあぶない。
陣馬山を出発したのは午後2時。明王峠を過ぎたころになると、途端にすれ違う人が少なくなり、底沢峠から先、景信までの間ですれ違ったのは人間1人と数匹のサルの集団だけだった。
景信へ到着したのは午後4時前。人っ子一人おらず、もちろん茶店の営業は終了している。すでに空は曇っているし、ラジオの天気予報ではこれから雨になるとしきりに言っているので人が居ないのは当然か。
景信から小仏峠に降りる道は、赤土が多くの人の踏みつけにより固くなっていて、さらに若干濡れているとあって、その滑ること滑ること。
小仏峠から城山へ上がる道も同じような感じだが、下りに比べれば全然楽勝。
城山では登山者はおらず、ちょうど茶店の閉店準備中だった。
 高尾山まで辿りついた時には、すでに午後5時半を回っている。ケーブルカーは終わっているし、日影からのバスもだいぶ待つようなので、最もなだらかな稲荷山コースで下山することに決めた。
途中、部活帰りの勢いで登ってきたような、高校生くらいの5〜6人の集団に遭遇。あと1時間もすると真っ暗になるよー、とは言わずに適当に挨拶してすれ違う。
 午後6時40分に無事高尾山口に到着。ちょっと疲れすぎた。
小仏峠から下れば良かったといまさら後悔する。
おしまい。

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